西ノ京
西ノ京のおすすめのスポット
ガイドブック編集部が厳選した西ノ京のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。人々の思いを集め取り戻した昔の姿「薬師寺」、鑑真が開いた仏教道場「唐招提寺」、のどごしがいい十割そばを堪能「蕎麦切り よしむら」など情報満載。
西ノ京のおすすめのスポット
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西ノ京の魅力・見どころ
田園風景のなかに世界遺産の寺がたたずむ
のどかな田園風景の中に世界遺産の大寺が建ち並ぶ。「薬師寺」は、約1300年前の白鳳時代に、天武天皇がその皇后である後の持統天皇の病気回復祈願のために建立した。薬師寺から北に10分ほどの「唐招堤寺」は、苦労の末に中国からやってきた鑑真が僧の修行のためにと天平宝字3年(759年)に建立した、井上靖の『天平の甍』の世界が広がる寺だ。鑑真の墓前ではその偉業を讃えたい。
西ノ京のおすすめスポット
薬師寺
人々の思いを集め取り戻した昔の姿
白鳳時代、天武天皇が皇后の病気平癒を願い発願したのが始まり。天災や兵火により、東塔を残して創建時の姿を失い荒廃していたが、昭和43年からお写経勧進を全国で行ない、復興が始められた。現在はきらびやかな建物が並ぶ壮大な伽藍が甦りつつある。境内には数々の仏像、平山郁夫画伯の大唐西域壁画など見どころにあふれる。


薬師寺
- 住所
- 奈良県奈良市西ノ京町457
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅からすぐ
- 料金
- 通常拝観料(東塔・西塔特別公開時)=大人1100円、中・高校生700円、小学生300円/共通拝観料(東塔・西塔特別公開時)=大人1600円、中・高校生1200円、小学生300円/ (時期により拝観料・拝観可能な場所は異なる、25名以上の団体は通常拝観料(東塔・西塔特別公開時)大人1000円、中・高校生630円、小学生270円、障がい者割引あり)
唐招提寺
鑑真が開いた仏教道場
東大寺を離れることを決意した鑑真和上が、新田部親王の旧宅を賜り、天平宝字3(759)年に戒律を学ぶための修行道場として開いたことが始まり。当初はあくまでも和上の私寺として、講堂や、旧宅を改造した経蔵などのみであったが、徐々に寺としての体裁が整う。8世紀後半に、鑑真和上の弟子の如宝が金堂を完成させた。中世の兵火や明治時代の廃仏毀釈を経ても寺観を失わず、多くの天平時代の伽藍や文化財を今に伝えている。


唐招提寺
- 住所
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩8分
- 料金
- 拝観料=大人1000円/特別拝観料(拝観料別途)=大人500円/新宝蔵(拝観料別途)=大人200円/ (障がい者と同伴者1名半額)
蕎麦切り よしむら
のどごしがいい十割そばを堪能
厳選された国内産そばの実を自家製粉。ほかの素材もこだわって選ばれたものばかり。産地の異なる2種の十割そばはツルリとしたのどごしでこしがあり、きれがいい。追いざるを注文すれば2種の味が両方楽しめる。


蕎麦切り よしむら
- 住所
- 奈良県奈良市五条町9-37
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩5分
- 料金
- ざるそば(十割)=900円/かきあげざる=1400円/追いざる=600円/押しずし=300円/
菅原天満宮
日本最古の天満宮
菅原家の発祥地に氏神社として創建されたと伝えられ、天穂日命、野見宿祢命、菅原道真公の三神を祀る。神社の東100mには道真公の産湯をとったという池があり、道真公生誕の地として崇敬されている。また、境内には臥牛や筆塚など道真公にゆかりのあるものが多い。試験合格の祈願はもとより、文筆向上を願う人のお参りも多い。


本家寿吉屋奈良漬店
名物の薬師味噌をみやげに
薬師寺南門前にある奈良漬専門店。素材の旨みを生かした奈良漬が人気。ウリやキュウリはもちろん、メロン、セロリ、スイカ、生姜などもある。薬師味噌も名物のひとつ。


本家寿吉屋奈良漬店
- 住所
- 奈良県奈良市西ノ京町392-2薬師寺南門前
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩3分
- 料金
- 3年うり奈良漬=2700円(1包)/奈良漬=1080円~(1袋)/奈良漬各種桐箱詰=1296円~/薬師味噌=648円~(1袋)/セロリの奈良漬=1080円/
きなこだんご たまうさぎ
素朴な甘さのきなこだんご
こだわりの米を店で米粉に挽き、丁寧について作る。きなこをまぶすのも串に刺するのも手作業。あっさり懐かしい甘さで何本食べても食べ飽きない素朴なおいしさだ。

西の京地酒処 きとら
県内の銘酒がいっぱい
奈良の地酒を試飲できる地酒専門店。櫛羅、篠峯、春鹿、梅乃宿、睡龍、豊祝など奈良の有名酒がそろっている。女性に人気のリキュール類も豊富。近くには「おみやげ処きとら」がある。


西の京地酒処 きとら
- 住所
- 奈良県奈良市五条町3-30
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩10分
- 料金
- 大和の地ビール=540円/ゆず酒=1512円(720ml)/純米吟醸酒「西の京」=1258円(720ml)/
奈良筆祭り
使用した筆を供養し、書道の上達を祈願する
毛筆作りの始祖に感謝し、筆業の発展と書道の上達を祈る。筆に使われた獣の霊の供養も行う。当日は古い筆を持参すれば新しい筆と交換してくれ、書道用品の廉売も行われる。


薬師寺休ヶ岡八幡宮
薬師寺を守護する神社
薬師寺の南大門の南に位置する、薬師寺を守護する神社。寛平年間(889~898)に大分県宇佐から現在地に勧請された。現在の社殿は慶長8(1603)年の建物。社殿は全体に西に面し、本殿・脇殿とも小高い石積みの壇上に建つ。僧形八幡神、神功皇后、仲津姫命の三神を祀る。三神像は奈良国立博物館に寄託。


薬師寺お身拭い
仏の魂を抜く法要。餅つきに使ったお湯を使い拭き清める
恒例の餅つきの後、仏の魂を抜く法要が営まれる。その後、餅つきに使ったお湯で、本尊の薬師如来や両脇の月光、日光菩薩の螺髪や顔などが丁寧に拭き清められる。
薬師寺お身拭い
- 住所
- 奈良県奈良市西ノ京町457薬師寺
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅からすぐ
- 料金
- 無料 (別途、薬師寺拝観料必要(大人1100円、中・高校生700円、小学生300円))
うちわまき
法要の後に魔除けになるとされる団扇が参拝者にまかれる
中興の祖、覚盛の遺徳をしのぶ法要の後に行われる。午後4時から、鼓楼よりハート形の団扇が参拝者にまかれる。この団扇は、雷難、火難などの魔除けになるとされる。
喜光寺
大仏殿造営時の「試みのお堂」
養老5(721)年に行基が創建した古刹だが、現在の本堂は室町時代に再建されたもの。行基が東大寺造営の際に、このお堂を参考にしたという伝承から、“試みの大仏殿”と呼ばれる。行基終焉の地としても知られており、夏期(6月中旬~8月上旬)には境内を覆い尽くす約100種類200鉢を超える蓮の花が楽しめる。


唐招提寺のハス
端正な美しさの名刹。境内で見られる蓮の花は7~8月が見頃
鑑真和上ゆかりの寺として名高い名刹。講堂、経蔵、宝蔵をはじめとする伽藍が立ち並ぶ。千手観音など、国宝も多く、諸堂の配置は他ではみられないほどの美しさである。
のどかふぇ
体にやさしい野菜ランチや手作りスイーツでのんびり
アットホームな民家カフェで、名前のとおりのどかな雰囲気に包まれる。契約農家の特別栽培米や、オーナーの実家で育てた無農薬野菜といった食材にこだわる体にやさしいランチが人気。食後は手作りのシフォンケーキやパフェを味わいたい。14時までは6歳以下の入店は不可。

のどかふぇ
- 住所
- 奈良県奈良市五条町162-2
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩8分
- 料金
- かふぇごはん=1100円~/焼きカレードリア=800円/わらびもちパフェ=800円/手作りケーキセット=850円/
ワインと食事の宿 山代屋
ワインと創作フレンチが楽しめる宿
薬師寺近くの料理民宿。徹底的に食事にこだわり、季節感と素材を生かしたコース料理を堪能できる。部屋は家庭的で落ち着ける雰囲気でリピーターも多数。レストランのみの利用も可(要予約)。


ワインと食事の宿 山代屋
- 住所
- 奈良県奈良市西ノ京町1-15
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩15分
- 料金
- 1泊2食付=10700円~/ (シーズン料金あり、長期滞在は要相談)
菅原はにわ窯公園
古墳を飾る埴輪を焼いた窯を見ることができる
菅原東遺跡埴輪窯跡群を保存し、活用するために整備した公園。発掘した埴輪窯1基の堆積層をガラスケース内に実物展示しており、何度も埴輪を焼いていたことがわかる。

あかしやショールーム
書家や専門家を中心に高い評価を受ける筆
日本の筆作り発祥の地でもある奈良で、元和10(1624)年の歴史を誇る筆専門の老舗。書道筆や化粧筆がそろっている。見学のほか、筆(書道筆)作り体験も実施。

あかしやショールーム
- 住所
- 奈良県奈良市南新町78-1
- 交通
- JR奈良駅からタクシーで7分
- 料金
- 見学料=無料/筆作り体験(書道用太筆・細筆セット、要予約)=1620円/