名古屋【ナガシマリゾート】日本最大級が満載!
遊園地や買い物、温泉など、一日では周り切れないほど楽しみがいっぱい新コースターの登場や大規模な増床もあり、注目度は東海エリアナンバーワン!...
お腹の底から叫べる場所、それは遊園地です。
猛スピードとスリルを体験できる絶叫マシンは、名前の通り叫ぶためにあるといっても過言ではありません。
三重県にある「ナガシマスパーランド」は、数々の絶叫マシンが楽しめることで知られています。
子どものころから何度も訪れたことのある筆者が、実際に体験してきた魅力をご紹介します。
※掲載のアトラクションなどの情報は2020年3月取材時の情報です。最新の情報は施設の公式ホームページをご確認ください。
ナガシマスパーランドは新型コロナウィルスの感染防止策として臨時休業としていましたが、三重県の緊急事態宣言解除をうけて、5月17日(日)より一部の屋外アトラクション・飲食・売店施設を営業いたします。(2020年5月17日時点)
<ナガシマスパーランドの新型コロナ対策>※公式HPより一部抜粋
施設に行かれる際は最新の情報をご確認ください。
ナガシマスパーランドは、三重県桑名市の「ナガシマリゾート」内にある遊園地です。
昭和41(1966)年に開業してからというもの、時代の流れに合わせて拡張を続け、来園者を楽しませてきました。
広大な敷地内にあるアトラクションの総数はおよそ60種類で、1日ではとても制覇できません。
名物の絶叫マシンのほか、子ども向けの施設やアトラクションも充実しており、幼児から大人まで楽しめます。
名古屋から車で約30分、大阪からは約2時間と、各地からのアクセスがいいのも魅力です。
ナガシマスパーランドの敷地の中に一歩足を踏み入れると、あちこちから悲鳴が聞こえてきます。
それもそのはず、ナガシマの最大の特徴は、非日常のスリルとスピードが体験できる絶叫マシン。
中でも「4大コースター」と呼ばれる4つのアトラクションは、世界一の長さを誇る「スチールドラゴン2000」、80度の角度で急速落下する「ハイブリッドコースター白鯨」などハイレベルなものばかりです。
全部で12種類あるコースターのほか、ジャンボバイキングやフリーフォール、さらにはお化け屋敷と、思いっきり叫べるアトラクションが勢揃いしています。
ナガシマスパーランドには入場料込みでアトラクションに乗り放題の「パスポート」と、入場のみ可能な「入場券」があります。
パスポートと入場券の前売り券はセブン-イレブンの「セブンチケット」、ファミリーマートの「Famiポート」、および伊勢湾岸自動車道の「湾岸長島IC」で買うことができます。
アトラクションにたくさん乗りたい人は「パスポート」を購入しましょう。
入場券で入った場合は、園内でのりもの券を購入することでアトラクションに乗車可能です。
また、入場後にパスポートへアップグレードすることもできます。
大人5,200円/小学生4,000円/幼児(2歳以上)2,400円/シニア(60歳以上、窓口限定販売)2,700円
大人3,800円/小学生2,800円/幼児(2歳以上)1,600円/シニア(60歳以上)2,700円
大人1,600円/小学生1,000円/幼児(2歳以上)500円
大人1,300円/小学生900円/幼児(2歳以上)400円
※一部パスポートで利用不可のアトラクションあり
絶叫マシンがナガシマスパーランドの最大の魅力であることは間違いありませんが、それだけではありません。
メインゲートからみて正面奥にある「キッズタウン」のエリアには約30種類のアトラクションが勢揃いしており、子どもの遊園地デビューにぴったりです。
2歳から乗れる「ピーターラビットコースター」、保護者同伴で0歳から楽しめる「こども急流すべり」など、将来の絶叫マシン好きを育てる要素もたっぷりで、一緒に乗れば大人も子どもも楽しめます。
赤ちゃんや乗り物が苦手な子には「ちびっこひろば」がおすすめです。
0歳から自由に遊べるプレイエリアのほか、アスレチックやすべり台などの遊具が設置されています。
床はコンクリートやアスファルトと違ってやわらかく、裸足で走ったり転んだりしても痛くありません。
屋根があるため真夏や雨の日でも安心です。
「絶叫マシンの遊園地だから、小さな子どもは連れていけないのでは?」という印象を抱く人もいると思いますが、ナガシマは実は赤ちゃんや子ども連れにやさしい遊園地でもあります。
ファミリーに嬉しい施設やサービスをご紹介します。
各女子トイレに設置されているほか、ちびっこ広場のベビールームには男性も使えるベビーシートがあります。
ちびっこ広場、ジャンボバイキング下、メインゲート内にあります。
ちびっこ広場にあります。
園内7か所にあります。
キッズタウンにあり、フリーWi-Fiやコンセントが使用可能です。
自動販売機が設置されており、食べたり飲んだりしてくつろぐことができます。
メインゲート案内所で借りられます(1日500円)。
おむつはメインゲートショップで買うことができます。
キッズタウン内にある「キッズレストラン」には、子ども向けメニューのほか、大人と子どもがシェアできるメニュー、低アレルゲンメニューなどが用意されています。
メニューの詳細は後述します。
2歳から小学生未満の幼児に付き添いで乗るためのパスポート(入場料込み・3,500円)です。
単独でのアトラクション利用はできませんが、通常の1日パスポートは大人5,200円ですので、1,700円割安になります。
ナガシマのメインアトラクションである4大絶叫マシンは一つひとつに個性があり、ナンバーワンを決めることはできません。
それぞれの魅力をご紹介します。
2019年に登場した「ハイブリッドコースター 白鯨(HAKUGEI)」には、かつてナガシマ名物として名を馳せた木製コースター「ホワイトサイクロン」の木組みが使われています。
繊細に組み上げられた白い木材と青い鋼鉄のレールからなるその姿は優雅にも見えますが、スリルは本物。
スタート直後には角度80度の急速落下が待ち構えています。
全長1,530m、90度バンクやアップダウンを繰り返しながら木組みの中を走り抜ける爽快さは、この白鯨でしか味わえないものです。
開業当時は全長・高さ・最大落差・最高速度という4つのギネス記録を持っていた「スチールドラゴン2000」は、遠くからでもよくわかる巨大なシルエットが特徴です。
長さは2,479mで2020年現在も世界一、1番高いところで地上97mと園内の大観覧車よりも高く、乗車時間は3分半と、何もかもがケタ違いのスケールで圧倒的な存在感を誇ります。
さらに2013年には車両がリニューアルされ、お腹のベルトのみで支えるスリル満点のスタイルになりました。
嵐(ARASHI)は疾走しながら座席がぐるぐると前や後ろに回転する4Dスピンコースターです。
座席の動きが予測不可能で、自分が上を向いているのか下を向いているのかもわからず、次の動きが読めないところがスリルを倍増させています。
翻弄されてきりもみになるといった表現がぴったりのアトラクションです。
うつぶせの姿勢で急降下し、360度の宙返りやひねりを体験できるコースターです。
水面や地面ギリギリを駆け抜けるスリルと爽快感はオンリーワンのもの。
まるで空中を飛び回るかのような感覚を味わえます。
うつぶせの状態ゆえにレールが見えないため、どこに行くかわからないのもスリルを倍増させています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
のんびり気ままな一人旅が大好きなライターです。コンサート遠征のついでにプチ観光を楽しむうちに旅が好きになりました。お寺や史跡めぐりを中心に、気の向くままに出かけています。旅先での楽しみは、写真撮影、温泉、知らない道をドライブすること。ローカル電車の旅にも憧れています。