みなべのウメ
「ひと目百万本」といわれる日本一の梅の里
みなべ・田辺地方の梅栽培は江戸時代、紀州田辺藩が梅の栽培を奨励したことから広がり、今や日本一の梅の里。南部梅林、岩代大梅林など広大な梅林がいくつかあり、花の季節には一般公開される。
紀州石神田辺梅林(キシュウイシガミタナベバイリン)
標高300mの梅林
山地にある隠れ里のような梅林越しにはるか水平線を望む。落武者石神禄武と鎮守姫が住んだという伝説が残る。花の季節には梅林が一般開放され、多彩なイベントを開催。
南部梅林(ミナベバイリン)
見渡すかぎりの梅の花
「一目百万、香り十里」と称される最大級の広さを誇る梅林。観梅時期には、南高梅の白い花が見渡す限りの山肌を覆う景色を一望でき、多くの観光客でにぎわう。
南部梅林
- 住所
- 和歌山県日高郡みなべ町晩稲
- 交通
- JRきのくに線南部駅からタクシーで10分(南部駅から臨時バス運行あり)
- 料金
- 大人300円、小人100円(30名以上の団体は大人250円)
岩代大梅林(イワシロダイバイリン)
広大な梅のじゅうたんが広がる
30haの敷地に約2万本の梅の木があり、2月中旬には白い花が斜面一面に咲き香って、すばらしい景観を見せる。シーズンにはさまざまなイベントも開催される。