12月の韓国の気温を徹底解説【2023年版】韓国旅行の前に各都市の気温を知ろう!
12月の韓国の気温は何℃くらいになるのでしょう? 韓国旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけばよいのかなど、気温をもとに計画す...
更新日:2024年2月9日
韓国のお酒といえばマッコリ?いえいえ、それ以外にも韓国で人気のお酒はいろいろあります。
今回は、韓国伝統のマッコリ、韓国映画やドラマの食事シーンでよく見るソジュ(焼酎)、韓国での消費量ナンバーワンのメクチュ(ビール)などなど、人気のお酒たちをご紹介。
日本でも買うことのできる銘柄や、韓国でお酒を飲む際のマナーも解説していきます!
まずは、以下の4種類のお酒をピックアップ。
①マッコリ
②ソジュ
③メクチュ
④健康酒
いずれも韓国ではよく飲まれているスタンダードなお酒。今回は定番から最新トレンドまで、それぞれのお酒の中からおすすめ商品をご紹介していきます!
気になる一本を見つけてくださいね。
韓国のお酒と言ったら、まず思い浮かぶのは「マッコリ」!という人も多いのではないでしょうか。
マッコリとは、日本でいう「どぶろく(にごり酒)」。原料はお米がメインですが、その他芋類やトウモロコシなどの穀物を使うことも。それら原料を発酵させて造るため、爽やかな酸味があり、乳酸飲料のようなほんのりと甘い風味が特徴です。
アルコール度数は大体6度ほどで、日本のビールよりも少し高いくらい。スイスイいけてしまうので、飲み過ぎ注意です!
韓国のキョンギドウ農業技術委員会が研究を重ねて開発した、マッコリ専用のお米から造られたお酒。トロリとしているのに飲みやすく、これぞ定番のマッコリ!と言った味わいです。
カクヤスオリジナル 極純マッコリ(1リットル) | |
アルコール度数 | 6% |
日本での参考価格 | 520円前後 |
韓国の有名酒造メーカーであるJINROのマッコリです。甘みと酸味が控えめなため、甘いお酒が苦手な人でも美味しく飲みやすい味わい。マンゴーやピーチなど、プレーン以外のフレーバーもおすすめです。
マッコリ(1リットル) | |
アルコール度数 | 6% |
日本での参考価格 | 650円前後 |
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サントリーが、日本人の好みに合うように造ったソウルマッコリ。微炭酸であるため、生マッコリ*のようなシュワシュワ感とスッキリした味わいが特徴です。焼肉のような味が濃い韓国料理のお供にピッタリ!マッコリ初心者にもおすすめですよ。
*生マッコリとは加熱処理をしていないマッコリのこと。賞味期限の短さからか、日本ではあまり流通していません。
ソウルマッコリ(750ml) | |
アルコール度数 | 6% |
日本での参考価格 | 500円前後 |
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乳酸発酵を重ねることで、1本あたり1,000億個もの乳酸菌が入っているBSJの麹酵堂1000億プリバイオマッコリ。人工甘味料無添加の優しい甘さに加え、微炭酸で飲みやすいのもうれしい。美容や健康に対する意識が高い韓国の若者に人気のお酒です。
麹酵堂1000億プリバイオマッコリ(350ml) | |
アルコール度数 | 5% |
日本での参考価格 | 400円前後 |
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ウリスルが販売する栗マッコリは、口に入れた瞬間に栗の香りと味が広がる栗好きにはたまらないお酒です。甘すぎず、ちょうどいいバランスの味わいと微炭酸の飲みやすさが特徴で、マッコリが苦手な人もハマる美味しさ!暑い夏に飲みたくなります。
ウリスル しゅわっと栗マッコリ(750ml) | |
アルコール度数 | 6% |
日本での参考価格 | 1,200円前後 |
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米マッコリの旨味とアーモンドの甘さが調和したデザート的なお酒。独特の甘みが特徴的なハニーバターアーモンドとマッコリの組み合わせが絶妙で、女性好みの上品な味わいをカクテル感覚で楽しめます。冷やしてからよく振って飲むと、さらに美味しさアップ!
ハニーバターアーモンドマッコリ(750ml) | |
アルコール度数 | 5% |
日本での参考価格 | 850円前後 |
韓国のお酒「ソジュ」とは、日本で言う「焼酎」のこと。雑味のないスッキリとしたクリアな味わいが特徴です。
アルコール度数は15〜20度と日本の焼酎に比べて低いため、ストレートのままショットグラスで飲むのが主流。そのため、ソジュ自体に味や香りがついているフレーバータイプも豊富に揃います。
韓国でも日本でも定番のソジュといったらチャミスル。ドラマや映画で見かけることも多いお酒ですよね。
竹炭で濾過し、二日酔いの原因となるアルデヒドなどの物質を取り除いたチャミスルはスッキリとした味わいが特徴。味の種類も豊富で、マスカット、すもも、ピーチ、グレープフルーツ、ストロベリーのフレーバーがあります。
チャミスル オリジナル(360ml) | |
アルコール度数 | 20.1% |
日本での参考価格 | 350円前後 |
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アルコール度数が12〜17度と低め、かつチャミスルのように様々なフレーバータイプもあるため、焼酎が苦手な人でも飲みやすいのがジョウンデー。
韓国の若者の間では、炭酸やジュース、お茶などで割る飲み方が人気だとか。ビールと混ぜて、即席カクテルのソメク(爆弾酒)にするのも美味しくておすすめ!
ムハク ジョウンデー(360ml) | |
アルコール度数 | 12~17% |
日本での参考価格 | 360円前後 |
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韓国語で「初めてのように」という意味を持つチョウムチョロム。天然のミネラルアルカリ水で造られているお酒です。アルコールの分解を助けるアラニンやアスパラギンなどの成分が加えられているため、二日酔いになりにくいソジュといったらこれ!
チョウムチョロム(360ml) | |
アルコール度数 | 16% |
日本での参考価格 | 350円前後 |
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ジンロは、日本でいう「大五郎」的なポジションのお酒。アルコール度数は20度と25度があり、どんなものと割っても味を邪魔しない「ベースのお酒」として最優秀選手なソジュです。
クセのないクリアな味わいで、チャミスルやジョウンデーのようにショットグラスでスイスイ飲むお酒とは度数も味わいも異なります。「割って飲むソジュ」と覚えておくと良いでしょう!
眞露 JINRO(360ml) | |
アルコール度数 | 16.9% |
日本での参考価格 | 350円前後 |
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スナリは韓国語で「まろやか」という意味。天然フルーツの香りを使用したフレーバーソジュで、スナリという名前の通り、飲みやすさが人気のお酒です。
口中に風味が広がるゆず味、甘めで飲みやすい桃味、ビタミンCを豊富に含むカラマンシー味など種類豊富。フレッシュな香りが女性に人気の桃味は、焼酎が苦手な方にもおすすめです。
スナリ(360ml) | |
アルコール度数 | 12% |
日本での参考価格 | 400円前後 |
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すっきりとした味わいの韓国の清酒に、白ワインと炭酸をブレンドしたスターライトチョンハは、2022年に韓国で大ヒットしたお酒。アルコール度数が7%と低めで、気軽に楽しめるスパークリングワインです。
香りは少し強めですが、のどごしがさらっとしていて飲みやすいのが特徴。ワインボトルを思わせる華やかな見た目も魅力です!
スターライトチョンハ(295ml) | |
アルコール度数 | 7% |
日本での参考価格 | 420円前後 |
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ダムソ(DAMSO)はフルーツソジュのパイオニアが造った韓国産のお酒です。アルコール度数はソジュの中では控えめの12度。フルーティーな味わいと優しい口当たりの飲みやすさが人気です。
オレンジやアップル、ジンジャーなど様々なフレーバーが楽しめるのも特徴。お好みのダムソを探してみましょう。
ダムソ(360ml) | |
アルコール度数 | 12% |
日本での参考価格 | 360円前後 |
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デソン酒造が販売する、韓国プサン(釜山)のご当地焼酎デソン。甘すぎずスッキリと飲みやすいのが特徴です。アルコール度数は16.9%とやや低め。
辛くないメニューが多いプサンの郷土料理に合わせたテイストになっているそうです。
デソン(360ml) | |
アルコール度数 | 16.9% |
日本での参考価格 | 420円前後 |
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ハンラサンは天然のろ過水で作られたソフトな焼酎で、濃厚で辛味の強い韓国料理との相性は抜群!少し冷やして少しずつ飲むと、さっぱりとした中に甘さを感じ美味しくいただけます。
あっさりいきたい日は水やソーダで割って、お好みでレモンを加えて楽しみましょう。
ハンラサン21(360ml) | |
アルコール度数 | 21% |
日本での参考価格 | 550円前後 |
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韓国のビール「メクチュ」は、日本と比べてスッキリと軽い飲み口なのが特徴。アルコール度数は4.5〜5%で、日本とほぼ同じくらいか少し低めです。
韓国のソウルフードであるチキンと一緒にメクチュを飲む行為に「チメク」と呼び名がつくほど大人気の組み合わせ。実はマッコリやソジュを抑えて韓国で消費量ナンバー1のお酒というのも納得ですね!
韓国の2大ビールメーカーの1つであるOBビール。中でもCASS(カス)は韓国のビール市場においてシェア40%という最もメジャーなビールです。
爽やかな喉越しと、100%非加熱によるフレッシュな味わいで、辛い韓国料理と相性抜群のお酒!
CASS フレッシュ(355ml) | |
アルコール度数 | 4.5% |
日本での参考価格 | 450円前後 |
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韓国2大ビールメーカーのもう1つであるHITEJINRO(ハイトジンロ)から出ているTERRA(テラ)は、2019年の登場ながら大ヒットを記録。OBビールからシェアナンバー1奪還を狙う、メクチュの新たな定番となっています。
オーストラリアの100%清浄麦芽と発酵過程で出来た「リアル炭酸」のピリッとした刺激と、スッキリとした後味が特徴。飽きのこない飲み口で、どんな料理とも合うお酒です。
TERRA(350ml) | |
アルコール度数 | 4.6% |
日本での参考価格 | 280円前後 |
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ゴムピョは爽やかさとフルーティな口当たりが特徴の小麦粉ビール。本場韓国では、コンビニエンスストア限定でありながらわずか3日で10万本が完売した大人気商品です。
小麦が使われているため、泡立ちがバツグン!ビールが苦手な人でも飲みやすく、ヤンニョムチキンと合わせれば、チキンの甘辛さとゴムピョの爽やかさがやみつきになります。
GOMPYO(500ml) | |
アルコール度数 | 4.5% |
日本での参考価格 | 500円前後 |
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健康志向の高い韓国では体に良いと言われる「健康酒」も人気。健康酒はマッコリやソジュと同じく韓国の伝統かつ古くから親しまれているお酒です。
「ボクブンジャ(覆盆子)」のコンセプトは“体に優しいお酒”、“料理に合うお酒” という2つのニーズを満足させるもの。鉄やカルシウム、カリウムなどのミネラルやビタミンをたっぷり含んだ健康酒です。
天然の木いちご(ブラックラズベリー)を発酵させた、甘酸っぱい味と香りが特徴。そのままでも飲みやすいお酒ですが、あまりアルコールに強くない方はソーダで割って飲みましょう。
ボクブンジャ(375ml) | |
アルコール度数 | 15% |
日本での参考価格 | 1,000円前後 |
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選りすぐりのお酒19本をご紹介した後は、韓国のお酒事情について。
韓国には日本と違う独特のお酒文化やルールがあります。以下の情報を押さえておけば、韓国のお酒を更に楽しめるはず!
日本では日本酒を始め、ビールやワインやウイスキー、スピリッツを使ったカクテル、チューハイなど様々なお酒が飲まれていますが、韓国ではソジュ(焼酎)やマッコリなどの伝統酒が定番。それにプラスして、近年ではメクチュ(ビール)も定番酒の一つとして人気を集めています。
韓国では「目上の人の前でお酒は飲まない」という文化があります。これは「ゴクゴクとお酒を飲んでいる姿を上司や年上の人にお見せしない」と、年長者に敬意を払う考え方。目上の人と飲む際は、相手から体を横に傾けて、口元のグラスを片手で隠すようにして飲むのがマナーです。
韓国の飲み会では、手酌をしないのが基本ルール。一人飲みでない限り、お互いに注ぎ合って飲みます。その際も、
・お酒を注ぐ時の手は「右手」
・相手のグラスが空になるまでは注がない(残っているグラスに注ぎ足すのは、仏様に対して行うことなので)
というルールがあるので気をつけましょう。
韓国では、メクチュ(ビール)にソジュ(焼酎)を混ぜて飲む即席カクテルのソメク(爆弾酒)という飲み方が大人気!名前の由来は、メクチュにソジュをドボン!とするのが爆弾のようだとか、一気に酔うからだとか諸説あり。
一見恐ろしい飲み方ですが、韓国は焼酎もビールも日本より度数が低めなので、意外と飲みやすいカクテルができあがります。ただし、酔うスピードはそれぞれ単体で飲むよりも早いので注意が必要。ソメクのやり方を動画で検索してみると面白いですよ!
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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