ベトナムってどんな国？多種多様な文化が混ざり合う魅力的な国

ベトナムはどこにある？

ベトナムは、東南アジアのインドシナ半島東部に位置する共和制国家です。インドシナ半島の東海岸をしめる国土は、南北に長くS字のような形。北は中国、西はラオス、南西はカンボジアと国境を接しています。

東と南は南シナ海に面し、フィリピン、ボルネオ島（マレーシア連邦やブルネイ、インドネシア）そしてマレー半島（マレーシア連邦およびタイ王国南部）と相対しています。

ベトナムの基本情報

ここではベトナムの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■ベトナムの基本情報
国名	ベトナム社会主義共和国
面積	約32万9,241㎢
人口	約9,946万人
首都	ハノイ
国旗	画像：123RF
言語	ベトナム語
主要産業	農林水産業、鉱工業、建築業、サービス業
通貨	ドン（1ドン＝約0.0060円／2024年3月現在）
時差	日本よりマイナス2時間

参考：外務省HP「ベトナム社会主義共和国基礎データ」

ベトナムの人気観光スポット

ここからはベトナムの人気観光スポットを見ていきましょう！

ベトナムの人気観光スポット：ハノイ

ベトナムの首都として栄えてきたハノイは、ベトナムの歴史や文化、人々の生活に触れられる場所。とくに「ハノイ旧市街36通り」は、活気あふれる市場やベトナムを象徴するバイク渋滞を目の当たりにするなど、海外旅行気分を思う存分満喫できるスポットです。観光地としても発展しているので、ショッピングやグルメも楽しめますよ。

そのほか、北部にある世界遺産「ハロン湾」では鍾乳洞をめぐるクルーズなどが人気。大自然と都会のにぎやかさ、その両方を味わえるのもベトナムの良さです！

ベトナムの食事情

ベトナムは南北で気候や文化が違うため、同じ国内でも場所によって食事情が異なるのが特徴です。

北部は塩味、中部は辛味、南部は甘味が強いといわれる料理からも、ベトナムがどんな国なのかを探っていきましょう！

ベトナムの代表料理①：ブンチャー（ブンチャーハノイ）

有名な「フォー」のほかに、ベトナムには「ブン」という米粉でできた細麺があります。この米粉麺ブンを使ったブンチャーはベトナム北部ハノイ名物のつけ麺です。

具材は豚肉や肉団子、香草で、ニンニク・レモン汁・砂糖などで作られた酸味のあるつけ汁でいただきます。アメリカのオバマ元大統領が食べた料理としても脚光を浴びました。

ベトナムの代表料理②：コムガー

ゆでた鶏肉と、そのゆで汁とターメリックで炊いたお米を一緒にいただく、ベトナム版チキンライスのコムガー。ベトナム中部に位置するダナンの名物料理です。

お店によって豊富なバリエーションがあり、人気店で提供されるコムガークアイ（ローストチキンのコムガー）は1日に200羽も売れるほど！ コムガー自体の味付けがシンプルなので、チリソースやニョクマム（魚醤）など、好みの調味料を使って好きなように食べるのが基本的なスタイルです。

ベトナムの雰囲気を味わってみよう！

今回はベトナムがどんな国なのかをご紹介しました。

ベトナムの二大都市であるハノイ（北部）とホーチミン（南部）では、気候や文化だけではなく言葉の発音も異なります。現地では「同じベトナム人同士でも会話が通じないことがある」という興味深い話もあるそうですよ。

そんなベトナム人が共通して好きなものがベトナムコーヒー。ベトナムコーヒーを飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

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