大徳寺・鷹峯
大徳寺・鷹峯のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した大徳寺・鷹峯のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。疫病鎮めの社で良縁開運と健康を祈願「今宮神社」、千年以上受け継がれる門前の甘味「一文字屋 和輔」、白味噌だれがとろ~り厄除け餅「あぶり餅かざりや」など情報満載。
大徳寺・鷹峯の魅力・見どころ
千利休ゆかりの寺や小さな寺が点在し、散策が楽しい
一休禅師が再興した「大徳寺」は、千利休が参禅し茶道の奥義を悟ったと伝えられる寺。静寂に包まれた境内には22の塔頭(たっちゅう)があり、うち「龍源院」、「大仙院」など4つが一般公開されている。隣接して、京の三大奇祭のひとつに挙げられる「やすらい祭」で有名な今宮神社がある。鷹峯にはこぢんまりした寺が点在する。禅の精神を表す丸と四角の二つの窓より庭園をめでる「源光庵」や、茶室や光悦垣で知られる本阿弥光悦ゆかりの「光悦寺」などがあり、散策に最適だ。
- スポット:54 件
- 記事:8 件
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大徳寺・鷹峯のおすすめスポット
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今宮神社
疫病鎮めの社で良縁開運と健康を祈願
平安時代、都の疫病を鎮めるため、神殿を造り御霊会が営まれたことに始まる古社。「玉の輿」という言葉の由来になった、徳川綱吉の生母「桂昌院(お玉)」の氏神を祀る社。
今宮神社
- 住所
- 京都府京都市北区紫野今宮町21
- 交通
- 阪急京都線京都河原町駅から市バス46系統上賀茂神社前行きで45分、今宮神社前下車すぐ
- 料金
- 玉の輿お守=800円/開運出世だるま御守=1000円/和歌姫みくじ=300円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(社務所は9:00~17:00)
一文字屋 和輔
千年以上受け継がれる門前の甘味
今宮神社が建立された994(正暦5)年とほぼ同時期に創業、当主で25代目という老舗中の老舗。メニューは阿ぶり餅のみで、1人前11串で提供。白味噌と上白糖のタレも秀逸。
一文字屋 和輔
- 住所
- 京都府京都市北区紫野今宮町69
- 交通
- 阪急京都線京都河原町駅から市バス46系統上賀茂神社前行きで35分、今宮神社前下車すぐ
- 料金
- あぶり餅=600円/お土産(3人前)=1800円~/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉店)
あぶり餅かざりや
白味噌だれがとろ~り厄除け餅
親指大の餅にきな粉を付けて竹串に刺したら、備長炭であぶり、特製の白味噌だれを絡めたあぶり餅が名物。あぶり餅は「たべるお守り」と親しまれ、厄除けの御利益があるという。
あぶり餅かざりや
- 住所
- 京都府京都市北区紫野今宮町96
- 交通
- 阪急京都線京都河原町駅から市バス46系統上賀茂神社前行きで35分、今宮神社前下車すぐ
- 料金
- あぶり餅(1人前、お茶付)=600円/持ち帰り(3人前)=1800円~/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉店)
源光庵
庭園を鑑賞する2つの窓
室町時代に創建された古刹。美しい借景庭園を観賞する二つの窓、丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」や、伏見城の遺構血天井があることで有名。秋は紅葉が美しい。
源光庵
- 住所
- 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
- 交通
- 地下鉄北大路駅から市バス北1系統玄琢行きで15分、鷹峯源光庵前下車すぐ
- 料金
- 見学料=400円、500円(紅葉シーズン)/ (障がい者手帳持参で本人のみ拝観料が半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)
大徳寺
茶の湯の美意識が息づく寺
臨済宗大徳寺派の大本山。宗峰妙超が鎌倉末期に小庵を建てたのが始まり。花園上皇や後醍醐天皇の庇護を受け、五山第一位に列されるなど大寺院へと変貌。室町時代に五山を離脱。応仁の乱で多くの堂宇を焼失したが、とんちで知られる一休宗純が再興。現在は22の塔頭のうち4院が常時拝観を行なっており、茶の湯や歴史との関わりを今に伝える。山門に自らの像を安置した千利休が、豊臣秀吉に自刃を命ぜられたエピソードが有名。
大徳寺
- 住所
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町53
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで35分、大徳寺前下車すぐ
- 料金
- 公開塔頭により異なる
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由、公開塔頭により異なる、本坊は非公開
蕎麦と料理 五
老舗料亭「和久傳」の味を和モダンな店内で気軽にいただく
高台寺門前に本店を構える料亭「和久傳」による、蕎麦と一品料理の店。丁寧に選別された実を製粉し、わずかなつなぎで打つ香り良い蕎麦や旬素材を使う一品など、ここだけの味わいがアルコールとともに楽しめる。
蕎麦と料理 五
- 住所
- 京都府京都市北区紫野雲林院町28紫野和久傳 大徳寺店 2階
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで35分、大徳寺前下車すぐ
- 料金
- もりそば=1080円/さば寿司とそばセット=1940円/天プラとそばセット=2590円/うなぎ寿司とそばセット=3020円/五セット(昼のみ)=3780円/王コース(夜のみ)=5940円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~15:00(L.O.)、17:30~21:00(L.O.、売り切れ次第閉店)
泉仙 大慈院店
托鉢に使う鉄鉢で精進料理
大徳寺塔頭で精進料理が味わえる。大小7つの丸い鉄鉢(托鉢用の器)に、旬の野菜を使った料理が供される。大きさが異なる鉄鉢は空になると1つに重ねられる。
泉仙 大慈院店
- 住所
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町4大慈院内
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで40分、大徳寺前下車、徒歩5分
- 料金
- あやめコース=3500円/ゆりコース=4500円/ぼたんコース=5500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~16:00(L.O.)
龍源院
四つの庭園が方丈を囲む
趣の違う3つの禅庭が有名な大徳寺塔頭のひとつ。大徳寺南派の本庵で室町末期の建築様式を残す方丈は重要文化財に指定されている。
龍源院
- 住所
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町82-1大徳寺山内
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで35分、大徳寺前下車すぐ
- 料金
- 大人350円、高校生250円、小・中学生200円 (障がい者手帳持参で50円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:20(閉門)
大仙院
最古の方丈建築
「床の間」と「玄関」を持つ、大仙院の方丈建築は禅の考え方に基づいた建築物のなかで最古のもので国宝に指定されている。枯山水庭園は室町時代の庭で、特別名勝に指定されている。
大仙院
- 住所
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町54-1
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで35分、大徳寺前下車、徒歩10分
- 料金
- 見学料=大人500円、小・中学生300円/抹茶=300円/週末座禅会(土・日曜、要予約)=1000円(拝観料別)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)、12~翌2月は~16:30(閉門)
うたかた
はんなりした風情の手作りおばんざい
京都らしい造りの町家を改装した店。女将が心を込めて作ったおばんざいの数々は、京都の伝統的料理をはじめ、唐揚げやハンバーグなどレパートリーは幅広い。
うたかた
- 住所
- 京都府京都市北区紫竹西桃ノ本町53
- 交通
- 地下鉄北大路駅から徒歩15分
- 料金
- ぶり大根=800円/豚の角煮=800円/季節野菜の炊き合わせ=700円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 17:30~23:00(閉店)
常照寺
朱色と緑の対比が美しい
光悦が寄進した地に日蓮宗の学寮檀林を構えて栄えた寺。島原の名妓吉野太夫が寄進した、俗に吉野門と呼ばれる山門が立ち、吉野窓を有する茶室遺芳庵もある。春は吉野桜、秋は紅葉が美しい。
常照寺
- 住所
- 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町1
- 交通
- 地下鉄北大路駅から市バス北1系統玄琢行きで15分、鷹峯源光庵前下車すぐ
- 料金
- 拝観料=大人300円、小人150円/特別拝観=大人400円、小人200円/ (障がい者は半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉門)
手仕事雑貨屋 風土
毎月、企画展やワークショップも開催
木のスプーンや陶器、フェルト雑貨など国内の作家約40名の作品を扱う雑貨店。お米屋を改装した温かみのある店内では、毎月、企画展やワークショップも開催している。
手仕事雑貨屋 風土
- 住所
- 京都府京都市北区紫野西御所田町34-2
- 交通
- 地下鉄北大路駅から徒歩12分
- 料金
- フェルトのバッグ=16200円/錆十草飯碗=2592円/月石グラス=3780円/釜定工房鉄瓶=34560円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~19:00
興臨院
紅葉の名所としても知られ、趣のある庭園がある
大徳寺の塔頭で畠山氏の創建。本堂は天文2(1533)年頃に建てられた。本堂内の床の間は日本最初のものと伝わり、趣きある庭園をもつ。紅葉の名所としても有名だ。
興臨院
- 住所
- 京都府京都市北区紫野大徳寺町80
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで35分、大徳寺前下車すぐ
- 料金
- 大人600円、高校生400円、小・中学生300円 (障がい者手帳持参で拝観料半額)
- 営業期間
- 9月上旬~翌6月中旬
- 営業時間
- 10:00~16:00(閉門)
黄梅院
戦国大名や茶人と縁の深い寺院
永禄5(1562)年、織田信長が初めて上洛した際に、父・信秀の追善供養のため「黄梅庵」を建立させたことから始まる。本能寺の変の後、羽柴(後の豊臣)秀吉が徐々に改築し、天正17(1589)年に「黄梅院」と改められた。
