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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年3月8日

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タイってどんな国?観光ベストシーズンや移動手段・注意点などをご紹介

タイってどんな国?そんな素朴な疑問にお答えしていきます!

日本で大人気の旅行先「タイ」の基本情報や旅行前にチェックしておきたい注意点やマナーについてもご紹介します。日本と異なる文化のタイを満喫するためには事前の確認が欠かせません。

タイ旅行を安心して楽しむためにも、最後まで目を通してくださいね!

タイの基本情報

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● 時差
日本時間-2時間=タイ時間

● 言語
タイ語
タイ語が分からない場合、英語が通じるケースも多いため英語で話してみよう。

● 観光ベストシーズン
バンコク:12月~4月
チェンマイ、プーケット:12月~3月
サムイ:2月~5月
※上記は乾季の目安。雨季でも1日中降り続けるようなことは少ない。

タイ観光で絶対に必要なもの

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タイ観光に限らずですが絶対に必要なものは、ビザ・パスポート・保険です。

✔ ビザ(査証)
空路入国で30日以内の観光目的の場合、日本国籍であればビザは不要。ただし、往復の航空券又は他国へ出国する航空券の所持が条件。

✔ パスポート(旅券)
タイへ入国する際は、国際規定によりパスポートの残存期間が6か月以上残っていることが条件になっています。

✔ 保険
必須ではありませんが旅先でのトラブルや病気、ケガをしたときに備えて加入しておくのがおすすめです。クレジットカードに付帯していることもあるが、補償内容の確認をしておくようにしましょう。

日本からタイまでの所要時間

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直行便でバンコクまで約5時間30分~7時間、チェンマイまでは約6時間かかります。ANA、日本航空(JAL)、タイ国際航空、タイ・エアアジアX、タイ・ベトジェットエア、Peachがタイへの直行便を運航しています。(※2023年7月現在)

日本の各地の空港からバンコクまでの所要時間は以下をご確認ください。

●新千歳空港:札幌から直行便で約7時間
●成田・東京 国際空港:東京から直行便で約6~7時間
●関西国際空港:大阪から直行便で約6時間
●福岡国際空港:福岡から直行便で約5時間半

※行き帰りで飛行時間は多少異なります

タイの通貨

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通貨はバーツサタンがありますが、サタンは補助通貨のため切り捨てもしくは切り上げられることが多いです。

使われている紙幣は20B、50B、100B、500B、1000Bの5種類、硬貨は25S、50S、1B、2B、5B、10Bの6種類。紙幣はデザインが似ているので間違えないように注意しましょう。

※2018年4月より新国王の肖像画が入った紙幣、硬貨が発行されています

タイでの両替方法

円からバーツへの両替は日本国内でも可能だがレートが良くないため、現地で両替するようにしましょう。

現地でも空港のレートはあまり良くないため、空港では交通費などの最低限の両替に止め、高額な両替は、観光地や街中の両替所での行うのがおすすめです。

タイのクレジット情報

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大金を持ち歩く必要もなく、ホテルやレンタカーを借りる際に身分証としても役立つクレジットカード。バンコクでは多くのホテルやレストランなどで使用することができますが、市場や個人商店、郊外の街では使えないことも多いので注意しましょう。

また両替所がなくてもクレジットカードがあればATMでバーツの現金を引き出すことができます。

困ったときは!
✔ JCBプラザ
クレジットカードのトラブルが起きた時に役立つJCBプラザ。サポートも日本語で受けられ、観光案内やレストラン予約もしてくれます。

✔ たびらば
JCBのスタッフが現地の最新情報をリアルタイムに配信してくれる海外旅行情報サイト。旅の計画が立てられるマイガイド機能も便利です。

タイでのチップについて

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チップを渡す習慣はあり、レストランやホテルのベルボーイ、ハウスキーピング、現地のツアーガイド、タクシーの運転手などに渡すと喜ばれます。

それぞれのサービスを受けた際のチップの目安は以下をご確認ください。

●レストラン:サービス料が含まれていない場合は料金の10%程度
●ベルボーイ:20~50B
●タクシー:基本的に不要だがお釣りの端数を渡すケースあり

タイでの移動手段

タイの空港から市内への移動手段

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空港から市内に出るには、タクシーエアポートレールリンクが便利です。タイの都市間を移動する方法には、旅の目的やスケジュールに合わせて選ぶようにしましょう。

スワンナプーム国際空港からバンコク市内へ

空港から市内までは約30km。ターミナル直結の高速鉄道なら終点のパヤ・タイ駅まで26分(45B)、タクシーなら約45分~1時間程度(350B~)で市内まで行くことができます。

タクシーや高速鉄道の乗り方に不安がある方は、空港公団が運営するエアポート・リムジンもおすすめです。

ドン・ムアン国際空港からバンコク市内へ

空港からバンコク市内へ向かう場合、タクシーなら約300B。それに空港使用料が50Bと高速道路を利用した場合は25~75Bが加算されます。

エアポートバスの場合は、30B~50B。またダークレッドラインの開業により鉄道で市内へ向かうことも可能です。

タイの都市間での移動手段4選

タイの都市間での移動手段1.鉄道

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バンコクの主要鉄道は、都市鉄道のBTS3路線と地下鉄とモノレールのMRT3路線、そしてスワナンプーム国際空港までを結ぶエアポート・レール・リンクの計7路線。それに加えてバンコク郊外を結ぶSRTレッドライン2路線があります。

また北本線、南本線、東本線、東北本線、メークローン線といった、バンコクを起点に東南北に伸び、タイ郊外まで移動可能な国有鉄道も運行されているので行先に合わせた路線を選びましょう。

2024年にはMRTのオレンジラインが開業予定と、常に新たな路線の開発が進められているので、行かれる際はタイ国有鉄道サイトでご確認ください。

タイの都市間での移動手段2.タクシー

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ほとんど料金メーター付きですが、まれにメーターを回さなかったり、値段交渉をされたりするタクシーに当たることもあります。

なおバンコクは交通量が多く、夕方になると一般道でも渋滞が起きやすいうえに、目的地によっては乗車を断られるケースもあるため、余裕を持った行動を心掛けるようにしましょう。

タイの都市間での移動手段3.モーターサイ&トゥクトゥク

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モーターサイはモーターサイクルの略で、バイク後部シートへの相乗りによる移動手段となります。

車の間をすり抜けて進むことができるため、渋滞時にはタクシーやバスよりも早く目的に行けるメリットはあるが、事故も多いため利用するかどうかは慎重な判断が求められます。

タイの都市間での移動手段4.飛行機(国内線)

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バンコクからチェンマイやプーケットまでは飛行機の便により約1時間10分〜30分、サムイなら約1時間程度で行くことができます。

航空券は日本からでも予約可能なため、タイ各地への旅行を検討する際は、現地での飛行機移動もチェックしましょう。

タイでの注意点

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タイには日本とは異なるルールやマナーがあります。ローカルのルールを守らないと罰金などの罰則を受けることもあるのでご注意ください。

タイでの注意点1.税金

レストランやスパなどを利用する際、料金に「50B++」のように+の記載がある場合は、7%の付加価値税と10%のサービス料が加算されます。

タイでの注意点2.飲酒

寺院や国立公園、列車などの公共の場での飲酒は禁止。また仏教上の祝日や選挙日(前日18時から当日24時まで)は酒を購入することができません。

タイでの注意点3.飲料水

生水は飲まない方が良い◎。水を飲みたい場合は、コンビニやスーパーで販売されているミネラルウォーターを購入した方が安全です。

タイでの注意点4.マナー

仏教への配慮は不可欠で、女性の場合、バスや電車で僧侶の横に座らないなどの注意が必要です。また寺院を見学する際は露出の高い服装は避けましょう。

タイでの注意点5.たばこ・喫煙

公共の屋内と出入口付近、交通機関や駅をはじめ、多くの場所が禁煙。屋外にも禁煙エリアがあるので注意しましょう。電子たばこや加熱式たばこは所持も使用も禁止です。

タイでの注意点6.電圧

電圧220V/周波数50Hz。プラグはC型、BF型のほか、日本と同じAタイプが使えるホテルも多いです。充電器などは240VまでOKのものが多いが対応電圧の確認をしましょう。

タイの情報をおさらいして旅行を120%楽しもう!

直行便が出ていたり、時差が-2時間と観光のしやすいタイは日本でも人気の観光地です。魅力的な都市ばかりなので何度も訪れたくなってしまいます。

ただ、日本とは異なる文化なので注意が必要なことも。飲料水などは気を配らないとせっかくの旅行が台無しになってしまうこともあるので気を付けましょう。

注意点やマナーを守って、タイ旅行を満喫してくださいね!

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