台湾のおすすめ小籠包店8.蘇杭點心店

スープにしっかりとうまみがあるので、そのままでもおいしくいただける。蘇杭小籠包(スウハンシャオロンパオ)140元(8個)


若い夫婦が切り盛りする店で、小籠包の味付け用の醤油など、調味料からすべてオリジナルというこだわりよう。鶏ガラと豚骨の2種類をブレンドしたスープは、コクがあって口の中でふわりとおいしさが広がる。レタスチャーハンも美味。

蘇杭點心店
住所:羅斯福路2段14号
交通:MRT古亭駅から徒歩3分
営業時間:11:00~20:30
休業日:無休
テイクアウト:可

台湾のおすすめ小籠包店9.小上海

手作りの皮は弾力があり、干し貝柱や肉など素材のうまみがたっぷり。さっぱりとしてクセの少ない白酢が合う。小籠湯包(シャオロンタンパオ)150元(10個)


1966年オープンの老舗。メニュー数は多くないが、どれを食べてもハズレがなく、近所のオフィスで働くビジネスマンにも人気が高い。とくに、創業以来変わらないレシピで作る小籠湯包、油豆腐細粉(スープ春雨)は好評だ。

小上海
住所:民生東路4段62号
交通:MRT松山機場駅から徒歩11分
営業時間:10:30〜20:30
休業日:第1・3月曜
テイクアウト:可

台湾のおすすめ小籠包店10.京鼎樓

もともと人気の看板メニューだが、さらに改良が加えられ、肉汁と肉らしい食感が増した。小籠包(シャオロンパオ)230元(10個)


たっぷりの肉汁とさっぱりとした味付けの小籠包で台北在住の日本人に絶大な人気を誇り、相席覚悟の混雑店となっている。また小籠包だけでなく、ザーサイと豚肉入りのスープ麺・榨菜肉絲麺130元や、ほんのり甘いタロイモ入り芋泥小包220元などもおすすめ。

京鼎樓
住所:長春路47号
交通:MRT中山駅から徒歩5分
営業時間:11:00〜14:30、17:00〜21:30
休業日:月曜
テイクアウト:可

台湾のおすすめ小籠包店11.楽天皇朝

黒トリュフ、フォアグラなど8種の味を楽しめる。味の薄いものから濃いものの順番に食べてみて。特色皇朝小籠包(トースーホアンスーシャオロンパオ)368元(8個)


上海、日本などにも支店をもつ、シンガポールの人気中国料理店。ラグジュアリーな空間で中国全土の料理が味わえる。マカロンから発想を得たという8色の小籠包は必食の品。

楽天皇朝
住所:忠孝東路5段68号 微風信義4F
交通:MRT市政府駅直結
営業時間:11:00~21:30(木~土曜は~22:00)
休業日:無休
テイクアウト:可

台湾のおすすめ小籠包店12.盛園絲瓜小籠湯包

店名にもなっている看板メニュー。豚肉に加え、えびとへちまが入ってさっぱり。絲瓜小籠湯包(スークアシャオロンタンパオ)170元(8個)


レトロな中国風インテリア、湯気がもうもうと上がるガラス張りの厨房と、台湾らしさ満点。メニューには看板料理の小籠包をはじめ数々の点心、スープ、一品料理が並び、常連客でもメニュー選びに苦心するほど。

盛園絲瓜小籠湯包
住所:杭州南路2段25巷1号
交通:MRT東門駅から徒歩10分
営業時間:11:00〜14:30、16:30~21:30
休業日:無休
テイクアウト:可

台湾の小籠包について知ろう

小籠包とはどんな食べ物?

もとは上海料理が起源とされるが、台湾の定番料理として定着している。豚肉にねぎ、しょうがなどを混ぜた肉あんと煮こごり(熱するとスープになる)を、小麦粉の皮で包んだものがスタンダード。せいろにきれいに並べ、アツアツに蒸したのちに提供される。

小籠包の注文のしかた


注文は写真のようなメニュー名と値段が書いてある伝票に客が直接書き込むことが多い。伝票と一緒に写真付のメニューを渡されることも。

小籠包の食べ方

①はじめに、しょうがを入れた小皿に酢と醤油を3:1の割合で入れ、タレを作る。

②せいろに箸をのばして小籠包の上部をつまみ、そっと小皿に取る。

③ほどよくタレをからめてレンゲの上にのせ、しょうがを少し添える。

④小籠包の横からスープを味わってから本体を食べる。やけどに注意。

秘訣は冷めないうちに食べること。あんの絶妙なうまみを味わおう!

小籠包の豆知識

★「小籠包」のメニュー名
一般的な豚肉あんの小籠包は「小籠湯包」や「小籠包子」と書いてあることも。「小籠湯包」は、錦糸玉子入りのスープに浸して食べる別の料理である場合もある。

★甘い小籠包もある?
小籠包の中身をチョコレートやタロイモのあんにしたデザートもある。メニューに「甜」の字がついた欄は甘いもの(=デザート)という意味。

★ハーフサイズに!
「半份(パンフェン)」で半分サイズの提供に対応してくれる店もあるので、お店の人にたずねてみよう。

小籠包のバリエーション

店によっては中身のあんにいくつかのバリエーションがある。へちまやえび、かになどは通常の豚肉あんに次いでポピュラーな具材だ。独創性あふれる小籠包もたくさんあるので、見かけたら試してみたい。

「タロイモ」芋泥小籠包(ユィーニーシャオロンパオ)

ほんのりとした上品な甘さと、ねっとりしたタロイモの食感が個性的な一品。

「蟹」蟹粉小籠包(シエフェンシャオロンパオ)

沙母という台湾産のメスがにの身とみそを豚肉と混ぜて包んでいる。濃厚な味わい。

「へちま&えび」絲瓜蝦仁小籠包(スークアシアレンシャオロンパオ)

へちまは人気の具材。シャキシャキした歯ざわりが楽しいさっぱり味。えびはプリプリ。

「烏龍茶」烏龍茶小籠包(ウーロンチャーシャオロンパオ)

皮とあんに粉末茶葉を練り込んだ緑色の小籠包。京鼎樓でいただける。

「トリュフ」松露小籠包(ソンルウシャオロンパオ)

豚肉に細かく刻んだトリュフを加えたゴージャスな小籠包。豊かな香りを楽しみたい。

ほかにもこんな種類があります!
鶏肉(チーロウ)小籠包…鶏肉
韓式(ハンシー)湯包…キムチ
豆沙(トウシャー)小包…小豆あん
棗泥(ツァオニー)小包…なつめあん
抹茶(モーチャー)小包…抹茶味のあん

台湾で小籠包を食べに行こう!

今回は台湾のおすすめ小籠包店をご紹介しました。食べてみたい小籠包は見つかったでしょうか? 

この他にも、台湾には注目スポットが盛りだくさん。ぜひ事前にチェックして、楽しい台湾旅行にしてくださいね。 

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