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丹波焼

食器や花器などの民芸品が登り窯から生まれる

平安時代末期から鎌倉時代初期に始まり、日本六古窯の一つに数えられる丹波焼。伝統技術を今日まで受け継ぎ、昭和53(1978)年には「丹波立杭焼」の名称で、国の伝統的工芸品に指定された。

丹波焼

丸八窯(マルハチガマ)

普段づかいが楽しくなる温かみのある器たち

母と息子の親子2台で焼き上げる作品は、丹波焼らしい民芸風のものから現代風の創作食器まで種類豊富。「毎日の生活の中で使いやすいものがいちばん」というコンセプトで作る食器や壺、花器や酒器などがそろう。

丸八窯

住所
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭363-1
交通
JR宝塚線相野駅から神姫グリーンバス陶芸美術館経由清水行きで10分、陶の郷前下車、徒歩6分
料金
蓋壷=1500円(2号)、5000円(2升)/皿=700円(小)、1000円(中)、2500円(大)/

大熊窯(オオクマガマ)

45mの登り窯がひときわ目を引く

江戸時代から続く窯元で、主に日用品を制作。より多くの人に使ってもらいたいという思いからユニバーサルデザインのものづくりに積極的に取り組んでいる。

大熊窯

大熊窯

住所
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭尾中1
交通
JR宝塚線相野駅から神姫グリーンバス清水寺行きまたはこんだ薬師温泉行きで15分、兵庫陶芸美術館下車、徒歩10分
料金
ユニバーサルデザインの取っ手が特徴のマグカップ=2200円/海老絵湯呑=2500円/海老徳利と盃(木箱入り)=9500円/茶香炉=3600円/

俊彦窯(トシヒコガマ)

独自のセンスが光る日常使いの器

伝統的な技法を受け継ぎながら、現代の暮らしにも調和する日用雑器を中心に制作。シンプルだがぬくもりと存在感があり、洗練されたデザインの作品は性別年齢を問わず幅広い層に人気。

俊彦窯

俊彦窯

住所
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭396
交通
JR宝塚線相野駅から神姫グリーンバス陶芸美術館経由清水行きで15分、陶の郷前下車、徒歩8分
料金
マグカップ=2160円~/糠釉鎬手(ぬかゆうしのぎで)マグカップ=2160円/コーヒーカップ&ソーサー=2700円/掛分鎬手(かけわけしのぎで)コーヒーカップ&ソーサー=2700円/

末晴窯(スエハルガマ)

三世代で作る多彩な作品が並ぶ

親子三代が作陶に励む窯元。二代目の正さんが作る赤土部という江戸時代にあった技法で焼かれた花器や茶器、三代目の春奈さんの女性らしいデザインの食器など、個性あふれる作品がギャラリーに並ぶ。

末晴窯

末晴窯

住所
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭2-9
交通
JR宝塚線相野駅から神姫グリーンバス陶芸美術館経由清水行きで15分、兵庫陶芸美術館下車、徒歩15分
料金
箸置=540円/皿=2160円/カップ=3240円/赤土部器=130000円/

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