クアラルンプール旅行で行きたい10の観光スポット
Kuala Lumpur Central Market, by j.o.h.n. walker, CC BY

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2020年4月13日

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クアラルンプール旅行で行きたい10の観光スポット

多様な文化が混在し、賑やかな雰囲気が楽しめる東南アジアの代表都市のひとつ、クアラルンプール。ここに行ったら、必ず訪れてみたいスポット10箇所を、一気にご紹介します!



1. ペトロナス・ツイン・タワー(KLCC)

高さ452mの88階建て、マレーシアの国立石油会社ペトロナスによって建築されたペトロナス・ツイン・タワーは、世界で最も高いツインタワーとして有名です。さすがイスラム国マレーシアといったところでしょうか、このタワー自体もイスラム様式であり、マレーシアのモスクに似せて作られた特徴的な尖塔を有しています。日本の建設会社ハザマがタワー1を、韓国のサムスン物産建設部門がタワー2をそれぞれ建設したのは有名で、41階と42階には二つのタワーを結ぶ連絡橋(スカイブリッジ)が掛けられています。86階の展望台へ行くにはツアーへの参加が必要で、予約はオンラインで可能です。

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Standing tall, by Wajahat Mahmood, CC BY-SA

下から眺める夜のツインタワーも壮観で、タワーの下の噴水も相俟って非常に美しいです。タワーの下層階には大型ショッピングモールのKLCCがあり、各種ブランド店をはじめ伊勢丹や紀伊国屋書店までも入居しています。

panorama petronas towers Kuala lumpur KL, by Lexe-I, CC BY

2. KLタワー

KLタワーはペトロナス・ツイン・タワーと並んでクアラルンプールで最も目立つ建物です。高さ421メートルは通信塔としては東南アジアで最も高く、またタワー自体も高さ約100メートルの丘の上に建っているので、結果的に452メートルのペトロナス・ツイン・タワーよりもてっぺんは高い位置にあります。下層部には軽食を提供するお店やお土産屋が立ち並んでいます。

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City Landscape, Kuala Lumpur – Malaysia, by Khalzuri, CC BY-SA

展望台などがある上層部はドーム型のアーチ状になっており、クアラルンプールの街並みを一望できます。回転レストランもあり、絶景とセットで特にディナーは人気です(特に休日は予約を忘れずに!)。

Menara Condong. Kuala Lumpur, Malaysia., by phalinn, CC BY

3. ムルデカ・スクエア(独立広場)

ムルデカ広場、別名独立広場はマレーシア人ならば知らぬ人はいないであろう広場です。クアラルンプール市内の中心部に位置し、観光の起点にもなります。この広場は1957年8月31日にマレーシアがイギリスからの独立を宣言した歴史的な場所であり、100メートルある掲揚塔は世界で最も高いとも言われています。

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Merdeka Square, by taylorandayumi, CC BY

毎年独立記念日前後の記念式典もここで開催されています。周囲にはクアラルンプール・シティ・ギャラリーやスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)など博物館や歴史的に重要な建物が多くあります。ムルデカ広場周辺は夜間のライトアップもとても美しく、一度は見てみるべきです。

Merdeka Square, by decade_null, CC BY

4. マスジット・ジャメ

モノレールのマスジット・ジャメ駅から徒歩1分と便利な位置にあるクアラルンプール最古のモスクであるマスジット・ジャメは、1909年にイギリスの建築家によって建設されたものです。白大理石の床やレンガの壁など、クアラルンプールに数多くあるモスクの中でも最も美しいと言う人も多いです。

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University Students, Yazd, Iran, by juliamaudlin, CC BY

肌の過度の露出は厳禁で、女性は入り口でスカーフやストールを貸して貰えます。服装的に問題はなくても、被ってみたいのであれば言えば貸し出してもくれます。お祈りの時間帯は入場できないのでご注意下さい。

Masjid Jamek Mosque, by Sham Hardy, CC BY-SA

5. クアラルンプール・シティ・ギャラリー

クアラルンプールの歴史を知りたいなら是非クアラルンプール・シティ・ギャラリーへ!ロケーションはクアラルンプール観光の起点となるムルデカ広場(独立広場)の隣りで、とても行きやすい場所にあります。
2011年にオープンしたシティ・ギャラリーは、数々の写真やキャプション、オブジェを利用してクアラルンプールの歴史を分かり易く解説するとともに、マレーシアの伝統的な織物などの展示もしています。特にクアラルンプールの20年後を予想したパノラマは巨大で、スクリーンのビデオ放送と相俟って一見の価値ありです。

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2014, November 5. KL City Gallery, by Ben Garrett, CC BY

出口近くにあるショップでは各種お土産を購入できるほか、軽食やドリンクも販売しています。入場チケット購入時についてきたクーポンがここで使えるのでお忘れなく。また入り口付近の外には「I LOVE KL」の大きなオブジェがあり、人気の写真撮影スポットとなっています。歴史好きではなくても、街歩きの一休みに訪れてみてはどうですか?

DSC_3323, by mauwf, CC BY-ND

6. KLCC水族館

KLCC水族館はペトロナス・ツイン・タワーに隣接するコンベンションセンターの地下にある巨大な水族館で、約150種、5000匹の海の生き物を展示しています。

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A Visit to Aquaria KLCC, by chee.hong, CC BY

最大の見どころは長さ約90メートルの手中トンネルで、トンネル内部から海洋生物を目近で観察することができます(動く通路があるので、自分が歩く必要はありません)。ロケーションはペトロナス・ツイン・タワーの地下から専用の通路を通って徒歩8分程の場所です。

KL convention centre, by Conny Sandland, CC BY

7. 国立博物館

クアラルンプールのみならずマレーシアで一番有名な博物館といえばこの国立博物館でしょう。1963年に建造され、建物自体もマレーシアの伝統を取り入れた宮殿様式のものです。

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Muzium Negara, by Marufish, CC BY-SA

内部ではマレーシアの風俗、文化、歴史、政治など幅広い分野の展示があり、見応えがあります。街歩きの一休みにどうでしょうか?

Muzium Negara, by Marufish, CC BY-SA

8. スリ・マハ・マリアマン寺院

スリ・マハ・マリアマン寺院はクアラルンプール最大規模のヒンドゥー寺院です。ロケーションは何故かチャイナタウンのとても近くです。寺院に行ってみると、すぐに膨大な数の神様がひしめきあっているゴブラム(門)に圧倒されるでしょう。

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Sri Mahamariamman temple, by Jorge Lascar, CC BY

寺院内に入る時は靴を入り口で預けます。寺院内はお香の香りが充満し、厳かな雰囲気になっています。壁や天井にも様々な絵や模様が描かれており、歩き回るだけでも楽しいでしょう。

The 23m high gopuram of The Sri Mahamariamman temple, by Jorge Lascar, CC BY

9. チャイナタウン

屋根のあるペタン通りを中心に、食べ物、飲み物、雑貨、洋服、偽物ブランド品などなど多種多様なお店が軒を連ねるチャイナタウン、安宿もここに集中しているので、貧乏旅行するのであればお世話になる地域でしょう。チャイナタウンとは言うものの中東系やインド系の人も大量に働いており、比較的中国色の薄いチャイナタウンと言えるでしょう。

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Chinatown, Kuala Lumpur, by Akuppa, CC BY

なんせお店の数が多いので、ショッピング好きにはたまらない場所でしょう。チャイナタウンを周遊する際はスリには十分気をつけて、あと物を買う場合は値下げ交渉を必ずするといいでしょう。もちろん、基本的に英語が通じます。

Kuala Lumpur Chinatown, by Conny Sandland, CC BY

10. レイク・ガーデン

レイク・ガーデンはクアラルンプール市の西側に位置する総面積約91.6ヘクタールの広大な公園で、名前の通り湖や遊具、東南アジア最大級のバード・パーク、バタフライ・パーク、オーキッド・ガーデンなど様々な施設があり、市民の憩いの場なっています。

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Lake Gardens scenery, by zhaffsky, CC BY-SA

レイク・ガーデンから徒歩圏内にマレーシアの国会議事堂もあるので、ついでに見に行くのもいいでしょう。守衛さんに頼めば少し中まで入れてくれます。またレイク・ガーデンの出口付近には国立博物館もあるので、それとセットで観光するのもお勧めです。

Lake Gardens Pavillon KL, by Conny Sandland, CC BY
筆者:まっぷるトラベルガイド編集部

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