内房・南房総の菜の花
黄色に染まった菜の花畑は春の光景として親しまれる
「春の使者」として親しまれるアブラナ科の一年草。花菜(ハナナ)、菜花(ナバナ)、油菜(アブラナ)などの別名がある。種子は絞って菜種油に、花序や若芽は食用にする。花期は12月~5月。明るい黄色の花が田畑や堤防に群生する景色はほのぼのとした趣がある。県の花として親しまれる千葉県では、食用生産がさかんで、房総半島に名所が多い。
袖ケ浦公園(ソデガウラコウエン)
豊かな緑と四々の花が鑑賞できる。珍しい植物も多く楽しめる
豊かな緑と四季折々の花が鑑賞できる公園。春には菜の花、桜、夏には花菖蒲、あじさいが咲き、園内を彩る。ほかに万葉集で歌われた植物が観賞できる万葉植物園や郷土博物館と見どころも多い。