初めてでも困らない！韓国でタクシーに乗る際に覚えておきたい12のポイント

韓国でタクシーに乗る際に覚えておきたいポイント８．タクシーを呼びたいときに便利なシステム

指定の場所に配車をお願いしたり、流しのタクシーがなかなかつかまらない時は、以下の方法を試してみるのがおすすめ！

ソウル市ブランドコールタクシー

ソウル市ブランドコールタクシーは、ソウル市が管理する配車タクシーサービス。指定のコールセンターに電話をすると、現在地から最も近くにいる空車に要請が行き、5分〜15分ほどで駆けつけてくれます。ただし、オペレーターは韓国語対応のみなので韓国語でトライする必要が。近くのホテルやお店のスタッフなどにお願いするのが確実なのでおすすめです。

【覚えておくと便利なフレーズ】
「택시를 불러 주세요（テクシルルプルロジュセヨ）」（タクシーを呼んでください）

【ソウル市ブランドコールタクシー一覧】
・ナビコール（SKエネルギー）
電話番号：1599-8255
※模範タクシーの指定は不可。
※午前0時〜4時はコール料金が2,000ウォンかかります。・Kタクシー（KT）
電話番号：1577-9977
※模範タクシーの指定は待機車両があれば可。

・Nコール（東部エキスプレス）
電話番号：1688-2255
※模範タクシーの指定は待機車両があれば可。

「カカオタクシー」アプリ

カカオタクシーは、韓国のタクシー会社の9割がサービスに加盟しているタクシーの配車アプリ。韓国語で電話をせずともアプリから簡単にタクシーを呼ぶことができるので、外国人旅行者にはとても便利です。

ただし、どちらを使っても深夜早朝の時間帯はタクシーがつかまりづらいので注意が必要です。

韓国でタクシーに乗る際に覚えておきたいポイント９．深夜や早朝の時間帯はタクシーがつかまりにくい

ソウルでは、金曜土曜の深夜早朝の時間帯はなかなかタクシーをつかまえることができません。やっとつかまえた！と思っても、遠距離客を優先するため、近距離の場合は断られてしまう場合もあります。

夜遅い時間帯にタクシーに乗りたい場合は飲食店のスタッフなどに、早朝の場合はホテルのフロントにタクシーの配車をお願いすると確実です。

【覚えておくと便利なフレーズ】
「택시를 불러 주세요（テクシルルプルロジュセヨ）」（タクシーを呼んでください）

また、深夜早朝の時間帯は日本のタクシーと同じく料金が割増となります。一般タクシーでは午後10時〜11時と午前2時〜4時は20％増し、午後11時〜午前2時の間は40％増しとなるので把握しておくと良いでしょう。

今まで深夜早朝の割増料金システムがなかった模範タクシーも、2022年から割増料金を導入しており、午後10時〜午前4時は20％増しとなります。

韓国でタクシーに乗る際に覚えておきたいポイント10．違法タクシーに要注意

韓国では、値段交渉によって料金が決まるタクシーは違法です。が、人気の観光地やコンサート後の会場前などタクシーがつかまりづらい場所に、このような違法タクシーがいることがよくあります。

特徴は、黒くて大きなバンであること。車体に「VAN」「CALL VAN」「日本語可能」などと書いてあるバンには近づかないようにしましょう。

韓国でタクシーに乗る際に覚えておきたいポイント11．タクシーに忘れ物をしたら

タクシーに忘れ物をしてしまった場合は、ソウル市が運営する「タサンコールセンター」、または「観光案内電話1330」に電話をしましょう。どちらも日本語での相談が
可能です。どのタクシーを利用したのか明確に説明できるように、降車時にはやはりレシートを必ずもらっておくと良いでしょう。

・タサンコールセンター
電話番号：120（ソウル市外からは02-120）・観光案内電話1330
電話番号：1330

※タサンコールセンターの外国語専用窓口の利用時間は、平日の9:00〜18:00。土日祝日はお休みとなります。韓国語窓口は24時間受け付けているので、ホテルのスタッフなどにお願いすると良いでしょう。

韓国でタクシーに乗る際に覚えておきたいポイント12．トラブルに遭ってしまったら

タクシーで法外な料金を請求されたり、何か争いごとが起こってしまった場合は、なるべく人通りの多い場所に移動するようにしましょう。身の危険を感じるような逼迫した状況ならば、迷わず警察（電話番号：112）に電話を。降車後にトラブルを報告したい場合は、韓国観光公社観光苦情申告センター（上記の観光案内電話と同じ電話番号：1330）に電話をしましょう。