法隆寺・斑鳩
法隆寺・斑鳩のおすすめのスポット
ガイドブック編集部が厳選した法隆寺・斑鳩のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。斑鳩に静かにたたずむ日本を代表する古寺「法隆寺」、聖徳太子が母へ贈った日本最古の尼寺「中宮寺」、色とりどりの柿の葉寿司をいただく「平宗 法隆寺店」など情報満載。
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法隆寺・斑鳩のおすすめエリア
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法隆寺・斑鳩の魅力・見どころ
のどかな田園風景が広がる里に聖徳太子ゆかりの寺社が点在する
のどかな田園風景に優美な塔が点在し、おおらかな空気を醸し出す斑鳩。7世紀初頭の飛鳥時代に聖徳太子が居を構えていたといわれ、「法隆寺」をはじめとする、太子とその一族ゆかりの寺社が多数建てられた。世界最古の木造建築である五重塔や神秘的な八角円堂の夢殿などがある「法隆寺」、太子が母に贈った尼寺「中宮寺」、田園に立つ日本最古の三重塔がある「法起寺」などが集まる。広陵町から河合町にかけて広がる「馬見丘陵公園」は古墳の保全を目的に造られた公園。広大な敷地に古墳が点在し、花が植えられている。
法隆寺・斑鳩のおすすめスポット
法隆寺
斑鳩に静かにたたずむ日本を代表する古寺
聖徳太子と推古天皇が推古天皇15(607)年に創建したと伝わる。世界遺産。境内には、国宝・重文の建築物だけで55棟を数え、仏教美術の一大宝庫になっている。


法隆寺
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺門前行きバスで8分、終点下車すぐ
- 料金
- 西院伽藍内、大宝蔵院百済観音堂、東院伽藍内(共通券)=大人1500円、小学生750円/
中宮寺
聖徳太子が母へ贈った日本最古の尼寺
聖徳太子の母・穴穂部間人皇后のため、西の法隆寺と対照的な位置に建立された日本最古の尼寺であり、太子創建七か寺のひとつ。本堂に安置される本尊の菩薩半跏像は、アルカイックスマイルと呼ばれる世にも穏やかな笑顔をたたえる飛鳥仏。本堂は昭和43(1968)年に建立されたもの。


中宮寺
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目1-2
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅からエヌシーバス法隆寺門前行きバスで4分、中宮寺前下車、徒歩5分
- 料金
- 高校生以上600円、中学生450円、小学生300円 (法隆寺参拝者は高校生以上500円、30名以上で団体割引あり、障がい者手帳持参で無料)
平宗 法隆寺店
色とりどりの柿の葉寿司をいただく
約150年の歴史を持つ柿の葉寿司の総本家「平宗」の法隆寺店。奈良産のヒノヒカリによる寿司飯と長崎産の鯖など選び抜かれた食材を、柿の葉でくるんだ香りよい郷土料理はやさしい味わい。ランチには人気の麺類セットを味わいたい。


平宗 法隆寺店
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1丁目8-40
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺門前行きバスで5分、法隆寺前下車すぐ
- 料金
- 柿の葉ずし盛りあわせ=780円/柿の葉ずしと麺のセット=1150円/柿氷=830円/田舎ぜんざい(冬期)=550円/グリーンティソフト=580円/柿の葉ずしテイクアウト(6個)=778円~/柿の葉ずし(鯖・鮭、8個入)=1306円/
法輪寺
三重塔と傑作仏像に癒されて
推古天皇30(622)年、聖徳太子の病気回復を願って、長子である山背大兄王が建立したと伝わる。飛鳥仏や平安仏を数多く所蔵していて、その特徴的なディテールを間近で鑑賞できる。落雷によって三重塔は一度焼失したが、昭和50(1975)年に当時の様式で再建された。

法輪寺
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町三井1570
- 交通
- JR大和路線王寺駅から奈良交通国道横田行きバスで16分、法起寺前下車、徒歩10分
- 料金
- 見学料(講堂)=大人500円、中・高校生400円、小学生200円/見学料(講堂、4月15日の妙見会式と11月1~7日の秋季特別展)=別途100~200円/講堂(4月中旬~6月下旬、9月中旬~11月下旬は門で徴収)=500円/ (4月下旬~6月下旬・9月下旬~11月下旬は門で徴収、障がい者手帳持参で見学料無料)
北小路
体にやさしい昼定食
法隆寺から法輪寺へ向かう道筋にある食事処。アットホームな雰囲気の店内で自家製野菜を中心とした家庭料理が食べられる。日替わりの「小路定食」は昭和60(1985)年以来変わらぬ値段だ。

北小路
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北2丁目6-2
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺門前行きバスで4分、中宮寺前下車、徒歩7分
- 料金
- 小路定食=650円/抹茶=400円/親子丼=550円/
吉田寺
安らかな往生を祈る寺
本尊・丈六阿弥陀如来像の前でご祈祷を受けると長患いなく極楽往生を遂げることができるという霊験があり、ぽっくり寺の名で広く信仰を集めている。本尊と多宝塔が重要文化財指定。

吉田寺
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町小吉田1丁目1-23
- 交通
- JR大和路線王寺駅から奈良交通法隆寺前行きバスで10分、竜田神社前下車、徒歩5分
- 料金
- 拝観料=300円/祈祷料=5000円/
玄米庵
ヘルシーなのに満足感たっぷり
自然農法で作る野菜をはじめ、動物性食品を一切使わない小鉢セットが評判。かわいらしい器がずらりと並び、食べごたえ十分。もうひとつの注目は、毎朝店主が有機栽培玄米をかまどで炊き上げたご飯と、杵と臼でつく玄米餅。どれもじっくり味わいたい。


玄米庵
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺東1丁目3-24
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺門前行きバスで4分、中宮寺前下車、徒歩5分
- 料金
- 小鉢セット(ランチ限定)=1550円/小鉢コース(ランチ限定)=2200円/蒸し野菜コース(4日前までの予約制)=3750円/玄米餅とお茶のセット=1100円/
史跡藤ノ木古墳
古代ロマンを肌で感じる史跡
6世紀後半に造られた直径約50mの円墳。発掘調査により、世界でも類を見ない豪華な馬具が出土し、未盗掘の石棺内からは2体の被葬者とともに冠や履、大刀などの豊富な副葬品が出土し話題となった。ただし、被葬者についてはいまだ謎に包まれている。


斑鳩文化財センター(斑鳩町文化財活用センター)
藤ノ木古墳をもっと深く知ろう
藤ノ木古墳の情報発信とともに、文化財の調査や研究を行う。展示室では豪華な馬具や冠(かんむり)、履(くつ)など、古墳から出土した品々の複製品が鑑賞できる。図書コーナーや映像ホールもあり、歴史好きなら必見。

斑鳩文化財センター(斑鳩町文化財活用センター)
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西1丁目11-14
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺参道行きバスで8分、終点下車、徒歩約7分
- 料金
- 無料、特別展期間は別料金 (町内在住の70歳以上、障がい者手帳(3級以上)、療養手帳(2級以上)、精神障がい者福祉手帳(2級以上)持参で特別展無料)
法隆寺iセンター
斑鳩の資料や情報を集めよう
法隆寺や中宮寺、藤ノ木古墳など、寺院や古墳などの観光に役立つ斑鳩の里観光案内所。パンフレットや観光マップなど、気軽に持ち帰ることができる。


法隆寺iセンター
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1丁目8-25
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺門前行きバスで5分、法隆寺前下車すぐ
- 料金
- 入館料=無料(多目的ホールの占有は別料金)/レンタサイクル(1時間)=200円/
虹の湯 西大和店
趣向を凝らした庭園回遊式の野天風呂が人気
魅力は温泉の迷宮とでも呼びたい野天風呂の仕掛け。巨岩の滝や湯船に架かる石橋、あずまやなどがしつらえられ、そこに釜風呂や隠れ湯、檜風呂、洞窟風呂といった数々の趣向がちりばめられている。


虹の湯 西大和店
- 住所
- 奈良県北葛城郡上牧町ささゆり台3丁目1-1
- 交通
- JR大和路線王寺駅から奈良交通上牧出合行きバスで15分、上牧町文化センター下車、徒歩3分
- 料金
- 入浴料=大人800円、小人(4歳~小学生)400円、幼児(0歳~)100円/ (回数券(6枚綴)4000円)
法輪寺三重塔
落雷で焼失したが近年再建された三重塔
聖徳太子を偲んで山背大兄王が建立したという法輪寺にたたずむ三重塔。昭和19(1944)年に落雷で焼け、昭和50(1975)年に再建された講堂には飛鳥仏を安置。

法輪寺三重塔
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町三井1570
- 交通
- JR大和路線王寺駅から奈良交通国道横田行きバスで16分、法起寺前下車、徒歩10分
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生400円、小学生200円、特別展などは別料金/ (障がい者手帳持参で拝観料無料)
龍田神社
法隆寺の守護神である龍田大明神をまつる神社
法隆寺創建の際、聖徳太子が白髪の老人に顕化した龍田大明神のお告げにより法隆寺建立の地が決められたことから、法隆寺の守護神として鎮座、大明神を守護神として祀る。神社から約1kmの竜田川は紅葉の名勝地として知られる。

西里の町並み
法隆寺を支えた人々が暮らした、昔の面影を残す静かな集落
法隆寺の西側一帯に広がる西里は、昔ながらの町並みを今に残す静かな集落。細い旧道の両側に瓦屋根と白壁の民家や蔵があり、辻には赤い前垂れをつけた地蔵がたたずむ。

巣山古墳
多彩な出土品から大王級の墓と考えられる大型古墳
馬見丘陵の中央部に位置する大型の前方後円墳。周囲には周濠、外堤が巡り、5世紀初めの大王墓のひとつと考えられている。出土遺物は勾玉、管玉、埴輪など多彩である。

百済寺
三重塔は鎌倉時代に建立されたと考えられる国の重要文化財
聖徳太子が創建した熊凝精舎を継いで、舒明天皇が舒明天皇11(639)年に百済大寺を創建したと伝えられる。本堂、中之坊、三重塔が残るのみ。三重塔は国の重文。
