【石垣島みやげ】おいしくてかわいいをピックアップ!
八重山をモチーフにした小物や南国テイストあふれるアクセサリー、島食材を使ったスイーツに調味料、コスメまで、おいしくてかわいいおみやげをピックアップ♪...
更新日:2021年10月25日
透きとおった青い海が島を取り囲む南国パラダイス・沖縄。国内外から年間1000万人近くが訪れる国内屈指の人気観光地です。
マリンアクティビティやリゾート体験を楽しむもよし、おしゃれカフェやショッピングスポットなどSNSで話題の場所を巡るもよし。はたまた、かつて琉球王国として栄えた、その独自の文化や歴史に触れる旅プランを立てるのもいいでしょう。
そして、忘れてはいけないのが沖縄グルメ。沖縄そばやタコライス、トロピカルな南国スイーツなど、ここでしか味わえない美味しいものが沢山あります。
エメラルドグリーンに輝く海から亜熱帯の森林まで、南北に細長い沖縄はエリアによって異なる地域性も魅力。
沖縄旅行に出かける前に、各エリアの特色はもちろん、空の玄関口、那覇空港からの所要時間もチェックしておきましょう。
まずは、沖縄観光を楽しむために知っておきたい基本情報を押さえておきましょう。
豊かな自然や多彩なグルメ、多国籍文化のミックスによる独特の文化が沖縄の魅力です。19世紀まで450年間続いた琉球王朝は東南アジアとの中継貿易で栄えました。
日本の一部になったのは明治時代の琉球処分によります。第二次世界大戦後は27年間、アメリカに統治されていました。本土復帰後にリゾート地として開発が進み、観光県沖縄が出来上がったのです。
北部には年間300万人以上の人が訪れる入館者数日本一の水族館、「沖縄美ら海水族館」もあり、観光の目玉となっています。
》》沖縄美ら海水族館の詳しい記事を読む
①沖縄観光のベストシーズン
②沖縄本島への行き方
③沖縄観光時の移動手段
④沖縄観光に必要な予算
⑤沖縄観光を楽しむための宿泊数
⑥沖縄観光時に必要な持ち物
についてのポイントをご紹介します。
マリンアクティビティを満喫できるのは、梅雨が明けた6月下旬から8月頃です。ちょうど夏休みに当たり、沖縄観光のピークシーズンでもあります。強烈な日差しと台風に要注意の時期でもあるため、準備は万全にしておきましょう。
ホエールウォッチングができる時期は12月下旬~4月上旬。また、11月の沖縄は気候が安定していて旅行しやすい時期です。1月下旬~2月上旬には沖縄本島の各エリアで桜祭りが開催されます。2月はオフシーズンのため、連休以外なら旅行費用を抑えられるのがメリットです。
沖縄は亜熱帯性気候に属し、四季があります。3~6月は春から夏へと移っていく時期で、那覇の平均気温は19℃前後です。7~10月は夏から秋の始めで、那覇の平均気温は25~29℃前後。冬に当たる11月~2月の那覇は平均気温が17~22℃前後です。沖縄は風があるため肌寒く感じる場合もあります。
3~6月は半袖・七分袖のシャツやTシャツなどをベースに、朝晩の冷えに備えて長袖のパーカーやジャケットなども携帯しましょう。雨具も必要です。
7~10月はノースリーブ・半袖のシャツやTシャツなどに、冷房や朝晩の冷え対策として羽織る軽い上着を用意しましょう。日差しが強いため、帽子や日傘、サングラスも忘れずに。
11~2月は七分袖・長袖のシャツに薄手・厚手の上着を重ねるのがおすすめです。ストールはさまざまな用途に使えるので便利。
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羽田空港~那覇空港は3時間前後、成田~那覇は3時間半前後です。また、新千歳~那覇は4時間、関西国際空港~那覇は2時間20分前後、伊丹~那覇は2時間15分前後、福岡~那覇は2時間前後です。※いずれも直行便利用の場合
東京(成田・羽田)や大阪(関空・伊丹)、名古屋(中部・小松)、九州(福岡・北九州・鹿児島)からは複数のLCCも就航しています。那覇にはPeachやジェットスター、スカイマークやソラシドエアの便があり、石垣空港には、Peachやソラシドエア、バニラエアが飛んでいます。
沖縄ではゆいレールと路線バス以外に公共交通機関がないため、観光客が移動する場合はタクシーかレンタカーを利用するのが便利です。
移動距離が長い場合や頻繁に移動する場合はレンタカーのほうがリーズナブルでしょう。車種やサイズの選択肢が幅広くあるほか、ホテルで配車・返却ができるレンタカー会社や、「乗り捨て」ができるレンタカー会社もあります。
※ホテル配車・返却や乗り捨てが可能かどうかは場所やレンタカー会社によるため、予約の際に必ず確認しましょう。
那覇空港から那覇市街や首里へはゆいレールが便利です。那覇周辺は渋滞が多いため、ゆいレールを利用したほうがスムーズに移動できます。
観光バスの発着地点である那覇バスターミナルへ行く場合はゆいレール「旭橋」駅が最寄りです。国際通りの入り口へ行くなら「県庁前」駅、国際通りの中心に直行するなら「牧志」駅か「安里」駅、首里城公園に行くなら「首里」駅で下車しましょう。
「那覇空港」駅を起点とし、北へ向かうゆいレールは長らく「首里」が終着駅でしたが、2019年10月1日に「石嶺(いしみね)」から浦添市の「経塚(きょうづか)」~「浦添前田(うらそえまえだ)」~「てだこ浦西(てだこうらにし)」駅まで延長されました。
浦添前田駅周辺には浦添城跡や浦添市美術館、てだこホールなどがあります。また、てだこ浦西駅周辺には1000台収容の大型駐車場や路線バスが発着する交通広場があり、沖縄自動車道にアクセスしやすくなっています。
ちなみに、乗車券はQRコードが記載されており、改札機の読み取り部分にQRをタッチさせて改札を通ります。
ICカードで乗車する場合は「OKICA」を利用します。ゆいレールの他に、沖縄本島内の路線バス(定期観光バス、リムジンバス除く)で乗車券として使用できるICカードです。沖縄県外の交通系ICカードは利用できないので注意しましょう。
那覇空港からホテルへ直行したい時は、運航路線内の複数ホテルに順番に停車する「空港リムジンバス」も便利です。
停車するホテル、運行本数や運賃は便により異なりますが、片道600円~2500円程度と、比較的リーズナブルな料金で目的のホテルへ行くことができます。
部屋数の多い大規模リゾートホテルは空港リムジンバスが停車するところも多いので、ホテルに確認してみましょう。
事前にWEBサイト「発車オ~ライネット」や全国のコンビニで乗車券の予約が可能です。空席があれば那覇空港の案内カウンターでも乗車券を購入できます。
沖縄本島は南北に長く、見どころが各エリアに分散しているため、人気スポットを網羅しようとすれば移動にかなり時間がかかります。
たとえば、那覇から美ら海水族館に行く場合、レンタカーを利用して高速道路を経由した場合の所要時間は約1時間半~2時間半、路線バスを乗り継いで行く場合は2時間強から3時間弱です。
目的地で観光や食事、ショッピングを楽しむ時間を考えると、北部観光だけでも丸1日、必要になります。南部の観光スポットに行く場合でも、効率よく周れるバスツアーを利用するとして半日前後、自分で移動するなら丸1日かかると思ったほうがよいでしょう。
2泊3日の場合、少しゆったり滞在するためには1カ所滞在に絞るのがおすすめです。別のエリアにも行きたい場合は、エリア数×1日程度をプラスした日程で計画しましょう。
観光タクシーはベテランのドライバーが見学時間や移動時間などを提案して案内してくれるサービスです。料金は時間と車種(サイズ)によって異なります。目安として、3時間なら1万2000~1万8000円位、8時間なら3万2000~4万8000円程度です。タクシー代を割り勘できる人数で旅行する場合や、沖縄の人とコミュニケーションをしてみたい人におすすめといえます。
観光バスを利用すれば自分で運転するストレスもなく、人気スポットを効率的にめぐれます。子供連れの家族や一人旅の方にもおすすめです。那覇発着のバスツアーが主ですが、中部・北部のホテルで乗車や下車できるツアーもあります。
沖縄旅行の費用を左右するのは「時期」と「宿のランク」です。そこに食事や観光、マリンアクティビティといった要素の経費が加算されます。
オフシーズンに家族4人で沖縄本島2泊3日の旅行をする場合、費用の目安は約17万~18万程度から可能です。同じ人数で宿泊数が増える場合は、1日ごとに約3万円~4万円プラスと考えましょう。
沖縄旅行にかかる費用のくわしい内訳やおすすめの旅行時期について、また、ハイシーズンとオフシーズンの金額差や旅行費用を節約する方法について知りたい方は、下記の記事でくわしく解説しています。
現地の気温や気候に合った服装や旅行中に必要となる身の回り品、万が一に備えて携帯するものなど、持ち物の種類はたくさんあります。
下記の記事で沖縄旅行に必要な持ち物について、くわしく解説しています。
必要な持ち物リストのダウンロードも可能です。
》》沖縄旅行計画前、予約前に知っておきたい沖縄観光ハウツー情報はこちら
何カ所に滞在するか・いくつのエリアを観光するかによって、必要な旅行日数は異なります。1カ所に滞在する場合でも2泊3日は必要です。ただし、飛行機の時間によって沖縄に滞在できる時間も大きく変わります。
良い時間帯の便は人気が高いため、早めに予約しないと空席がなくなるケースが多いことに注意が必要です。午前出発でお昼前に沖縄に到着する便や、沖縄を夕方に出発する便に人気があります。
逆に、夜到着する便や、沖縄を朝に出発する便の場合、沖縄での滞在時間が短くなるため、空席を見つけやすい場合が多いです。
》》沖縄のプラン記事はこちら
宿泊エリアは大きく分けて、那覇周辺かビーチリゾートかの2択です。海で遊ばない場合は那覇周辺に宿泊するほうがショッピングやバスツアーに便利といえます。逆に、海で過ごすことが主な目的の場合はビーチリゾートを選びましょう。
2泊3日の場合、1日目と3日目は移動日になるため、ゆったり過ごせるのは2日目だけです。しかし、2泊目の宿を変えるなら2日目も移動日になってしまいます。連泊すれば移動時間分の余裕と、それ以上の心のゆとりを持てます。
沖縄にはバラエティー豊かな宿があり、さまざまな楽しみ方ができます。移動の時間とストレスを考慮しても余裕がありそうなら、宿泊地や宿を変えてみるのもよいでしょう。
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沖縄本島の人気スポットといえば、「首里城公園」と、「沖縄美ら海水族館」。首里城正殿エリアは2019年10月31日の火災で焼失したため入場できませんが、守礼門から広福門までは散策できます。
沖縄といえばサンゴ礁に囲まれた透明度が高い海。本島では沖縄美ら海水族館に近い「エメラルドビーチ」や「瀬底ビーチ」、中部西海岸の「アラハビーチ」などが人気です。慶良間諸島では真っ白い砂浜が続く「古座間味ビーチ」や「阿波連ビーチ」でシュノーケリングを楽しめます。
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青く輝く海を一望できる絶景スポットが沖縄本島だけでもたくさんあります。断崖を見晴らす「万座毛」は象の鼻のような岩が有名。北部の屋我地島と古宇利島をつなぐ1960mの「古宇利大橋」では海の上を走る気分を味わえます。南部の「ニライ橋」・「カナイ橋」で見られる海の大パノラマも必見です。
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沖縄本島各エリアには首里城の他にも「勝連城跡」、「今帰仁城跡」や「座喜味城跡」、「中城城跡」などがあり、いずれも世界遺産に登録されています。勝連城跡はパワースポットとしても人気。また、沖縄の自然と信仰の関係を感じさせるパワースポットといえば「斉場御嶽」と「ガンガラーの森」でしょう。
南部は第二次世界大戦末期に激戦地でした。そのため、「ひめゆりの搭」や「平和祈念公園」、「旧海軍司令部壕」など、沖縄戦関連のスポットが集まっています。南部を訪れると、戦争の悲惨さや平和について考える機会を持てるでしょう。
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本島には沖縄の伝統文化や物産を楽しめるテーマパークがたくさん。「琉球村」では赤瓦の古民家で沖縄伝統工芸にチャレンジできます。「名護パイナップルパーク」ではパイナップル畑と温室をめぐり、パイナップル製品を味わえます。沖縄の森を再現した広大な植物園「ビオスの丘」で牛車に乗れば、子供も大喜びです。
初心者や子供でも楽しめる各種体験ツアーも充実しています。たとえば、伝統工芸品づくり体験や琉球楽器体験教室などは、子供も楽しめるでしょう。沖縄の海を体験できるシュノーケリングやカヌー、ダイビングなどのツアーもおすすめです。
ビーチリゾートとして、また、日本に居ながらにしてエキゾチックな文化も味わえる場所として、沖縄は人気観光地ランキングの上位にいつもランクインしています。
何度も沖縄を訪れる方も増えており、知られざるおすすめスポットを知りたい方も多いのではないでしょうか。
今回はまっぷる編集部の沖縄担当編集者が、おすすめスポットのTOP10をご紹介します。
今回おすすめスポットをセレクトしたのは、こちらのまっぷるマガジン編集者です。
長く沖縄エリアのガイドブックを担当しており、プライベートでも何度も沖縄を訪れているという担当S。
メジャーどころから穴場スポットまで、沖縄の観光情報を知り尽くしている彼女が自信を持っておすすめできるスポットを、ランキング形式でご紹介します!
沖縄のスーパーマーケットといえば「サンエー」「かねひで」「ユニオン」「りうぼう」など。地元で親しまれているスーパーだけあって、沖縄ならではの食品やドリンク、調味料などを豊富にそろえ、かつお手頃プライス。
旅行の最終日には、スーパーに寄っておみやげ探しをするのが定番になっています。沖縄そばのカップ麺やタコライスの元、らふてぃのレトルトなど、空港やおみやげ屋さんで購入するよりお安いですよ。
国際通りのメインストリートから、ちょっと離れた裏路地になります。もちろん、初めての沖縄であれば国際通りは外せないかと思いますが、こちらもぜひ寄ってみてください。
600mほどの通りには、おしゃれなショップが点在。
サンゴのアクセサリーショップ「churaumi」やテキスタイルデザイナー「MIMURI」のアトリエ兼ショップ、沖縄モチーフのアイテムをそろえる「琉球ぴらす」など、フラリとのぞいたお店で、すてきな沖縄みやげが見つかるはずです!
churaumiはアクセサリー作家、清水一余さんの工房兼ショップ
沖縄のソウルフード・タコライスの発祥の店として、「キンタコ」の愛称で親しまれている人気店。自慢のタコライスは、元祖ならではの大容量サイズで、タッパーからはみ出んばかりのボリュームです。
味の決め手は、後から自分好みでかけられるピリ辛の「タコソース」。このソースをかけていただく、タコスもおすすめ!ハードタイプのトルティーヤは、おやつ感覚でいただけます。
ちなみに、タコライスメニューは「タコライス」「タコライスチーズ」「タコライスチーズ野菜」の3種類。「タコライス」を頼むと、ライスにひき肉がのっただけの商品が出てくるので注意してくださいね。
沖縄本島の中部に6店しかないので、毎度、旅のルートにどうやってキンタコを組み込むか、苦労します。本州にも支店を出してくれないかな、と思う今日このごろです。
せめて那覇に支店があると嬉しいのですが!
元米軍関係者が住んでいた箱形&平屋のコンクリート住宅をリノベした、おしゃれなショップやカフェ、レストランが30近く並ぶエリアです。
女子旅だったら、絶対おすすめ!とっておきの自分みやげがきっと見つかります。
メイドイン沖縄のアイテムが並ぶ「Proots」や「PORTRIVER MARKET」など、ぜひ寄ってみてください。
那覇から車で20分ぐらいとアクセスもよく、わりと狭いエリアなのでショッピングだけなら小一時間みればOKです。
沖縄文化を体験できるテーマパーク。ベタどころではありますが、移築された赤瓦の古民家や三線の音色を聞いていると、まるで琉球王国にタイムスリップしたかのような気分が味わえること間違いなし。
エイサー演舞や島唄ライブなどのショーも人気で、1日2回行なわれる「道ジュネー」というパレードは必見です!最後のカチャーシーは、演者も観客も輪になって踊れて一体感あり。道ジュネーが終わった後には、琉装を着た演者との記念撮影も。
一度は訪れてほしいスポットです。
沖縄には数々の城(ぐすく)跡があり、「首里城跡」「今帰仁(なきじん)城跡」「中城(なかぐすく)城跡」「座喜味(ざきみ)城跡」「勝連(かつれん)城跡」の5つの城跡は世界遺産にも登録されています。
その中でも、個人的なお気に入りは中部のうるま市にある「勝連城跡」。高台にあるので、優雅な曲線を描く城壁の全貌が見え、城跡に向かうまでのアプローチではちょっとしたハイキング気分も味わえます。
到着した城跡の頂上からは、360度のパノラマ風景が広がり、青い海、青い空、緑の森が望めて、かつての王様の気分がちょっとだけわかるような…。
無料なのも、嬉しいポイントです。ちなみに、2番目に好きなのは「今帰仁城跡」です。
ドライブするなら、まずはここへ。これぞ沖縄なマリンブルーの絶景が楽しめるのが古宇利大橋です。見渡す限りの海が広がり、まるで海の上を走っているような錯覚におちいるほど。
橋の上は駐停車禁止なので、屋我地島側の橋のたもとにあるロードパークに駐車してくださいね。橋には歩道もあるので、歩いてナイスビューを楽しむのもおすすめです。
海がいちばんキラキラする時間帯は、太陽が真上から差し込む正午前後になります!
沖縄美ら海水族館からも車で30分ほどと近いため、古宇利島めぐりと水族館をセットで楽しむこともできます。
島全体が聖域といわれている久高島は、神秘的な雰囲気が漂うリアル聖地です!
はるか彼方にあるという楽園“ニライカナイ”にいちばん近いと言われており、琉球王国時代から現代まで信仰と伝統が守られてきた貴重な“神の島”になります。
沖縄本島南部・斎場御嶽(せーふぁうたき)のある知念半島から高速船で約15分、周囲約8㎞の小さな島なので、レンタサイクルで浜や岬などをめぐるのがオススメ。この島に流れる、ゆったりとした時間を堪能してください。
港近くの集落を超えると、自動販売機などもないので、飲み物の用意は必須です!フボー御嶽(うたき)など、立ち入り禁止の場所には絶対入らないように。
マナーは大切にしたいですね。
フェリーが発着する徳仁港(とくじんこう)周辺でレンタサイクルを借りられる
沖縄の海を余すことなく楽しみたいなら、那覇から高速船で50分の座間味島へ!
沖縄本島のビーチはシュノーケリングが禁止のところが多いのですが、ここはもちろんOK。シュノーケリングスポットとして、とくにオススメなのが、満潮時タイミングが合えばウミガメにも会える「阿真(あま)ビーチ」に、マリンアクティビティも楽しめる「古座間味(ふるざまみ)ビーチ」です。
港近くの集落には、オープンエアな食事処などもあるので、一日中楽しめます。日帰りも可能ですが、できれば1泊してゆっくり島時間を楽しんでほしいです。バイクや車を借りて、展望台めぐりもおすすめです。
古座間味ビーチに比べのんびりとした雰囲気の阿真ビーチ。満潮時、ウミガメの遭遇率は高い
ここの凄さは、なんといってもショーが無料なところ!
「沖縄美ら海水族館」が近くにあるので、水族館に入らないと見られない、と誤解されがちなのですが、公園に入るのは0円。このイルカショーも無料で見られます。
無料にもかかわらず、ショーのクオリティは、見事の一言!。イルカのジャンプ越しに見える、キラキラと光る沖縄の海もショーを盛り上げてくれるように感じます。
また、マナティー館やウミガメ館なども無料で見られるので、公園内の0円スポットを訪れるもよし。
もちろん人気N0.1の「沖縄美ら海水族館」を絡めるもよし。水族館だけで満足して帰らず、キュートなイルカショーは絶対に見てほしいです。
沖縄の基本情報をチェックしたら、次はエリアの位置関係や特徴を押さえておきましょう。各エリアのおすすめ観光スポット、人気のグルメスポットもあわせて紹介するので、行き先に迷っている方は要チェックです!
南北に細長い沖縄本島は、大きく分けると以下6つの観光エリアに分かれます。
その他に、那覇からフェリーや飛行機で行ける離島としては慶良間諸島の島々や久米島があります。
各エリアの位置関係を把握したら、次は各エリアの特徴を押さえましょう。
ずは動画でサクッと各エリアの特徴をチェック!
沖縄本島の玄関口、琉球王国時代から栄えるメインシティ
琉球王国時代以来の中心都市で、県外からの玄関口。首里城など世界遺産が多く集まるほか、沖縄らしい飲食店やお店が集まるにぎやかなエリアです。那覇空港からおよそ10km圏内に観光スポットが点在しており、レンタカーでめぐるには便利です。国際通りや首里城公園へは、那覇空港からゆいレールで行くこともできます。
観光おすすめスポット
●那覇空港~首里城公園
車で約30分(10km)
鮮やかな朱色の首里城正殿
メインストリートでショッピング三昧
那覇市中心にある、お菓子やシーサーなどの沖縄みやげが豊富にそろう通り。近くに地元の市場や商店街があり、食べ歩きも楽しい。夜は居酒屋で乾杯!
おすすめスポット
★第一牧志公設市場
★裏国際通り
★壺屋やちむん通り
人や車が常に往来する沖縄一の繁華街
かわいいシーサーを発見!
那覇市内を見渡す丘の上に、沖縄戦で全焼した首里城を中心に復元、整備された国営公園。園内は城の中枢である正殿などが建つ有料区域と、無料区域に分かれ、立派な建造物や門の数々が琉球王国時代へと誘う。
※2019年10月31日の火災により首里城正殿を含む主要な建造物が焼失。一部区域は立ち入り規制エリアとなっている
戦後の闇市から続き、「沖縄の台所」として地元で親しまれる。2階建ての建物に島野菜や近海魚、特産物の加工品を扱う約130店が集結。あちこちで声が飛び交い、いつも活気にあふれている。
※リニューアルのため「にぎわい広場」にて仮設営業中。2022年に建て替え完了予定。
那覇空港にほど近い瀬長島の複合型商業施設。レストランやカフェなどが傾斜地に連なる様子はヨーロッパのリゾートを彷彿させる。毎週金曜にはライブ開催。
離島や沖縄各地の食材を主に使う飲食店を中心に構成される屋台村。和・洋・中などさまざまな店が軒を連ねる。屋台20軒・離島マルシェがありハシゴ酒がオススメ。中央にステージがあり、ライブ等のイベントも開催。沖縄の新しい食の名所に。
古民家を改造した沖縄そばの専門店。ガジュマルの灰汁を使った伝統の製法で作る麺と、上品なカツオだしのスープが好相性。5種類の具入りジューシー(炊き込みご飯)や黒糖ぜんざいがおすすめ。
心ひかれる歴史と神話の舞台を訪ねる
沖縄戦に関するスポットや聖地「斎場御嶽」があり、沖縄の歴史や精神文化を感じられるエリアです。太平洋を一望できる海カフェにも、ぜひ、立ち寄ってみましょう。
沖縄本島の最南端に近い「平和記念公園」は、那覇空港から車で約17km、「斎場御嶽」は那覇空港から車で約27㎞です。
おすすめスポット
●那覇空港~平和祈念公園
車で約35分(17km)
Cafe やぶさちでひと休みしよう
眺望抜群のニライ橋・カナイ橋
沖縄に点在するあまたの御嶽のなかで最も格式が高く、琉球王国にとって重要な祭祀の場だった斎場御嶽。6つの拝所(祈りや儀式の場)があり、それらが琉球石灰岩の道で結ばれている。亜熱帯の木々が茂り、厳かな空気が漂う。入場チケット販売場所は南城市地域物産館前。
数十万年前の鍾乳洞が崩落してできた亜熱帯の森。ガジュマルの大木や命の誕生を祈るイキガ洞、港川人の発掘調査が行なわれている武芸洞などが点在。ガイドツアーでのみ見学できる。
太平洋に浮かぶアマミキヨゆかりのスポット。神話にまつわる場所が数多く残り、今も伝統的な祭祀が年に30ほど行なわれる。周囲8kmの平坦な島は、自転車で一周するのがおすすめ。
県道86号と国道331号を結ぶ大きくカーブしている橋。全長660mで、つきしろ方面から道路を下ると、視界が大きく開けて南部の海の大パノラマが広がる。フロントガラス越しに眺望を楽しもう。
第二次世界大戦最後の地上戦の舞台であり、沖縄戦最大の激戦地となった糸満市摩文仁にある美しい公園。青い海を望み、花と緑に彩られた約40haもの広大な園内には、「鎮魂、祈り、平和」をテーマに、墓苑や慰霊塔・碑をはじめ、沖縄戦の資料を展示する資料館や祈念堂、広場などが点在。年間100万人が訪れる。摩文仁の丘の上には、各県が設置した戦没者慰霊塔がある。
築100年以上の古民家を移築して首里城下町の街並みを再現したエリアでは、琉球ガラスや紅型染めなどの体験が楽しめる。ハブ博物公園や熱帯フルーツ園、鍾乳洞・玉泉洞など、さまざまな施設が集まる。
沖縄で愛されるブルーシールアイスの直営店。アイスクリームはシーズンフレーバーを含め常時30種類以上がそろう。季節限定のフレーバーや、塩ちんすこうなど県産の原料を使った沖縄ならではのフレーバーも。
目の前に太平洋の大パノラマが広がるアジアンハーブレストラン。タイ人シェフが腕をふるう本格タイ料理が味わえる。新鮮な無農薬ハーブを使った、ボリューム満点の料理が評判。
赤瓦屋根や石垣など沖縄の原風景を今に残すたたずまいが印象的。店舗と敷地は国の登録有形文化財に指定されている。沖縄そばのほか、自家製ハーブを使ったハーブティーもおすすめ。
沖縄で数少ない天然のビーチでネパール料理が味わえる。インドで10年以上修業を積んだネパール出身のシェフが作る料理は本格的。ラッシーやネパールのビールと味わいたい。
漁師町として知られる糸満市にあるイマイユ(新鮮な魚)料理店。サンショウが効いた特製しびれ醤油と揚げたカシューナッツがアクセントの糸満漁民飯はぜひ味わいたい。
アメリカン気分でカフェ&ショップめぐり
嘉手納基地や普天間基地など米軍基地が点在するため、外国人住宅を利用したカフェやショップ、米国人向けの施設が多いエリア。絶景ドライブで有名な海中道路を渡れば浜比嘉島、平安座島に渡れます。
那覇空港から車で訪れる際は、下道でも行けますが、高速道路(沖縄自動車道)を使うと便利です。高速道路と国道を使った場合、那覇空港から美浜アメリカンビレッジへは約40㎞、海中道路までは約53㎞です。
おすすめスポット
●那覇空港~美浜アメリカンビレッジ
車で約45分(21km)
[oHacorté]港川本店のタルト
海中道路で海の上を爽快ドライブ
米軍嘉手納基地近くにある、アメリカ西海岸の雰囲気が漂う人気スポット。輸入雑貨ショップをはじめレストラン、ホテル、スーパーなどが建ち並ぶ。観覧車や美しい夕日が眺められるビーチもあり、昼夜を問わずにぎわっている。
開放的でアメリカンな雰囲気
若者に人気の北谷町のなかでも、飲食店が集中するハンビーエリアの安良波公園内にある人工のビーチ。約600mの白浜は美しく壮観で、夕陽のスポットとしても有名。
平安座島の南に位置する周囲7kmの小さな島。琉球の創世神アマミキヨ(アマミチュー)にまつわる史跡が残る。昔ながらの風情を感じる瓦屋根の民家や白砂の路地があり、郷愁をそそる。
勝連半島と平安座島を結ぶ全長約4.7kmの海上道路。中ほどにある海中道路ロードパークには、物産館とレストランを備えた海の駅あやはし館があり、透明度抜群のビーチに隣接している。
地元で愛され続けているブルーシール牧港本店の隣にある体験型ミュージアム。ブルーシールの過去の商品パッケージや歴史が紹介されている無料スペースのヒストリーゾーンや、自分だけのオリジナルアイスが作れる体験コーナー(有料)もある。アイスバー作り体験申込者のみ、マイナス20度の冷凍庫体験やアイスが作られる様子を見学することもできる。
陶芸家・島袋克史さんのギャラリー「島色」に、かき氷の店「瑠庵」が加わったカフェギャラリー。かき氷の自家製シロップは濃厚な味わい。
昼はバーガー店、夜はバーとして営業する。すでにリピーター続出のハンバーガーは、肉汁たっぷりのパティなど、さまざまな具材を豪快にサンド。ランチはサラダバーを無料で利用できる。ビッグマウンテンバーガーは、パティや野菜、ベーコンなどがバンズからあふれる迫力のボリューム。
沖縄オリジナルフード、タコライス発祥の店。大盛りライスにタコスミートとレタス、チーズがのったタコライスはもちろん、チーズバーガーやポテトフライもみんなビッグサイズだ。
早朝6時から利用できるオージースタイルのカフェ。朝からしっかりパワーチャージができる。コーヒーは、オーストラリア・バイロンベイの焙煎豆を使った深い味わいで人気がある。
北中城の住宅街にあるカフェ。ユーズドのアメリカ家具を置いた広い店内でゆったりと過ごせる。味自慢の和フードメニューがそろい、沖縄と京都の食材を組み合わせた「琉京スイーツ」も人気。
美しい海とマリンアクティビティを満喫
マリンアクティビティを満喫できるエリア。リゾートホテルが並び、マリンスポーツのツアー会社も集まっています。風光明媚な写真スポットや伝統工芸の見学、買い物ができるスポットも。
那覇空港からは距離があるため、車で訪れる際は、高速道路を利用しましょう。高速道路と国道を使った場合、那覇空港から「やちむんの里」へは約58㎞、「残波岬」へは約62㎞、「万座毛」へは約56㎞です。
おすすめスポット
●那覇空港~万座毛
車で約1時間15分(56km)
やちむんの里にある陶芸工房ふじの器
絵はがきのような風景が望める万座毛
サンゴ礁が広がる海に切り立つ断崖は、まるでゾウの鼻のよう。崖の上一面は天然芝で覆われ、周囲には遊歩道が整備されている。眼下に広がるエメラルドグリーンの海は刻々と色合いを変化させ、夕暮れ時はとくに美しい。
赤瓦の古民家を移築し、昔ながらの村を再現。各民家では、紅型染めや藍染め、三線などさまざまな沖縄文化体験が楽しめる。園内中央広場で1日2回開催される道ジュネーは見どころ満載。エイサーや獅子舞が披露される。
お気に入りの器を探して
里内に読谷山焼窯と読谷山焼北窯の登り窯や金城次郎窯があり、19の焼物工房が建ち並ぶ。伝統的な酒器からおしゃれな皿までそろっているので、きっとお気に入りの器に出会えるはず。
海に面して建つ沖縄そばの店。自家製麺にカツオたっぷりのスープがからみ、トッピングの豚肉はボリューム満点。おすすめは特産のアーサ(ヒトエグサ)を使ったアーサそば。
店自慢のぜんざいは6時間以上煮込んで控えめな甘さに仕上げた金時豆を使う。紅芋黒糖ぜんざいは、読谷村特産の紅芋を使い、真っ白い氷の下では、もちもちの白玉がかくれんぼ。
本土復帰以前から変わらぬアメリカンスタイルのドライブインレストラン。牛尾肉の煮込みが人気。メニューにはスープ、サラダ、ライスまたはパンが付く。
目の前が喜瀬ビーチというリゾート感あふれる店構え。スタンダードな沖縄料理はもちろん、沖縄近海の魚介を使ったさまざまな創作料理がリーズナブルに味わえる。
南国フルーツを使ったスムージーやソーダがテイクアウトで楽しめる。雑貨ショップを併設し、L.Aサーフをイメージした雑貨なども販売。1階の店内や2階の屋上テラスは“LOVE”なフォトスポットが多数。
大人も子どもも楽しめる人気No.1スポットへ
ジンベエザメがゆったりと泳ぐ大水槽をはじめ、沖縄の海中世界を体験できる「沖縄美ら海水族館」は人気No.1。付近には世界遺産の「今帰仁城跡」や絶景の「古宇利大橋」もあります。沖縄そばの名店も集まっています。
那覇空港からは距離があるため、車で訪れる際は、高速道路を利用しましょう。高速道路と国道を使った場合、那覇空港から「沖縄美ら海水族館」へは約101㎞、「今帰仁城跡」へは約100㎞、「古宇利大橋」へは約96㎞です。
おすすめスポット
●那覇空港~沖縄美ら海水族館
車で約2時間30分(約101km)
本部そば街道にある、きしもと食堂のそば
大迫力の沖縄美ら海水族館「黒潮の海」
ジンベエザメとマンタが泳ぐ姿に感動MAX
沖縄の海を、太陽光の差し込むサンゴ礁から神秘的な深海まで再現した水族館。世界最大級の水槽でジンベエザメやナンヨウマンタが悠々と泳ぐ様子は圧巻だ。美しいサンゴを展示する水槽やカラフルな熱帯魚が泳ぐ水槽もあり、どのコーナーも見どころたっぷり。充実した解説プログラムも人気が高い。
屋我地島と古宇利島とを結ぶ1960mの離島架橋。青く澄んだ海の上をまっすぐに延びる橋は最高のドライブコース。橋の下の海は透明度が高く、日が当たるとエメラルドグリーンにキラキラと輝く。通行無料。
神が宿る島といわれ、七森七御嶽と呼ばれる拝所が残るほか、アダムとイブの伝説に似た物語が伝わる。周囲約8kmの小さな島で、「恋の島」としても知られる。
フクギは防風林として古くから活用されてきたが、ここ備瀬集落のスケールは類を見ない。樹齢約300年というフクギ約2万本が細い路地にまで立ち並び、緑の迷路を作っている。
さらさらのコーラルサンドが気持ちいい
海洋博公園内にある白砂とエメラルドグリーンの海が美しいビーチ。環境省の「快水浴場百選」に認定されている。公園内には沖縄美ら海水族館もあり見どころが多い。
本部半島の沖に浮かぶ瀬底島にある、約700mの天然のビーチ。全長762mの瀬底大橋により沖縄本島とつながり、車で渡れる。伊江島、水納島が望め、サンセットも美しい。
パイナップル号に乗ってパイナップル畑やトロピカルガーデンの見学ができる全天候型のテーマパーク。パイナップルの菓子やワイン、ジュースの試食と試飲ができる。
「沖縄そばの専門店 きしもと食堂」の支店。現在は本店・支店共に4代目が店を営み、灰汁を練り込む伝統の製麺法で名店の味と暖簾を守っている。カウンター席のほかテーブル席や座敷があり、家族で利用しやすい。
牧場直営店ならではのブランド牛を味わう
本部町のブランド牛、もとぶ牛が味わえる。生産牧場の直営店とあって、扱う肉はリーズナブル。焼肉ではロース、カルビといった定番メニューから稀少部位までそろう。
築50年以上の古民家を改装し、ドアや窓の配色などにも気を使ったモダンな雰囲気が印象的。地元で採れた野菜を使い、家庭の味にアレンジしたごはんやスイーツが味わえる。
マンゴーやタンカン、パインなどのフルーツを使ったかき氷を中心に提供する、夫婦で営む小さなカフェ。練乳やシロップなど、すべて手作りで自然の風味を生かした味わいは、ここならでは。
国立公園となった亜熱帯の森が広がる
「山原(やんばる)」すなわち山が多い地形。貴重な自然が残り、ヤンバルクイナやノグチゲラなど絶滅危惧動物が生息するエリアです。「やんばる国立公園」内だけでも多くの見どころがあります。
このエリアには高速道路も通っておらず、沖縄自動車道の終点・許田ICから沖縄本島最北端の「辺戸岬」までは約59㎞です。那覇空港からは約136㎞とかなり距離があるため、移動時間を十分に確保しましょう。
おすすめスポット
●那覇空港~辺戸岬
車で約3時間30分(136km)
道の駅ゆいゆい国頭の名物クニガミドーナツ
やんばる学びの森で森林浴
遙か昔から聖なる地と伝えられる大石林山。2億年の歳月を経て姿を現した奇岩巨石が林立する絶景が広がる。本格的なトレッキングが気軽に楽しめる4つのコースあり。ガイドと巡るパワースポットガイドツアーが人気。
隆起サンゴ礁の断崖絶壁から、かなたに与論島を望む景勝地。岬の先端は、かつて本土復帰を願ってのろしを上げた場所で、歴史を刻んだ祖国復帰の碑が立てられている。
沖縄本島随一のマングローブが広がる慶佐次川。満潮時にはカヌーを楽しみながらやんばるの豊かな自然を体感するツアーを開催。干潮時にはトレッキングツアーを行う。
台風被害の休業を経て、平成25(2013)年4月に再開。現在、農園で栽培したコーヒー豆の販売の代わりに、自家焙煎したブラジル豆を販売。新鮮卵を使ったお手製デザートとコーヒーをぜひ。
グランブルーの海が出迎える南国の楽園
高速船や飛行機を利用すれば那覇から日帰りでも行ける離島。慶良間諸島は座間味島や阿嘉島、渡嘉敷島など大小20余りの島々からなる国立公園で、世界屈指のダイビングスポットです。冬にはホエールウォッチングも人気です。一方、久米島は「球美(くみ)の島」と呼ばれる壮大な大自然が魅力で、ハテの浜や畳石といった美しい景色が広がります。
おすすめスポット
●那覇空港~渡嘉敷島
高速船で約35分
ザトウクジラに会えるのは冬だけ
サンゴ礁に砂浜だけが浮かぶハテの浜
島の東方約7kmの沖合に浮かぶ砂州。真っ白な砂浜だけが広がり、その美しさは感動的。海は沖縄屈指の透明度を誇り、海水浴やシュノーケリングに最適。渡船には予約が必要。
渡嘉敷島の南西、阿波連集落の前にあるビーチ。約800mにわたり真っ白な砂浜が続く。海の透明度も抜群で、シュノーケリングに最適。有料でシャワー施設もある。
約800mにわたって続く真っ白な砂浜が美しい。熱帯魚が多く、シュノーケリングに最適。ビーチ南端のビーチハウスには、パーラーやマリンショップ、有料シャワーがある。
冬になると慶良間近海に回遊してくるザトウクジラを、船上から見学するツアーが人気。シーズン中は島の展望台からクジラの居場所を確認するので、高い確率でクジラと会える。
オーナーシェフが自身の畑で育てた野菜と島でとれた魚でつくる料理は評判の味。見た目も彩り鮮やかで、目で楽しむこともできる。ランチとディナーは、コース仕立てで予約制。
本島と橋で接続している古宇利島や瀬底島などへはドライブ途中で立ち寄るとよいでしょう。慶良間諸島へは那覇からフェリー、久米島へは那覇からフェリーか飛行機でアクセス可能。
また、石垣島や西表島など八重山諸島、宮古島など宮古列島へは、羽田空港、関西国際空港、那覇空港などから直行便が出ており、それぞれ個性的な風景とグルメが魅力です。ただし、本島と離島の両方に行こうとすると忙しくなるかもしれません。離島に行くなら、本島とは別に行くほうがおすすめです。
そばといっても小麦粉100%の麺で、独特の歯ごたえが特徴です。注文した沖縄そばが運ばれてきて、すぐに口に入れると「硬い!」と感じる場合もあります。その場合は、のんびり待って麺が柔らかくなってから食べるとよいでしょう。
そばのトッピングには三枚肉やソーキ、テビチ、昆布やかまぼこ、紅ショウガなどがあります。お好みで七味唐辛子やコーレーグースで辛みをプラス。「そばは、だし、けーむん(沖縄そばは出汁を食べるもの)」という言葉もあるので、汁も味わってみてください。
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チャンプルーと呼ばれる炒めものには、ゴーヤーチャンプルーのほか、マーミナ(もやし)、豆腐、フー(麩)、素麺、ナーベラー(ヘチマ)など多くの種類があります。
豚の全部位を食べるのも沖縄流。三枚肉のラフテーは角煮に似た料理です。ミミガー(豚の耳)やテビチ(豚足)にも挑戦してみましょう。県魚であるグルクンは丸ごと揚げ物にされることが多いです。海ブドウはプチプチした食感が癖になる味。
辛いものが好きな方は泡盛に島唐辛子を漬けこんだ辛み調味料コーレーグースや、石垣島名物のヒバーチ(島コショウ)も試してみてください。
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スーパーでは沖縄食材をリーズナブルに購入可能。マックスバリュやイオンなど全国チェーンのスーパーのほか、沖縄のスーパーチェーンでは「サンエー」や「かねひで」があります。お土産になるものを探したり買ったものの宅配を頼んだりするなら、マックスバリュかサンエーがおすすめです。
スーパーではゴーヤーや島らっきょう、島唐辛子などの島野菜、パイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツも買えます(旬の時期限定の青果もあり)。
その他、アメリカ食文化の影響から、ポークランチョンミート缶やA1ソース、キャンベルのスープ缶、ルートビアなども定番商品です。沖縄の海塩やレトルトのタコスミート・ラフテー・ソーキなどもおすすめ。
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沖縄には外国人やアーティストなどの移住者も多く、おしゃれなカフェがたくさん。海を見晴らすカフェや森カフェ、沖縄古民家や外国人住居などを使ったカフェ、カラフルでインスタ映えするカフェなどがあります。
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沖縄観光を予定している方は、現地に着いてから困らないためにも、以下の3ポイントを押さえておきましょう。
沖縄でやってみたいことを基準にして訪問スポットを決める方法がおすすめです。ビーチでバカンス気分を満喫したり、絶景スポットめぐりのドライブをしたりするのはいかがでしょうか。他にも、多くの人の「沖縄でやりたいこと」を下記の記事で紹介しています。
沖縄本島の人気スポットを効率的に周遊するためには、周る順序と宿泊地が重要です。駆け足にはなりますが、2泊3日で那覇から中部~北部~南部と周遊するモデルコースを下記の記事で紹介しています。プラス1泊すれば、さらに行けるスポットを増やすことも可能です。
レンタカーや路線バスであちこちへ行く場合は、沖縄本島全体を見られる大きな紙の地図があると便利です。入手方法としては、まず、観光マップが付いているガイドブックを購入すること。次に、那覇空港の観光案内所や那覇バスの営業所でも無料の地図をもらえます。また、レンタカー会社によってはドライブマップをサービスしてくれることもあるので、予約の際に確認してみましょう。
沖縄滞在中に台風が上陸した場合、強風の中を外出すると危険なため、ホテル内の設備を利用して楽しみましょう。子供連れのファミリーは、室内プールがあるホテルを選んでおけば1日、遊べます。展望風呂を利用できるホテルもあります。
雨の日には屋内で見学や体験ができるミュージアムやテーマパークに行くとよいでしょう。北部の「海洋博公園」内には美ら海水族館以外にもプラネタリウムや「海洋文化館」があります。那覇エリアでは「沖縄県立博物館・美術館」や「那覇市伝統工芸館」がおすすめです。あるいは、「那覇ショッピングセンター」や「沖縄アウトレットモールあしびなー」など、商業施設を散策するのもよいでしょう。
沖縄旅行に必要なポイントを押さえてしっかりと準備をしたら、現地では思いきり、亜熱帯の島・沖縄を満喫しましょう!
旅行する時期やエリアによって、また、旅のメンバーによって、沖縄を訪れる度にきっと、新しい発見があるはずです。
身も心もリフレッシュできる旅になりますように。
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