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子どもの習い事最新ランキング 2位学習塾の特徴は?

子どもの習い事最新ランキング 2位学習塾の特徴は?
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ひとえに学習塾といっても内容は多岐にわたります。学校の授業のサポートが中心の「総合塾」「補助塾」、いわゆる“お受験”に特化した「進学塾」、その中でも個別指導(1人の講師に対して生徒が3人以下)か集団指導に分かれ、さらに対面型か映像型かにも分かれます。費用はStudySearchの調査によると集団塾で週2回通う場合の月謝が18,000円、個別指導塾で週2回通う場合の月謝が26,000円という結果があります。そのほか入塾金や管理費、教材費、特別講習代が別途かかることが多いです。

筆者の場合、一般的な大手総合塾で、春や夏に行われる無料サービスから入り(入塾金(通常16,500円)免除などメリットあり)、週2回の授業(算・英・国)で16,500円の月謝、年間の模試代が31,680円、教材費が8,415円、そのほか、春・夏・冬に特別講習の費用が発生しています。

メリットとしては、学力向上はもちろん、集団学習ゆえの子ども同士のコミュニケーションであったり、講師の授業内容が新鮮で興味深かったりと、子どもにとって良い刺激になっていることが挙げられます。そのほか、必要な勉強時間が学年×10~20分と言われているので、小学校6年生なら一日1~2時間となり、学校の宿題だけだとそこまで勉強に時間がかからないため、塾の宿題などと合わせてよい状態であると言えます。

デメリットとしては、やはりコストが高い点。塾に行かずとも基本的なことはしっかり学べるタイプの子どもであれば、何とも家計に優しく素晴らしいことでしょうか(残念ながら筆者の家庭はそのタイプではないようです…)。また次項で述べる通信教育ですとコストを抑えることも可能です。

なお、東大生の小学校の頃の習い事ランキングで7位に入った公文式では、幼児・小学生は一教科7,020円(週2回)となっています。公文式では通塾時の勉強(プリント学習)のほかに、15分程度でできるプリント(両面刷り、5枚)を1日1セット宿題として出されることによって、無理なく勉強習慣をつけることができるので、机に向かうのが苦手、という子どもにも無理なく始められる勉強系習い事となっています。

子どもの習い事最新ランキング 3位通信教育の特徴は?

子どもの習い事最新ランキング 3位通信教育の特徴は?
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通信教育大手といえば、Z会、チャレンジタッチ、スマイルゼミ、小学生ポピーなどが挙げられます。一般的にZ会はやや教材が難しめ、ほかのものは優しめに設定されていると言われています。勉強習慣を楽しくつけられるような仕掛けや工夫がたくさんあるため、無料資料請求などをして、子どもと相性のよい教材を選んでみましょう。

費用はZ会が小学生コース3年生の3教科の場合、12カ月一括払いで月額4,065円、毎月払いだと月額4,785円となっています。スマイルゼミ月額3,278円~(ほか、タブレット代や保証料が発生)、進研ゼミ小学講座月額2,980円〜(6か月継続受講の場合タブレットは無料となり、それ未満で解約する場合は9,900円が発生)、小学ポピー2,500円〜となります。小学ポピーは入学金・年会費無料で教材費込みなので、コスパ最強ともいえます。ほかにも最近ではスタディサプリ(月額2,178円)などの動画講座も最近人気があるようです。

通信教育は親子できちんとやれているか管理できるかがカギとなります。気が付いたら2~3か月分手つかずだった、なんて話もよく聞かれます。自己管理できるタイプであればコスパよしの最強アイテムだと言えますね。




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昭文社旅行ガイドブック編集部にて編集歴約20年。関西在住の編集者。アウトドア、サブカル(特に漫画はジャンル問わず!)、文学、映画、雑学、オカルト、なんにでも興味津々。旅行・おでかけネタを中心にミックスカルチャーな情報を発信します。