北海道【十勝】道の駅&直売所で買いたいお土産はこれ! 旬の野菜や加工品を買おう
十勝の旬を楽しむなら、採れたての新鮮野菜がおすすめです。 地域ごとに特色のある道の駅や直売所に、ぜひ立ち寄ってみましょう。 まずは旬の野菜や、商品が豊富に並ぶ時間帯をチェック! 朝採れ野菜の新鮮さ...
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更新日: 2020年6月18日
生きものたちと触れ合える牧場や、かつて十勝の発展を支えた鉄道の歴史を感じられる廃線スポット、酪農王国・十勝ならではの乳製品の一大工場の見学など、より十勝を身近に感じられる体験メニューをご紹介します。
遊びの大地、十勝を五感で楽しみましょう!
十勝ならではの動物たちの営みを垣間みる体験の数々。牧場での手作り体験は自分で作ると味わいもひとしおです。
どんな服装がいい?
夏でも虫よけや日焼け防止のため長袖・長ズボンがベスト。足元はサンダル、ミュールはNG。
所要時間はどのくらい?
開催日や時間は体験メニューにより異なる。予約の際に確認しよう。
牧場の動物って?
牛・羊・馬。野生動物とは違い牧場でなら気軽に触れ合える。
伝統的な製法・技術で良質なチーズを作る農場。事前に予約をすれば気軽にバター作り体験ができる。ブラウンスイス牛の生乳の生クリームを使用し、作ったバターは農場で採れたじゃがいもや自家製のパンとともに試食できる。できたてのバターは格別のおいしさ。【新得町】
牧場イチ押し!
バター作り 1500円(1名)
約1時間(試食時間含む)、2名から実施。希望日の4日前までに予約が必要。日曜は休み。
<Step 1> 生クリームが入った容器を受け取る。
<Step 2> 容器をひたすら振る(5〜10分間)。
<Step 3> 中身が分離するので水分を瓶から出す。
<Step 4> 固形分に少量の塩を加えて完成!
<Step 5> 作ったバターは自家製パンとジャガイモにつけて試食。季節によりパンのみとなる。
昭和63(1988)年に誕生した、約1000頭の羊が放牧されている飼育頭数日本一の牧場。牧場主の安西浩さんが牧羊犬にホイッスルで巧みに指示を出し、羊の群れを牧柵に追い込むシープドッグショーは圧巻。ショーの後は6月下旬まで羊の毛刈りコーナーを開設し、見学することができる。みるみるうちに、羊がきれいに毛を刈られていく熟練の技に感動。【池田町】
牧場イチ押し!
シープドッグショー 1名1000円
5月上旬から9月下旬の土・日曜、祝日に1日1回(11時から50分間)、GWとお盆の時季は1日2回開催予定。平日は要問い合わせ。
4頭の牧羊犬が羊の群れを追い込む
まきばの家の隣りにある
かつては地域の産業や人々の生活のなかで活躍してきた十勝の鉄道。廃線となった今では十勝の代表的なビュースポットとして注目を集めています。
十勝の廃線って?
十勝には旧国鉄民営化の1987年を境に廃止となった旧国鉄士幌線や旧国鉄広尾線がある。
<旧国鉄士幌線>
起点となる帯広駅から北上し、上士幌町の旧十勝三股駅までの全長78.3kmを結んでいた。
<旧国鉄広尾線>
起点となる帯広駅から南下し、広尾町の旧広尾駅までの全長84kmを結んでいた。
<北海道遺産>
タウシュベツ川橋梁は次世代に引き継ぎたい北海道の宝物として北海道遺産に選定された。
ダム建設で水没した橋。水が少ない冬には凍結した湖面に姿を現し、夏には水位が上昇し湖の底に沈むため「幻の橋」とも呼ばれている。橋梁までの林道通行には許可が必要なこと、また付近にはヒグマが生息していることから、近くで見学するにはガイドツアーの利用が望ましい。【上士幌町】
「愛の国から幸福へ」で有名な旧国鉄広尾線の駅。現在は交通記念館として、往時の切符やSLなどを展示。【帯広市】
SLが展示され撮影スポットにもなっている
ホームには、当時のものを再現した看板がある
駅前の「幸福ゆき」切符をかたどったモニュメント
平成25(2013)年に改築。幸福交通公園として公開されている。【帯広市】
板張りのプラットホームとディーゼルカー
幸せを願う恋人の聖地として人気のスポット
駅舎からプラットホームへ抜ける途中にある幸福の鐘
廃線になった旧ちほく高原鉄道を観光鉄道として活用している体験型施設。道内最古の転車台も公開。【陸別町】
体験メニュー
乗車体験 300円、トロッコ体験 300円、運転体験Sコース 2000円〜
スケールの大きな工場で作られている十勝の銘菓や乳製品。実際に製造工程をのぞいて、十勝の「食」の魅力を楽しく学びましょう!
どんな工場を見学できる?
牛乳・チーズなど乳製品の工場が多いのは酪農王国・十勝ならでは。銘菓やワインの工場もある。
予約はできる?
事前予約が必要な工場がほとんど。申し込みは専用電話やウェブの予約フォームから。
所要時間はどのくらい?
見学内容により異なるが1〜2時間は必要となる。一日のなかで開催する時間も決まっている。
銘菓「三方六」などを販売する帯広の老舗菓子店・柳月のお菓子工場。菓子店舗、カフェテラス、おかしづくりの体験工房(有料)がそろう。工場はガラス越しにいつでも見学ができる。【音更町】
見学ポイント
銘菓「三方六」の白樺模様が描かれる様子など製造工程を見学できる。
銘菓「三方六」を三方六寸の薪の形に切り分ける
3階の見学通路から2階の製造工程を一望できる
音更帯広ICより1.5㎞
中世ヨーロッパの城を連想させる建物。正式名は「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」。十勝ワインの製造工程が見学できる。売店では限定ワインや特産品などを販売。【池田町】
※2019年10月より池田ワイン城は改修中。一部、見学不可になる場合あり
見学ポイント
コンピューター制御でワインが瓶詰めされる様子を間近で見学できる。
十勝平野の広大な田園風景を望む池田ワイン城
ワインの製造方法やブドウ栽培などを紹介
明治のチーズや生クリームなどを製造している日本最大級のナチュラルチーズ工場。工場見学ではチーズの知識や製品ができるまでを楽しく学べる。見学は完全予約制。【芽室町】
見学ポイント
カマンベールチーズ型の大型ディスプレイでチーズのことを詳しく学べる。
十勝ゆかりの人物や歴史を伝えるスポットから十勝の気候を生かした季節限定の空間まで見どころがいっぱいです。
いつ行く?
季節ごとに自然と一体となって楽しめるスポットが多く、夏の時期だけオープンしている施設や、十勝の冬を体感できるイベントなど様々。行きたいスポットのベストシーズンをチェックして出かけよう。
原生林に囲まれた14万5000平方メートルの広大な敷地内に、十勝にゆかりのある画家の美術館、ギャラリーが点在。レストランや売店などの施設があり、まくら木の遊歩道をのんびり散策することもできる。【中札内村】
ココが見どころ!
壁一面のガラス窓から、季節に応じて変化する景色を眺められるアートな空間。
美術館やギャラリーが点在している
まくら木の遊歩道が続く
北の大地美術館
自画像コンクールの受賞作などを展示
村の特産品の豆類を紹介する資料館。豆の流通に関する道具や帳簿、明治から昭和期に使用された農機具のほか豆のレシピも30種類以上紹介する。【中札内村】
ココが見どころ!
ビーンズ氏の家の中をめぐりながら中札内の豆や農業について学べる。
国内外の豆170種を展示
昭和27年に移築・改修された建物
真冬の十勝川温泉を彩るイベント。一面に散りばめられた色とりどりに光り輝く三角錐によって、音と光を連動させ幻想的なムードを演出。【音更町】
ココが見どころ!
約600個の電球とLEDの光と音が創り出すファンタジックショー。
光が彩る幻想的なひととき
厳冬期にのみ湖上に現れる幻の村の中にアイスバーや教会が登場。教会では2月中旬からは毎晩キャンドルが灯され、一段と幻想的な世界に。【鹿追町】
ココが見どころ!
会場内のすべての建物が然別湖から切り出した氷と雪のみで作られている。
凍結した然別湖上にコタン(アイヌ語で村)が出現
鹿追ゆかりの洋画家・神田日勝(1937~70)の美術館。日勝が描いた油彩画を中心にデッサンや写真資料、実際に使用された画材、アトリエの再現コーナーなどもあり、彼の生涯と作品世界をじっくり堪能できる。【鹿追町】
ココが見どころ!
未完となった作品『馬(絶筆・未完)』は必見。
神田日勝が32年8か月の生涯で描いた作品を展示
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。