【青森】旅の魅力を探る5つのキーワードをチェック!
移り行く季節ごとに異なる表情を見せる絶景や祭り。アート作品や歴史的建造物に見る素敵な意匠、外せない温泉やグルメ。青森独自の方言をキーワードに、青森の魅力を探ろう!...
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更新日: 2018年7月30日
効能の高さと自然に囲まれた環境で、人々を癒してくれるのが八甲田の温泉。古い湯宿で湯治場の風情に浸るもよし、瀟洒なホテルで優雅なひとときを過ごすもよし。
名物ヒバ千人風呂の広さと風情に感動
宿の代名詞となっているのが総ヒバ造りの千人風呂。160畳分もの浴室には「熱湯」「四分六分の湯」などがそろい、湯めぐりが楽しめる。千人風呂は混浴だが女性専用時間があり、男女別の「玉の湯」も用意する。
日帰り入浴情報
7:00〜17:30
無休
千人風呂、玉の湯共通入浴券1000円、小人500円
ヒバ千人風呂では湯治場の風情も楽しみたい
ミルク色の湯は薬効が高い
玉の湯は小浴場とはいえ、十分にくつろげる
底から90℃前後の熱湯が噴き出し絶えず湯けむりが立ち上る、さながら地獄の様相から名付けられた。
浴槽の底から湧く源泉で体がほっこり
ブナ林の中にたたずむ木造の建物は、歴史ある湯宿ならではの風格と情緒がある。浴室では源泉の上にブナの浴槽が設えられており、底板から湧き上がる湯は混じり気なしの新しい湯だ。随筆家の大町桂月が愛した宿としても知られる。
日帰り入浴情報
10:00〜16:00(受付は〜15:30)
不定休
800円、小人500円
久安の湯は時間によって男女入れ替え
玄関のある本館は大正7(1918)年の建築
6つの沼をめぐる約3kmのコースは、ブナの森が広がり「蔦野鳥の森」に指定されている。4km離れた赤沼の景観も美しい。
4種の異なる源泉を楽しむ
大自然に溶け込んだ郷愁漂う田舎宿。男女別の内風呂や露天風呂、貸切風呂を備えている。浴槽ごとに異なる4つの源泉はかけ流しで、なかでも炭酸泉では日本一ともいわれる「ラムネ湯」が名物。3つの温泉がある「龍神の館」も好評。
日帰り入浴情報
4月中旬〜11月中旬(要問い合わせ)、10:00〜17:00
期間中不定休
600円、小人300円、未就学児150円、ラムネの湯は別途料金
巨大な柱が自慢の大浴場「龍神の湯」
八甲田最大の広さを誇る湿原で、花々の咲く季節には多くの人が訪れる。一周1時間ほどの遊歩道も。
温泉と充実した施設が癒しの時間を約束
北欧風の瀟洒なたたずまいのホテルは「癒し」と「快眠」がテーマ。男女別の大浴場は壁一面のガラス窓から渓流の風景が見え、さらに露天風呂を併設するなど自然を体感できる造りだ。女性専用のリラックスルームなども用意されている。
日帰り入浴情報
11:30〜15:00
無休(清掃点検日あり)
1000円
風景に癒される
絶景の城ヶ倉渓谷に架かる、日本最大級の規模を誇るアーチ橋。橋の両端に駐車場とトイレが設けられている。
湯治の歴史を今に伝える温泉宿
日本三大秘湯のひとつで、開湯400年の歴史を誇る温泉は、古くから湯治客に愛されている。温泉はぬるめの無色透明な硫化水素泉と、白濁した高温の硫黄泉の2種類。ぬるめの湯に長時間入浴すると湯治に効果的といわれる。
日帰り入浴情報
10:00〜17:00
無休
600円、小人450円、4歳以下無料
浴槽の底に敷いたすのこ越しに湯が湧いてくる
鏡のように澄みきった水面に八甲田の山を映す湖沼群。夏になると白いスイレンの花々で彩られる。紅葉の季節も美しい。
湯量豊富で十和田湖温泉郷の湯元
南八甲田山中に建つ一軒宿。十和田湖温泉郷に送るほど豊富に湧出する湯は、淡いミルク色の石膏硫化水素泉で、浸かると肌にしみわたっていく。風呂は本館と新館に手入れの行き届いた内風呂と露天風呂をそれぞれ用意する。
日帰り入浴情報
4月下旬〜10月、8:00〜15:00
清掃日休(要問い合せ)
500円、小人300円
露天風呂からは山々を見渡せる
蒸気の力で全身ホカホカ
あずまやに置かれた木箱の下では天然温泉の蒸気が吹き上がり、そこに腰かけると下半身から体が温まる。
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