温泉津・仁摩
温泉津・仁摩のおすすめのスポット
ガイドブック編集部が厳選した温泉津・仁摩のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。世界最大の砂時計がココに「仁摩サンドミュージアム」、山陰屈指の自然湧出の湯治場「薬師湯(石見銀山・世界遺産の温泉)」、レトロな湯宿が谷間の細道に並ぶ。石見銀山で栄えた湯治の湯「温泉津温泉」など情報満載。
- スポット:43 件
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温泉津・仁摩のおすすめエリア
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温泉津・仁摩の魅力・見どころ
湯治場ムードあふれる温泉地。鳴き砂の浜と砂の博物館も
温泉津(ゆのつ)は室町時代に石見銀山の採鉱が始まってから、積出港として栄えた温泉地。港に続く細い道沿いには、昔ながらの構えの宿や民家、白壁土蔵などが続く。街の中心には「薬師湯(温泉津温泉・湯元)」と「泉薬湯温泉津温泉元湯」の2つの素朴な外湯があり、湯治場のムードたっぷりだ。仁摩には日本有数の鳴き砂の浜である琴ヶ浜があるほか、「仁摩サンドミュージアム」では世界中の鳴き砂に関する資料を展示。巨大な一年計の砂時計がシンボル的存在で、大小6基のガラス張りのピラミッドが並ぶ外観が異彩を放っている。
温泉津・仁摩のおすすめスポット
仁摩サンドミュージアム
世界最大の砂時計がココに
大小6基、総ガラス張りのピラミッドが目を引く砂の博物館。メインゾーンのタイムホールでは世界最大の一年計砂時計の「砂暦(すなごよみ)」や「鳴り砂」などを展示し、定期的にガイダンスを開催。「砂の工作」コーナーでは、砂絵づくりが体験ができる。


仁摩サンドミュージアム
- 住所
- 島根県大田市仁摩町天河内975
- 交通
- JR山陰本線仁万駅から徒歩10分
- 料金
- 入館料=700円/ (65歳以上1割引、障がい者と同伴者半額、ふれあい交流館の入館は無料)
薬師湯(石見銀山・世界遺産の温泉)
山陰屈指の自然湧出の湯治場
山陰で唯一、日本温泉協会の最高評価「オール5」で認定されたかけ流し湯温泉。しびれるような心地よい生の温泉は体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評。
薬師湯(石見銀山・世界遺産の温泉)
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津ロ-7
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から大田市営バス温泉津温泉行きで8分、温泉前下車すぐ
温泉津温泉
レトロな湯宿が谷間の細道に並ぶ。石見銀山で栄えた湯治の湯
室町時代に石見銀山の採鉱が始まってから、銀の積出港として栄えた往時の面影が色濃く残る湯の町。港に続く細い道沿いにはクラシックな構えの宿や格子の民家、白壁土蔵などが続く。


泉薬湯 温泉津温泉元湯
石見銀山で栄えた風情漂う湯治場
傷ついたタヌキが傷を癒やしているところを旅僧が発見したという由来があり、建物の軒には蓮の花から体を出しているタヌキが彫られている。また、所有の古文書より狸発見伝説と初代伊藤重佐が1555年に開湯以降、代々毛利氏や徳川氏らの領主に銀を上納する見返りに温泉の権利と湯屋の経営が認められてきたという歴史がある。温泉が湯治として人々に必要とされ、現在まで尚親しまれている。


泉薬湯 温泉津温泉元湯
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津口208-1
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から大田市営バス温泉津温泉行きで8分、温泉前下車すぐ
- 料金
- 入浴料=大人450円、小人(小学生以下)200円/ (回数券10枚綴大人3500円)
震湯Cafe内蔵丞
銀山の歴史にまつわる奉行飯や薔薇シフォンケーキがおすすめ
薬師湯旧館で、温泉津に現存する最古の温泉施設を利用。見事な組み込み式天井と重厚な家具など大正ロマンが楽しめる。内藤家口伝の奉行飯に、温泉水を使った野菜蒸しや薔薇シフォンケーキなどが人気のメニュー。
震湯Cafe内蔵丞
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津ロ-7
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から徒歩18分
- 料金
- 温泉カプチーノ=500円/奉行飯=1000円/内蔵丞カレー=800円/薔薇アイスクリーム=500円/薔薇シフォンケーキ=800円/
輝雲荘
温泉津では貴重な露天風呂。畳敷きの館内は素足に快適
木の香りが漂う数寄屋風の旅館。温泉津では貴重な露天風呂をもち、地元特産の福光石と檜を使った造作にも風情がある。夕食は新鮮な旬の食材を生かした創作風の会席で日本海の鮮魚が美味。


輝雲荘
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津ロ-202-1
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から大田市営バス温泉津温泉行きで8分、温泉前下車すぐ(温泉津駅から送迎あり、予約制)
- 料金
- 1泊2食付=10950~23910円/外来入浴食事付(10:00~15:00、個室・広間利用、要予約)=4320円~/
若林酒造
温泉津唯一の老舗酒造元
温泉のある港町、温泉津の老舗酒造。地酒「開春」は若林酒造の自慢の銘酒だ。大吟醸斗瓶囲い、しぼりたて米の雫などが人気商品だ。蔵内には木の樽や道具が飾られている。

若林酒造
- 住所
- 島根県大田市温泉津町小浜ロ73
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から徒歩5分
- 料金
- 開春(720ml)=1350円/男流純米・石見辛口(1.8リットル)=2200円/米の雫(720ml)=1350円/特別純米(720ml)=1750円/
やきものの里
温泉津焼を見て作って楽しむ
良質の陶土、きれいな水、豊富な木材、そして伝統の匠によって古い歴史をもつ温泉津焼。やきものの里には巨大のぼり窯や資料館、展示室、創作室があり、作陶体験ができる。

やきものの里
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津イ-22-2
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から大田市営バス松山行きで10分、やきもの館前下車すぐ
- 料金
- 入館料=無料/手ひねり=2000円~/コップ・皿の絵付=800円~/ (送料別、高齢者と障がい者は製作体験の割引あり)
森山窯
落ち着いた色合いが魅力
やきもの館近くにある窯元。食器を中心とした実用的な器が作られている。制作風景を見学することが可能。展示品の購入もできる。湯呑みなどはみやげによい。


森山窯
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津イ-3-2
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から大田市営バス松山行きで10分、やきもの館前下車、徒歩3分
- 料金
- 見学料=無料/湯のみ=1000円~/マグカップ=3240円~/
ゆう・ゆう館
温泉津の歴史にふれる
温泉津湾のほとり、温泉街の入り口に立つ和風の外観が美しい多目的施設。1階は観光案内業務を行っており、2階のギャラリーには温泉津の歴史の豊かさを紹介する小品コレクションが展示されている。

石見城跡
龍厳山山頂にあった山城跡
龍厳山山頂にあった山城で、石見銀山の権益を持った温泉氏の軍事拠点だったといわれている。城手前は絶壁の天然要害になっている。その壁を這い上がるノウゼンカズラは秋に美しい紅葉を見せ、太田市の天然記念物に指定されている。
路庵
温泉津の魅力たっぷりのモダンダイニング
築100年を超える民家をリノベートした店はモダンな雰囲気。温泉津出身のオーナーが、地元の食材を使った無国籍の創作料理を温泉津の器でもてなす。地酒などもそろう。

路庵
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津ロ-31
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から大田市営バス温泉津温泉行きで5分、中町下車すぐ
- 料金
- オムライス=1000円/本日のおすすめ=500円~/刺身=時価/温泉津の地酒=650円~/焼酎=400円~/
平野花月堂
素朴な味わいの薄焼きせんべい
昭和22(1947)年創業の手作り銘菓の店。玉子と小麦粉を使って手焼きする温泉せんべいは、甘さひかえめで軽い食感。温泉まんじゅうもおすすめ。


平野花月堂
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津ロ-174-1
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から大田市営バス温泉津温泉行きで7分、法泉町下車すぐ
- 料金
- 温泉まんじゅう=650円(15個入)/温泉せんべい=1100円(20枚入)/
温泉津海岸
北前船が出入りしたおだやかな入り江
湾口から日本海に出る付近には、美しいリアス式海岸の点在する島々や岩壁に砕ける荒波の風景が広がっている。また波の洗う磯づたいの林の小路なども見もの。磯釣りの名所でもある。

温泉津ふれあい館
国道9号沿いにある温泉津のアンテナショップ
国道9号沿いにあるアンテナショップ「温泉津ふれあい館」には、気軽に利用できるレストラン、地元特産品の販売所、観光情報サービスなどがある。

温泉津ふれあい館
- 住所
- 島根県大田市温泉津町小浜イ493-1
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から徒歩7分
- 料金
- 温泉津焼湯のみ=1134円~/温泉津ガラスタンブラー=1296円~/地酒「開春米の雫」=1404円(720ml)/
銀山街道(温泉津沖泊道)
銀を運んだシルバーロードの跡
街道沿いには石畳、側溝、石切場跡などが残り、往時を偲ばせる。約12kmの街道は、現在は中国自然歩道として整備され、トレッキングコースとなっている。国の史跡に指定されている。

椿窯
椿の文様の愛らしい器が並ぶ
土のぬくもりが伝わる素朴な焼きものを見学できる。また湯呑みや茶碗、コーヒーカップなどの展示や即売も行っている。町内には他にも窯元があるので訪ね歩くのも楽しい。

椿窯
- 住所
- 島根県大田市温泉津町温泉津イ-3-4
- 交通
- JR山陰本線温泉津駅から大田市営バス松山行きで10分、やきもの館前下車すぐ
- 料金
- 見学=無料/湯呑み=2500円~/コーヒーカップ=5000円~/小皿=1500円~/茶碗=10000円~/
西楽寺
地元の人もお参りする浄土真宗の古刹
大永元(1521)年に開基した浄土真宗本願寺。大坂石山合戦への顕如上人からの依頼状が残されている。天保2(1831)年再建された本堂は、現在も格調高く威厳を放っている。
