八甲田
八甲田のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した八甲田のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。山頂まで約10分の空中散歩「八甲田ロープウェー」、混浴のヒバ千人風呂で知られる歴史ある温泉「酸ヶ湯温泉」、深紅に燃える原生林にたたずむ静寂の沼「蔦沼の紅葉」など情報満載。
八甲田の魅力・見どころ
原生林の中に点在する歴史ある湯宿と厳冬期の悲劇で知られる
八甲田山は八甲田大岳を中心とした複数の火山の総称。麓は八甲田樹海とも呼ばれる原生林に包まれ、「酸ヶ湯温泉」、「谷地温泉」、「蔦温泉」、「猿倉温泉」などの歴史ある温泉宿が点在する。田茂萢岳には「八甲田ロープウェー」がかかり、山上では、雄大な展望と高山植物が咲く湿原のトレッキングが楽しめる。映画にもなった、明治35(1902)年に起こった陸軍の雪中行軍訓練中の遭難現場には、仮死状態となりながら立ちつづけ、発見時の目印となったといわれる後藤伍長の像がある。
- スポット:48 件
- 記事:9 件
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八甲田のおすすめスポット
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八甲田ロープウェー
山頂まで約10分の空中散歩
山麓と田茂萢岳山頂を結ぶ100人乗りロープウェーで、360度パノラマの景色が広がる。山頂までは標高差650m、所要時間10分の絶景づくしの空中散歩を楽しもう。


八甲田ロープウェー
- 住所
- 青森県青森市荒川寒水沢1-12
- 交通
- JR青森駅からJRバス十和田湖行きで1時間20分、八甲田ロープウェー駅前下車すぐ
- 料金
- 往復=大人2000円、小人700円/片道=大人1250円、小人450円/ (障がい者手帳持参で往復950円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:20(上り)、11月中旬~翌2月は~15:40(上り)
酸ヶ湯温泉
混浴のヒバ千人風呂で知られる歴史ある温泉
その名の通り、強力な酸性の湯が湧き出る山の温泉宿。開湯は300年前、傷を負った鹿が、湧き出る湯に体を浸して癒しているところを狩人が発見したと伝えられている。


蔦沼の紅葉
深紅に燃える原生林にたたずむ静寂の沼
深いブナの原生林の中にひっそりたたずむ沼。朱色に染まる秋は特に美しく、静まり返った鏡のような湖面には、赤や黄色の紅葉が映り、ときおり吹き渡る爽やかな風に、きらきらとさざ波が光る。


蔦沼の紅葉
- 住所
- 青森県十和田市奥瀬十和田蔦
- 交通
- JR東北新幹線新青森駅からJRバスみずうみ号で2時間、蔦温泉下車、徒歩5分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 秋期
- 営業時間
- 見学自由
酸ヶ湯温泉
効能あらたかな千人風呂が圧巻
江戸時代から湯治場として栄えた。広さ80坪の千人風呂には、熱の湯や四分六分の湯など5つの浴槽がある。病状により入浴順序を変えるのが効果的。湯治部料金もある。


酸ヶ湯温泉
- 住所
- 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
- 交通
- JR青森駅からJRバス十和田湖行きで1時間5分、酸ヶ湯温泉下車、徒歩8分
- 料金
- 1泊2食付=10950~19785円/外来入浴(7:00~17:30)=600円・1000円(タオル付)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- イン15:00、アウト10:00
八甲田山の紅葉
広大な山麓が朱や黄に染まる様は圧巻
広大な八甲田山の山麓が、カエデ、ブナ、ナナカマドなどの紅葉に染まる様子は圧巻。ロープウェーで山頂周辺ハイキングのほか、睡蓮沼、城ヶ倉大橋など観賞スポットも多い。

八甲田山の紅葉
- 住所
- 青森県青森市荒川
- 交通
- JR青森駅からJRバス十和田湖行きで54分、八甲田ロープウェー駅前下車すぐ
- 料金
- 八甲田ロープウェイ往復=中学生以上2000円、小学生以下700円/
- 営業期間
- 9月下旬~10月下旬
- 営業時間
- ロープウェーは9:00~16:20(下りは~16:40)、時期により異なる
蔦沼
ブナの森に点在する沼をめぐる
深いブナ林のなかに静かにたたずむ沼。朝日に照らされた木々が湖面に映り、周囲が朱色に染まる紅葉。遊歩道沿いには水芭蕉の群生地や渓流があり、変化に富んだハイキングが楽しめる。赤沼以外の6沼めぐりは、約3kmで所要1時間30分ほど。紅葉時期は入場制限あり。
蔦沼
- 住所
- 青森県十和田市奥瀬蔦野湯
- 交通
- JR青森駅からJRバス十和田湖行きで1時間45分、蔦温泉下車、徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年(もみじの見頃は10月中旬~下旬)
- 営業時間
- 情報なし
八甲田山
新緑、紅葉、スキーが楽しめる
標高1585mの大岳を主峰とし高田大岳、石倉岳など10峰からなる北八甲田と、櫛ケ峰などの6峰からなる南八甲田を総称し八甲田山という。地獄沼や田代平湿原などに火山の名残が見られる。


酸ヶ湯温泉(日帰り入浴)
巨大な湯小屋の中で楽しむ湯巡り
名物は総ヒバ造りの千人風呂。80坪もの広い湯殿にはかぶり湯の「冷え湯」、打たせ湯の「滝湯」、泉質の異なる二つの浴槽「熱湯」、「四分六分の湯」があり、「熱湯」は浴槽の底から源泉そのものが湧く足元湧出の温泉。


酸ヶ湯温泉(日帰り入浴)
- 住所
- 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
- 交通
- JR青森駅からJRバス十和田湖行きで1時間5分、酸ヶ湯温泉下車、徒歩8分
- 料金
- 入浴料(貸タオル付)=大人1000円、小学生500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 大浴場「ヒバ千人風呂」7:00~17:30(閉館17:30、混浴、女性専用時間8:00~9:00)、小浴場「玉の湯」9:00~16:30(閉館17:00)
蔦温泉旅館
蔦七沼入り口に建つ風情あふれる一軒宿
十和田湖樹海と呼ばれるブナの原生林に囲まれて建つ老舗旅館。温泉の浴槽が源泉の上に設けてあり、湧きたての生の湯が楽しめる。男女別の「泉響の湯」はヒバの香りが心地いい。


蔦温泉旅館
- 住所
- 青森県十和田市奥瀬蔦野湯1
- 交通
- JR青森駅からJRバス十和田湖行きで1時間45分、蔦温泉下車すぐ
- 料金
- 1泊2食付=12960~36720円/外来入浴(10:00~16:00、受付は~15:30)=800円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- イン15:00、アウト10:00
蔦温泉
南八甲田連峰・赤倉岳の東麓。文豪・大町桂月が愛した温泉
文豪の大町桂月が愛した温泉で、ここが終焉の地になったことでも知られる。温泉のそばには蔦七沼と呼ばれる大小7つの小沼があり、遊歩道でトレッキングも楽しめる。


八甲田の樹氷
白銀の世界に立つ樹氷
八甲田山のオモリトドマツに氷と雪がぶつかって巨大な樹氷が出来上がる。日本一の規模を誇る樹氷原をロープウェイの空中散歩で存分に楽しもう。

八甲田の樹氷
- 住所
- 青森県青森市荒川寒水沢
- 交通
- JR青森駅からJRバス十和田湖行きで54分、八甲田ロープウェー駅前下車すぐ
- 料金
- 八甲田ロープウェイ乗車料金=1850円(往復)、1180円(片道)/
- 営業期間
- 1月下旬~3月上旬
- 営業時間
- 見学自由、八甲田ロープウェイは9:00~15:40、下りは~16:00(時期により異なる)
谷地温泉
湯治場の面影が色濃く残る効能自慢の湯
ミズバショウの群生地として知られる谷地湿原の近くに湧く、400年の歴史を刻む名湯。湯はぬるめの無色透明のものと、白濁した高温の2種類があり、皮膚病に効くといわれている。


谷地温泉
湯治場の面影が色濃く残る効能自慢の湯
ミズバショウの群生地でもある谷地湿原の近く。素朴な山小屋風の一軒宿で、登山やハイキングの拠点に最適だ。木造の浴槽は底がスノコになっていて、隙間から湯が湧いている。


谷地温泉
- 住所
- 青森県十和田市法量
- 交通
- JR東北新幹線新青森駅からJRバス十和田湖駅行きで1時間40分、谷地温泉下車、徒歩5分
- 料金
- 1泊2食付=10194円~/外来入浴(10:00~17:00)=大人600円、小人(3歳~小学生未満)450円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- イン15:00、アウト10:00
萱野高原
ピクニックやバーベキューに最適な場所。八甲田山の眺望も最高
正面に八甲田の山々を望む標高540mの高原。青々とした天然の芝生が広がり、開放感に満ちているので、バーベキューやピクニック、ドライブにも格好の場所。高原にある茶屋は冬期休業。

元湯猿倉温泉
露天風呂付きの離れも泊まってみたい
満天の星空を見渡せる露天風呂や本館の内風呂などが自慢で、露天風呂付きの離れも2棟ある。夕食は手作りの会席風料理。冬期休業。客室は全て禁煙となっていて、館内に喫煙スペースが1ヵ所ある。


元湯猿倉温泉
- 住所
- 青森県十和田市奥瀬猿倉1
- 交通
- JR青森駅からJRバス十和田湖行きで1時間22分、猿倉温泉下車、徒歩10分
- 料金
- 1泊2食付=14040~18360円/外来入浴(土・日曜、祝日のみ、9:00~15:00)=500円/
- 営業期間
- 4月下旬~10月
- 営業時間
- イン15:00、アウト10:00