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【北海道】ニセコのシンボル・羊蹄山が正面にそびえる「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」で夏のアクティビティを

内田晃

更新日: 2026年7月17日

【北海道】ニセコのシンボル・羊蹄山が正面にそびえる「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」で夏のアクティビティを

北海道南西部のニセコエリアは国際的な山岳リゾート地です。ニセコ連山の主峰・ニセコアンヌプリ(標高1,308メートル)には4つのスキー場があり、JAPOW(ジャパウ)と呼ばれる極上のパウダースノーを求めて、世界中のスキーヤー、スノーボーダーが集います。

そんなスキー場の1つ「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」では、7月4日からグリーンシーズンがスタート!ラフティング、マウンテンバイク、ピックルボールなどのアクティビティを楽しんだり、ゴンドラやレストラン、テラスから日本百名山の羊蹄山(ようていざん)がそびえる絶景を眺めたり。さらに、北海道の食材を使ったグルメ、クラフトビール、温泉と、“特別な夏”になること請け合いの楽しみがてんこ盛りです。

今年、初めて「エースゴンドラ」が夏期運行!

サンモリッツ大橋から見たニセコアンヌプリ

ニセコアンヌプリの「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」へは、最寄りのJR函館本線倶知安駅からは無料シャトルバスで約20分。札幌・新千歳空港からは車で2時間ほどの距離です。

途中、ジャガイモ畑の奥には美しい裾野をのばす羊蹄山(ようていざん)が広がり、尻別川にかかるサンモリッツ大橋を渡るとニセコアンヌプリが見えてきます。

山頂駅まで約10分の空中散歩です

まずは、今年が初の夏期運行となる「エースゴンドラ」に乗り、標高813メートルの山頂駅を目指します。エースゴンドラは10名定員。360度のガラス窓からは陽光が差し込み、高級ソファのようなシートの座り心地も抜群。

天気の良い日にはこんな絶景が望めます

支柱を通過する際の振動が少ないのも特徴で、高度が上がるほどに視界が広がり、羊蹄山の全容が見えます。

足の裏がゾワゾワするスケルトンタイプ(写真/ニセコ東急 グラン・ヒラフ)

ゴンドラには自転車を固定して山頂駅まで運べるタイプや床がスケルトンになったタイプもあります。

■エースゴンドラ
営業期間/2026年7月4日〜8月30日、9月の土日曜・祝日
営業時間/8:30〜16:00(上り乗車は15:30)
料金/大人2,000円、小学生1,200円(往復料金) ※未就学児・ペット無料

料理目的のファンも多い山頂駅の「NEST813」

大自然の巣をコンセプトにしたダイニング。絵画のような羊蹄山が望めます

山頂駅に到着したら、駅舎2階の「NEST(ネスト)813」へ。2025年12月にオープンした絶景ダイニングで、380席の広々とした店内の壁は一面ガラス張り。時間ごとに表情を変える羊蹄山を眺めながら、食事や喫茶が楽しめます。

スノーシーズンではスタッフがローストビーフをお客さんの前で切り分けたり、焼き立てパンを用意したりと“ゲレンデの食事は高い割においしくない”という定説を覆し、話題を集めました。

グリーンシーズンのメニュー。どの料理にするか迷ってしまいます

グリーンシーズンのメニューは「和牛すね肉のビーフシチュー」「北海道バター香るサーモンソテー ワカモレソース」「ズワイ蟹の特製ラザニア」「真狩産ハーブ豚のジューシーカツカレー」など、地元の食材や魅力を大切にした本格的な料理ばかり。

オレンジの甘味がコーヒーの苦みを際立てるオレンジエスプレッソ900円

ドリンクも「抹茶トニック」「オレンジエスプレッソ」「塩キャラメルラテ」などのソフトドリンクからビール、ウイスキーなども取り揃えています。

「YOTEI SKY TERRACE」から眼下を望むと鳥になった気分

店内から続くテラス「YOTEI SKY TERRACE(ヨウテイ スカイ テラス)」や、駅舎の外にある芝生広場「YOTEI SKY FIELD(ヨウテイ スカイ フィールド)」からも、正面に羊蹄山を望む絶景が堪能できます。清々しい山の空気に包まれながら、のんびりとくつろぎましょう。

「YOTEI SKY FIELD」のチェアは羊蹄山ビューの特等席

■NEST813
営業期間/2026年7月4日〜8月30日、9月の土日曜・祝日
営業時間/カフェ&バー8:30〜16:00(15:30LO)ランチ11:00〜14:30

樹上の「NACアドベンチャーパーク」にハラハラ!

「NACアドベンチャーパーク」は家族で安全に冒険できます(写真/ニセコ東急 グラン・ヒラフ)

おいしい食事と絶景を満喫した後は、スリル満点の「NACアドベンチャーパーク」に挑戦です。ハーネスという安全装置を装着して、樹上に設置されたエレメント(吊り橋やジップラインなど)を自分の力でクリアしていく、いわば空中アスレチックです。

木と木の間をジップラインでスーッと移動

日本最大級の規模を誇り、約9300㎡の敷地内には初心者から上級者まで楽しめる11コースを用意しています。エレメント数は140もあるので、半日遊ぶことも可能です。レベルに応じてエレメントの高さが変わり、初級コースは2メートルほど。上級コースは高さ13メートルもあり、木の上から垂直に降りるアクティブツリーダイビングも待っています。

■NACアドベンチャーパーク
開催期間/4月4日〜11月3日
営業時間/9:00〜17:00(最終受付15:00)
料金/大人5,700円、小学生以下4,600円 ※身長115cm以上

ピックルボールはなかなかの運動量でいい汗をかけます

今夏、屋外コートが新設された「ピックルボール」もおすすめです。バドミントンコートと同じ広さのコートで、穴の空いたプラスチック製のボールをパドル(ラケット)で打ち合うアメリカ発祥のスポーツです。テニスほどボールは飛ばず、初心者でもラリーが続きます。パドルにボールが当たる際の“ポコっ”という音が愉快です。

■ピックルボール
開催期間/7月4日〜8月30日、9月の土日曜・祝日
営業時間/8:30〜16:00(最終受付15:00)
料金/1,500円・1面60分(パドル・ボールレンタル付)

コンドミニアムホテル「綾ニセコ」で長期滞在も

客室「スタジオ」は最大3名まで利用可能

1泊2日の旅行はもちろん、一週間や1か月の長期滞在にも対応できるのがコンドミニアムホテルの「綾ニセコ」です。ほとんどの客室はキッチンを備え、炊飯器、冷蔵庫、電子レンジなどの日用家電も完備。洗濯機、乾燥機、食器洗い機を備えた客室もあります。

大浴場の露天風呂。浴室内にサウナも備えています

また、男女別の大浴場と露天風呂、3ヵ所の貸切風呂もあり、無色透明の温泉(ナトリウム・マグネシウム−塩化物・炭酸水素塩泉)で湯浴みすることもできます。

7・8月は朝食だけの提供になりますが、館内にはレストラン「綾キッチン」があり、帯広名物の豚丼、サッポロビール園のジンギスカン、豪快海鮮丼などが味わえます。

外観は日本の伝統技法「綾織り」をイメージ

ウインターシーズンは高嶺の花になりますが、ワンランク上のレジデンスやペントハウスもグリーンシーズンは割安に。最大10名まで利用できるので、三世代家族やグループでの利用も一案です。

ペントハウスのリビング。ベッドルームは5室

■綾ニセコ
住所/北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ一条4-4-5
料金/スタジオタイプ27,400円~

飛び込みなどの川遊びも楽しい「ニセコラフティング」

白波が立つ急流下りはラフティングの醍醐味(写真/ニセコ東急 グラン・ヒラフ)

夏のアクティビティで外せないのが「ニセコラフティング」です。今夏からラフティングツアーを主催するNAC(ニセコアドベンチャーセンター)との連携が強化され、ゲレンデ内の複合施設「ALPEN NODE(アルペンノード)」で各種アクティビティの申し込みができるようになりました。

ラフティングは、天候や川の状態、参加者のレベルなどに応じて、コースが変わります。この日は尻別川の上流8キロを下るコースでした。出発前にドライスーツに着替え、ウォーターシューズを履き、ライフジャケットを身に着けます。

ビザールさん(右)とガイドのみなさん

「尻別川はたくさんの湧水が流れ込むので、7・8月でも水温は8〜10度くらいです。ドライスーツを着用すれば、水の冷たさは感じますが、服が濡れることは少なく、思いっきり川遊びを楽しめますよ」とガイドのビザール・スナルさんは話します。

ライフジャケットの効果で体が浮きます (写真/鈴木由香)

岸辺でパドル操作や落水時の対処法などのレクチャーを受けて、いざ出発。すぐさま瀬に突入すると、ボートが大きく揺れて、参加者から「わっ」と歓声が上がります。生命力あふれる新緑の木々や羊蹄山を眺めつつ、しばらく下ると水流が穏やかな瀞(とろ)場に出ました。

ドボンと勢いよく水の中へ飛び込みます(写真/加藤朋子)

「泳ぎたい人はいる?」とビザールさん。ファーストペンギンのごとく、先頭に立って川へ飛び込みます。確かに水温は冷たく感じますが、体がプカリと浮かび上がり、ラッコになった気分です。ほかの参加者も次々と川に飛び込み、小学校のプール授業のような賑やかさです。

この後も、グルグルと回転するボートの先端に立って我慢したり、高さ3メートルほどの高台から飛び込んだり。2時間ほどのラフティングはあっという間に終わりました。

■ニセコラフティング
開催期間/2026年4月4日〜11月3日
時間/1日2回(9:30〜13:00・13:30〜17:00)
料金/大人6,980円、子ども(6~12歳)4,890円 ※6歳以上

夏のゲレンデを「マウンテンバイク」で下ろう!

全長約4.4キロのフロートレイルコース(写真/ニセコ東急 グラン・ヒラフ)

夏のスキー場はマウンテンバイクの聖地とも言え、斜面を一気に疾走するダウンヒルは人気です。「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」では、エースゴンドラ山頂駅から「フロートレイルコース」が整備されています。

中・上級者向けのコースで、つづら折りの緩急あるスロープと多彩なカーブが特徴です。初・中級者には「スキルアップエリア」が用意され、2時間のレンタサイクルと30分レッスンがセットになったお得なパックもあります。

■フロートレイルコース
開催期間/2026年7月4日〜8月30日、9月の土日曜・祝日
時間/8:30〜16:00(最終受付15:30)
料金/フロートレイルコース(1日券)大人4,000円、子ども(小学生)2,500円 ※シーズンパス、1回券あり

ブルワリー併設の「POWDERHOOD RESTAURANT&TAPROOM」で出来たビールを

右から「Air Borne」「First Track」「Gelande Magic」

2025年12月、「ALPEN NODE」にブルワリー(ビール醸造所)を併設した「POWDERHOOD RESTAURANT&TAPROOM(パウダーフッド レストラン アンド タップルーム)」がオープンしました。ビールのコンセプトは“スキーやスポーツの後にみんなで乾杯して飲める、軽やかなビール”で、一人のブリュワー(醸造者)が原料から完成まで一貫して手がけます。

タップ(注ぎ口)から出来立てビールを注ぐ

レギュラーは爽快な苦みのあるIPAの「Air Borne(エア ボーン)」(ハーフパイント850円)、軽やかなゴールデンエールの「First Track(ファースト トラック)」(同900円)、マンゴーの甘味を加えたヘイジーIPAの「Gelande Magic(ゲレンデ マジック)」(同950円)の3種類です。

「雪解け水由来の地下水を使います」と北林さん

「8月には新作のBase Camp(ベース キャンプ)が登場予定です。和ハッカ、山わさび、ニセコのアップルミントを加えたドライでキレのあるビールです。最終的には年間6〜7種類を提供したいです」とブリュワーの北林ラクトさん。しばらくの間は訪れるたびに新作のクラフトビールと出会えそうです。

道産ソーセージドッグ。ドリンクは200円増でビールに変更できます

食事はビールとの相性も抜群なパウダーフッドハンバーガー(2,200円)をはじめ、道産ソーセージドック(2,000円)、ハーブ豚とんかつバーガー(2,000円)、ヴィーガンテリヤキバーガー(2,300円)など。いずれもフライドポテトとサラダ、ソフトドリンクが付き、ボリューム満点です。

ニセコ東急 グラン・ヒラフの拠点となる「ALPEN NODE」

マネジャーの丹内聴(たんないあきら)さんは「バーガー類は紙のランチボックスに入れてご提供します。天気の良い日は屋外のベンチや、エースゴンドラ山頂駅の芝生広場で味わうのもいいですよ」と教えてくれました。

■POWDERHOOD RESTAURANT&TAPROOM
営業期間/2026年7月4日〜11月3日
時間/8:30〜16:00(15:30L.O.)、ランチ11:00〜14:30
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】内田晃

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