人形町
人形町のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した人形町のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。人気の高い下町の散歩道「甘酒横丁」、安産祈願で広く知られる「水天宮」、しっとりやわらかい人形焼「重盛永信堂」など情報満載。
人形町の魅力・見どころ
工芸品から甘味まで老舗が軒を連ねる下町エリア
江戸時代、歌舞伎小屋が建ったことから、人形浄瑠璃などさまざまな娯楽が集まる場所となった。街名は人形師が多く暮らしたことに由来する。現在はビルが林立するオフィス街だが、火の見櫓をかたどった時計台や、ガス灯デザインの街路灯など歴史を感じさせる景観もある。浜町には1873(明治6)年創業の「明治座」があり、その門前には老舗のたい焼き屋やせんべい屋が並ぶ風情ある「甘酒横丁」が通る。近くには安産祈願で知られる「水天宮」も鎮座する。
- スポット:71 件
- 記事:5 件
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人形町のおすすめスポット
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水天宮
安産祈願で広く知られる
安産や子授け、水難除けのご利益で有名な神社。元は久留米藩有馬家上屋敷内に祀られていたが、明治5(1872)年に現在地に移された。戌の日には安産を祈願する妊婦の姿が多くみられる。


水天宮
- 住所
- 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4-1
- 交通
- 地下鉄水天宮前駅からすぐ
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~18:00(閉門)、祈祷受付は8:00~15:30、戌の日は~16:00
重盛永信堂
しっとりやわらかい人形焼
大正6(1917)年、当時は貴重品だった砂糖と卵をふんだんに使った人形焼を販売。職人が鉄製の枠型に流して焼く人形焼は、昔ながらの甘い餡がコクのある風味だ。

重盛永信堂
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町2丁目1-1
- 交通
- 地下鉄人形町駅からすぐ
- 料金
- 人形焼=130円(1個)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~19:00、土・日曜、祝日は~18:00
小春軒
和洋折衷のかつ丼を召し上がれ
明治45(1912)年創業の洋食の店で、おすすめは洋風のかつ丼。一口かつの上に目玉焼きと、割り下とソースで煮込んだサイの目状の野菜がのり、和洋折衷の味わいが楽しめる。

小春軒
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町1丁目7-9
- 交通
- 地下鉄人形町駅からすぐ
- 料金
- かつ丼=1300円/特製盛り合わせライス=1400円/海老フライ=1400円/メンチカツ=800円/カジキバタ焼き=850円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~13:45(閉店14:00)、17:00~19:45(閉店20:30、土曜は昼のみ)
とうふの双葉
デザート感覚で豆腐を満喫
明治40(1907)年創業の豆腐屋。人気の竹豆腐は、竹筒の中に濃い豆乳をよせた豆の甘さが感じられる一品。中に栗、銀杏、野菜がぎっしり詰まったジャンボがんもも人気だ。


とうふの双葉
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町2丁目4-9
- 交通
- 地下鉄人形町駅からすぐ
- 料金
- ジャンボがんも=650円/胡麻竹豆腐=380円/竹豆腐=330円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~19:00、日曜、祝日は10:00~18:00
凡味
丹精込めた逸品を堪能する
生の白ゴマでこしらえた風味豊かな胡麻豆腐と、紀州梅の塩分を抜いて甘く煮た太郎梅が評判の懐石料理店。江戸の味を現代に再現している。胡麻豆腐と太郎梅のテイクアウトも予約制。

凡味
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町2丁目32-3
- 交通
- 地下鉄人形町駅から徒歩3分
- 料金
- 江戸懐石コース(胡麻豆腐入り)=7560円~/胡麻豆腐=1620円~(3個~、持ち帰り)/太郎梅=1620円~(3個~、持ち帰り)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~22:00(閉店、予約制)
人形町通り
2基のからくり櫓がお出迎え
新大橋通りの交差点から江戸通りの交差点までが人形町のメインストリート、人形町通り。甘酒横丁の交差点を挟んで通りの両側にはからくり櫓が2基建ち、毎日11~19時まで正時になると動き出す。


江戸甘味處 水天宮つくし
初代が考案したプリンを再現
初代が残した西洋風茶碗蒸菓子のレシピを再現した人形町風鈴プリンが評判。季節によって卵を使い分け、ていねいにこして蒸し上げるプリンは、コクがあってまろやか。


江戸甘味處 水天宮つくし
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町2丁目1-12水天宮つくしビル 1階
- 交通
- 地下鉄水天宮前駅からすぐ
- 料金
- ゴールド人形町風鈴プリンみつ豆=1026円/人形町風鈴プリン(持ち帰り、6個)=1620円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:30~17:00(閉店18:00)、土・日曜、祝日は~16:00(閉店17:00)、販売は9:00~19:00
甘味処 初音
ていねいな仕事が光る極上の甘味
天保8(1837)年創業。保存料を使わずに素材にこだわり、毎朝餅を石臼でついたり、十勝産小豆を手で選り分けたり、白玉を1日に何回かに分けて茹でたりと、徹底した仕事ぶりだ。


甘味処 初音
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町1丁目15-6
- 交通
- 地下鉄水天宮前駅からすぐ
- 料金
- あんみつ=700円/白玉クリームあんみつ=1100円/小倉しるこ=750円/玉子ぞうに=900円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~19:45(閉店20:00)、日曜、祝日は~17:45(閉店18:00)
サンドウィッチパーラーまつむら
創業100年以上を誇る老舗
大正時代から変わらぬ味を守り続けるパン店。オーソドックスなパンから、クロワッサン生地でカステラを包んだ「クロワッサンケーキ」などのユニークなものまで、常時100種類以上のパンが並ぶ。


サンドウィッチパーラーまつむら
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町1丁目14-4
- 交通
- 地下鉄水天宮前駅からすぐ
- 料金
- なかよしコンビ=180円/コーヒー=240円/プチサンド=360円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~18:00
谷崎潤一郎生誕の地
耽美主義派とも言われた谷崎潤一郎生地
耽美派の代表的作家である谷崎潤一郎の生地。明治19(1886)年、日本橋蛎殻町で生まれる。代表作には『刺青』、『蓼喰ふ虫』、『春琴抄』、『細雪』などがある。

き寿司
これぞ江戸前寿司の粋と仕事ぶりを堪能
大正12(1923)年創業の江戸前寿司の名店。人形町にふさわしい風情の店構えだが、一見客でも快く迎えてくれる。コハダや煮穴子など江戸前の伝統的なネタが味わえる。


き寿司
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町2丁目7-13
- 交通
- 地下鉄人形町駅からすぐ
- 料金
- ちらし=3780円/にぎり=3780円・5400円/コース(夜)=10800円~/ (個室利用料別)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:45~14:30(閉店)、17:00~21:30(閉店)、土曜は11:45~21:00(閉店)、祝前日の日曜は11:45~15:00(閉店)
魚久 本店
粕漬の概念を変える味
大正3(1914)年に創業した粕漬の老舗。上質な酒粕と独自の調味料を使って漬け込まれる粕漬は、切り身の中まで味がしみた逸品。京粕漬、酒粕白味噌漬、味噌漬とそれぞれに味わいが異なるが、いずれも甲乙つけがたく、どれを買おうか迷うほど。
魚久 本店
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町1丁目1-20
- 交通
- 地下鉄人形町駅からすぐ
- 料金
- ぎんだら京粕漬=1080円/さけ京粕漬=702円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~19:00、土曜は~18:00
芳味亭 人形町本店
懐かしさを感じる洋食の名店
昭和8(1933)年の創業以来、変わらない味の洋食を提供する。人気のビーフスチューは、牛肉が舌の上でとろけるほどやわらかく、コクのある手作りソースの味がしみ込んでいる。