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沖縄旅行が雨でも楽しくなる!屋内観光スポット12選

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2025年5月22日

沖縄旅行が雨でも楽しくなる!屋内観光スポット12選

沖縄旅行といえば、美しいビーチや青空の下での観光をイメージする方も多いはず。けれど、せっかくの旅行中に雨が降ってしまったらどうすれば…と悩むこともありますよね。

実は、沖縄には雨の日でも楽しめる屋内の観光スポットが充実しています。美術館や博物館、伝統文化体験や動植物とふれあえる施設まで、天候に左右されずに沖縄らしさを味わえる場所は意外とたくさん。

この記事では、雨の日にこそ訪れたい「沖縄の屋内観光スポット」を厳選して12か所ご紹介します。

雨の日でも楽しめる、沖縄の歴史と文化観光スポット

沖縄の文化や歴史を感じたいけれど、外はあいにくの雨…。そんなときでも安心です。ここでは、屋内でじっくり見学できる沖縄の文化・歴史系の観光スポットをご紹介します。落ち着いた時間を過ごしながら、沖縄の成り立ちや人々の暮らしに触れてみましょう。

沖縄県立博物館・美術館(那覇市)|雨の日にじっくり学べる沖縄文化と芸術の観光拠点

沖縄県立博物館・美術館(那覇市)|雨の日にじっくり学べる沖縄文化と芸術の観光拠点

那覇新都心にある大型複合施設「おきみゅー」は、沖縄の自然や歴史・芸術を一度に楽しめる屋内スポットです。博物館では、古代の土器や琉球王国時代の資料などを通して、沖縄の成り立ちをじっくり学べます。美術館では地元作家の展示や企画展も開催され、感性を刺激するひとときを過ごせます。

雨の日でも静かで落ち着いた時間を過ごしたい方にぴったりの場所です。

沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)

住所
沖縄県那覇市おもろまち3丁目1-1
交通
ゆいレールおもろまち駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:30(閉館18:00)、金・土曜は~19:30(閉館20:00)、イベントにより異なる
休業日
月曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休、メンテナンス休あり)
料金
博物館常設展=大人530円、高・大学生270円、県外小・中学生150円、企画展・特別展は別料金/美術館コレクション展=大人400円、高・大学生220円、県外小・中学生100円、企画展・特別展は別料金/(70歳以上、障がい者および介護者1名は証明書持参で博物館常設展・美術館コレクション展無料)

那覇市立壺屋焼物博物館(那覇市)|雨でも落ち着いて沖縄のやちむん文化にふれる観光施設

那覇市立壺屋焼物博物館(那覇市)|雨でも落ち着いて沖縄のやちむん文化にふれる観光施設

那覇のやちむん通り沿いにあるこの博物館では、沖縄の伝統的な焼き物「壺屋焼」の歴史や製法を知ることができます。展示室では土器時代から現代までの焼き物の変遷が学べ、実際の壺屋の窯元の暮らしぶりを再現した展示も見応えあり。

観光客でにぎわうエリアにありながら、落ち着いて沖縄の工芸文化を体感できるスポットです。

那覇市立壺屋焼物博物館

住所
沖縄県那覇市壺屋1丁目9-32
交通
ゆいレール牧志駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
10:00~17:30(閉館18:00)
休業日
月曜(休日を除く)(資料整理期間休、12月28日~翌1月4日休)
料金
一般350円、大学生以下無料(障がい者手帳持参で無料、老人福祉施設入所者無料、その他各種割引・免除あり)

琉球村(恩納村)|屋内体験も充実、雨でも楽しめる沖縄の伝統文化テーマパーク

琉球村(恩納村)|屋内体験も充実、雨でも楽しめる沖縄の伝統文化テーマパーク

沖縄の古民家を移築し、昔の集落を再現した体験型テーマパーク。赤瓦屋根の家々が並ぶ村内では、伝統芸能のエイサーショーや三線の演奏、紅型染めなどの体験ができ、沖縄の暮らしや文化を五感で楽しめます。屋根付きの通路や建物内での体験が充実しているため、雨の日でも安心して回れます。

琉球村

住所
沖縄県国頭郡恩納村山田1130
交通
沖縄自動車道石川ICから県道73号、国道58号を恩納方面へ車で6km
営業期間
通年
営業時間
9:30~17:00(閉園16:00)、変動の場合あり
休業日
無休
料金
入場料=大人(16歳以上)1500円、高校生(学生証提示)1200円、小・中学生600円/サンゴのフォトフレーム作り(50分~)=2000円/シーサー色塗り体験(50分~)=1800円/(障がい者手帳持参で本人と介護者1名入場料半額)

体験王国むら咲むら(読谷村)|雨の日でも安心!沖縄工芸体験が充実した観光スポット

体験王国むら咲むら(読谷村)|雨の日でも安心!沖縄工芸体験が充実した観光スポット

琉球王朝時代の街並みを再現した園内では、ガラス工芸・紅型・陶芸など100種類以上の体験が楽しめます。体験施設の多くが屋内にあるため、雨の日でも思い出づくりにぴったり。自分だけの作品づくりに集中できる静かな時間は、晴れの日とは違う沖縄の楽しみ方を教えてくれます。

体験王国むら咲むら

住所
沖縄県中頭郡読谷村高志保1020-1
交通
沖縄自動車道石川ICから県道73号、国道58号を読谷方面へ車で15km
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:30(閉園18:00)
休業日
施設により異なる
料金
大人600円、中・高校生500円、小学生400円(体験は別料金)

雨でも楽しめる、沖縄の自然・生き物系観光スポット

沖縄の自然や動植物にふれたいけれど、天気が崩れてしまった…。そんなときでも心配いりません。屋内や屋根付き施設で、沖縄ならではの生き物たちと出会えるスポットを集めました。雨でもしっかり楽しめる“自然体験”をぜひ満喫してください。

沖縄美ら海水族館(本部町)|雨でも安心!沖縄の海の魅力を満喫できる定番観光名所

沖縄美ら海水族館(本部町)|雨でも安心!沖縄の海の魅力を満喫できる定番観光名所

沖縄観光の定番ともいえる「沖縄美ら海水族館」は、雨の日でも快適に楽しめる屋内施設。

太陽光の差し込む浅瀬から、深海までを再現した巨大な展示は圧巻で、特に世界最大級のアクリルパネル水槽「黒潮の海」では、ジンベエザメやマンタが優雅に泳ぐ姿を間近に見られます。豊富な解説パネルや展示演出も充実しており、大人から子どもまで夢中になれる場所です。

沖縄美ら海水族館

住所
沖縄県国頭郡本部町石川424国営沖縄記念公園(海洋博公園)内
交通
那覇空港からやんばる急行バス運天港行きなどで2時間20分~3時間、記念公園前下車、徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
8:30~18:30(最終入館17:30)、要HP確認
休業日
HP要確認
料金
大人2180円、高校生1440円、小・中学生710円、6歳未満無料(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳持参で本人と同伴者1名無料)

やんばる野生生物保護センター「ウフギー自然館」(国頭村)|雨でも静かに沖縄の自然を学べる展示施設

やんばる野生生物保護センター「ウフギー自然館」(国頭村)|雨でも静かに沖縄の自然を学べる展示施設

沖縄本島北部の「やんばる」に生息する貴重な動植物について学べる環境省の施設です。ノグチゲラやヤンバルクイナなど、絶滅危惧種の標本や生態模型が展示されており、雨の日でもじっくり観察・理解を深めることができます。派手さはないものの、静かに自然と向き合いたい方におすすめの学びの場です。

やんばる野生生物保護センター「ウフギー自然館」

住所
沖縄県国頭郡国頭村比地263-1
交通
沖縄自動車道許田ICから国道58号、一般道を国頭村方面へ車で34km
営業期間
通年
営業時間
10:00~16:30(閉館)
休業日
月曜、祝日(5月4~5日は開館、年末年始休、6月23日休)
料金
無料

ネオパークオキナワ 名護自然動植物公園(名護市)|一部屋内で楽しめる、家族に人気の沖縄観光スポット

ネオパークオキナワ 名護自然動植物公園(名護市)|一部屋内で楽しめる、家族に人気の沖縄観光スポット

広大な敷地に熱帯の動植物が集まる、体験型の自然動植物公園。なかでも魅力なのが、屋根付きのフライングゲージ内で鳥たちと“ゼロ距離”でふれあえる体験です。毎日行われるバードパフォーマンスショーや動物とのふれあいイベントは、雨の日でも一部エリアで問題なく楽しめます。家族連れにも人気のスポットです。

ネオパークオキナワ 名護自然動植物公園

住所
沖縄県名護市名護4607-41
交通
那覇バスターミナルから琉球バス交通または沖縄バス111番高速バス名護バスターミナル行きで1時間45分、終点下車、タクシーで10分
営業期間
通年
営業時間
9:30~17:00(閉園17:30)
休業日
無休
料金
入園料=大人1300円、小人700円/鉄道=大人700円、小人500円/(障がい者手帳持参で本人のみ割引(大人600円引き、小人300円引き))

美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園(沖縄市)|雨の日も幻想的!沖縄最大級の植物観光ガーデン

美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園(沖縄市)|雨の日も幻想的!沖縄最大級の植物観光ガーデン

約4万5000坪の敷地に熱帯植物が生い茂る、沖縄最大級の植物園。雨の日には、ビニール温室や屋根付きの園内カフェを活用すれば、濡れずに園内の雰囲気を味わえます。また、夜間のイルミネーションイベントなど、屋外施設ながら天候に配慮した楽しみ方が工夫されています。自然を感じつつ、ゆったり過ごしたい日におすすめです。

美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園

住所
沖縄県沖縄市知花2146
交通
沖縄自動車道沖縄北ICから国道329号、県道26号を知花方面へ車で3km
営業期間
通年
営業時間
9:30~17:30(閉園18:00)、10~翌5月のイルミネーション開催期間は~22:00(閉園)、イベントにより異なる
休業日
無休(6・7月に点検休あり)
料金
入園料=大人1540円、中人(13~17歳)1050円、小人(4~12歳)600円、3歳以下無料/(団体割引あり、障がい者と介護者1名半額、イルミネーション開催期間中は入園料変更あり)

世界の昆虫館(石垣市)|屋内でじっくり楽しむ、沖縄ならではの自然系観光ミュージアム

世界の昆虫館(石垣市)|屋内でじっくり楽しむ、沖縄ならではの自然系観光ミュージアム

世界中から集められた蝶や甲虫、珍しい昆虫の標本が約2000点並ぶ小さなミュージアム。沖縄ならではの自然とつながるコンセプトで、親子連れや昆虫好きにとっては見逃せない施設です。屋内展示なので雨の日でもじっくり観察でき、隣接する公園とあわせて訪れるのもおすすめです。

世界の昆虫館

住所
沖縄県石垣市登野城バンナ公園北口
交通
南ぬ島石垣空港からタクシーで30分
営業期間
通年
営業時間
10:00~17:00(閉館)
休業日
無休
料金
入館料=大人300円、高校生以下100円/

沖縄らしい体験ができる!雨の日のクラフト&ショッピング観光スポット

雨の日こそ、沖縄ならではの手仕事にふれて、ものづくりの楽しさを体験してみませんか?ここでは、屋内でできる工芸体験や、天候を気にせず買い物が楽しめるスポットをご紹介。旅の思い出になる作品作りや、お土産探しにもぴったりです。

琉球ガラス村(糸満市)|雨でもOK!沖縄の伝統ガラス工芸を体験できる人気観光スポット

琉球ガラス村(糸満市)|雨でもOK!沖縄の伝統ガラス工芸を体験できる人気観光スポット

沖縄を代表する伝統工芸「琉球ガラス」を間近で見て、体験できる観光施設。県内最大級の手作りガラス工房では、職人のダイナミックな技を見学できるほか、吹きガラス体験やアクセサリー作りなどのワークショップも充実しています。すべて屋内で行えるため、天気を気にせず「つくる楽しさ」に夢中になれるスポットです。

琉球ガラス村

住所
沖縄県糸満市福地169
交通
那覇空港から県道231号、国道331号を糸満方面へ車で13km
営業期間
通年
営業時間
11:00~16:30、荒天時は要HP確認、WORKSHOP ThinkThinkは土・日曜、祝日11:00~17:00(最終受付時間は色付け体験15:30、その他は16:00)
休業日
水・木曜
料金
ガラス吹き体験=1870円~/ジェルグラス=1100円~/フォトフレーム=1650円~/アクセサリー=1650円~/シーサー色つけ=1650円~/

琉球ガラス 匠工房(うるま市)|屋内で世界に一つのガラス作り体験ができる沖縄観光施設

琉球ガラス 匠工房(うるま市)|屋内で世界に一つのガラス作り体験ができる沖縄観光施設

透明感と色彩が美しい琉球ガラスの制作体験ができる工房。吹きガラス体験では、スタッフのサポートのもと自分だけのコップや皿などを仕上げることができます。製作はすべて屋内で完結するため、雨の日でも安心。観光の記念にもなる“世界に一つだけ”の作品を持ち帰れるのが魅力です。

琉球ガラス 匠工房

住所
沖縄県うるま市石川伊波1553-279
交通
沖縄自動車道石川ICから県道73号を恩納方面へ車で2km
営業期間
通年
営業時間
9:00~18:00(閉館)
休業日
無休
料金
琉球ガラスの体験=2160円~/海の泡タルグラス=2500円/さざ波タルグラス=3150円~/潮風タルグラス=3150円~/

プラザハウスショッピングセンター(沖縄市)|雨の日のお買い物に最適な沖縄最古の観光モール

プラザハウスショッピングセンター(沖縄市)|雨の日のお買い物に最適な沖縄最古の観光モール

昭和29年創業の、日本初のショッピングセンターとして知られる歴史ある複合施設。アメリカ統治時代の名残を感じさせる建物の雰囲気と、多彩なショップやレストランが共存しています。インポート雑貨やアートギャラリーもあり、雨の日にゆっくり買い物を楽しみたい人にぴったりのスポットです。

プラザハウスショッピングセンター

住所
沖縄県沖縄市久保田3丁目1-12
交通
沖縄自動車道沖縄南ICから国道330号を久保田方面へ車で3km
営業期間
通年
営業時間
10:00~20:00(飲食店は店舗により異なる)
休業日
無休
料金
店舗により異なる

雨の日の沖縄、どう楽しむ?観光に関するFAQ

沖縄旅行が雨になってしまった…」という方のために、よくある疑問とその答えをまとめました。雨の日ならではの楽しみ方や、移動・施設の選び方まで、実用的なヒントをQ&A形式でご紹介します。

Q. 雨の日でも楽しめる沖縄観光はありますか?

はい、屋内施設が充実しているため心配いりません。美術館や水族館、ガラス工房や植物園など、天候に左右されずに沖縄の魅力を体験できる場所が多数あります。

Q. 沖縄旅行中に急に雨が降ってきたらどうすればいい?

那覇市内や北中城などには、屋根のあるショッピングセンターや屋内観光施設が豊富にあります。モノレール沿線やアクセスしやすい地域のスポットを事前にチェックしておくと安心です。

Q. 台風が来た場合、観光はどうすればいいですか?

台風接近時は観光よりも安全を優先しましょう。営業休止になる施設も多いため、ホテル内のレストランやイベント、読書や映画鑑賞など、屋内でゆっくり過ごす工夫をおすすめします。

Q. 子連れでも雨の日に楽しめるスポットはありますか?

はい。沖縄美ら海水族館やネオパークオキナワ、むら咲むらなどはファミリー向けの展示や体験が多く、雨の日でも無理なく楽しめます。室内移動がメインの施設を選ぶとより快適です。

Q. 雨の日の沖縄旅行を満喫するコツは?

「雨の日だからこそできること」を前向きに探してみましょう。普段は足を運ばないような文化施設や工芸体験、ショッピングセンターを巡ることで、沖縄の新たな一面に出会えるかもしれません。

雨の日だからこそ出会える沖縄の魅力を楽しもう

雨の日だからこそ出会える沖縄の魅力を楽しもう

沖縄旅行が雨にあたってしまったとしても、がっかりする必要はありません。美術館で静かに沖縄の文化に触れたり、水族館で海の神秘に魅了されたり、クラフト体験で旅の記念を手作りしたり。

晴れた日とは違う沖縄の楽しみ方が、雨の日にはたくさん隠れています。

旅先の天気は変えられませんが、過ごし方は工夫次第。この記事をヒントに、ぜひあなたらしい雨の日の沖縄旅行を満喫してください。

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