沖縄県 x 寺社仏閣・史跡
沖縄県のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
沖縄県のおすすめの寺社仏閣・史跡スポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。高さ143cmある陽石の様な石柱。人頭税や賦計り石と呼ばれる「人頭税石」、享保5(1720)年に掘られたとされる井戸。国の指定史跡「大和井」、島の祭祀を執りおこなった聖地「久高御殿庭」など情報満載。
41~60 件を表示 / 全 79 件
沖縄県のおすすめスポット
人頭税石
高さ143cmある陽石の様な石柱。人頭税や賦計り石と呼ばれる
薩摩藩の侵略で宮古・八重山地方に課せられた人頭税の賦計り石(ぶばかりいし)。15歳から50歳の男女を対象にしたが、背丈がこの石の高さを超えたら課税されたという伝承も残る。
大和井
享保5(1720)年に掘られたとされる井戸。国の指定史跡
1720年に掘られたものとされる井戸。その構造から首里王府から派遣された高等役人や薩摩藩から派遣された役人専用のものであったと考えられている。国指定の史跡。
久米至聖廟
旧久米村の人々に親しまれた孔子廟
中国の哲学者孔子とその弟子を祭るため、延宝4(1676)年に創建。沖縄戦で焼失後、再建された明倫堂は久米村の子弟のための教育機関で、琉球における公立学校の始まりとされる。
護国寺
歴史ある波上宮の高野山真言宗の寺
貞治7(1368)年、琉球国王察度の頃に創建された。高野山真言宗の寺院で、本尊は聖観世音菩薩。現存する寺院としては沖縄でいちばん古いといわれる。波上宮に隣接して建つ。
護国寺
- 住所
- 沖縄県那覇市若狭1丁目25-5
- 交通
- ゆいレール旭橋駅から徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由、本堂参拝は6:30~18:30、寺務所受付は8:00~
- 休業日
- 無休(行事や法事時は臨時休あり)
仲宗根豊見親の墓
平良港の近く。かつて支配者だった人物が父を弔うために建てた墓
15世紀から16世紀にかけて宮古島を支配した仲宗根豊見親が、父を弔うために建造した墓。宮古独特の「ミャーカ」と呼ばれる巨石墓の様式と沖縄本島の横穴式の設計を併せ持つ。
上比屋山遺跡
土器や中国製の陶磁器が散在する集落跡
14、15世紀ごろの集落跡。倭寇の根拠地であったとする説や海外貿易の中継地であったとする説などがある。宮古島産の土器や中国製の陶磁器が散在している。
仲筋井戸
島のほぼ中心に残る井戸で、犬が発見したという伝説がある
島のほぼ中心にある井戸。昔は島の生活の中心を担っていた。犬が発見したという伝説があり、おめでたい水として出産祝いや元旦の若水に使われている。
盛加井
上水道普及以前の生活を支えた水源。貝塚や土器も発見されている
上水道が普及する以前に人々の生活を支えた水源。大きな洞には貝塚が残り、土器なども発見されていることから、古くからここを中心に集落が形成されていたと考えられている。
中村家住宅
上層農家の生活を知る遺構
18世紀中頃の建築といわれる農家の屋敷。屋敷を囲むフクギと石垣をはじめ、赤瓦屋根、母屋、家畜小屋などの遺構は、沖縄住居建築の特色をすべて備える。国指定重要文化財。
中村家住宅
- 住所
- 沖縄県中頭郡北中城村大城106
- 交通
- 沖縄自動車道北中城ICから県道29・146号を大城方面へ車で3km
- 料金
- 見学料=大人500円、中・高校生300円、小学生200円/ (団体料金(20名以上)は、正規料金から1割引。障がい者手帳持参で2割引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~14:30(閉館15:00)
- 休業日
- 月~金曜
唐人墓
イギリス兵に殺害された中国人奴隷たちを葬るためにつくられた墓
19世紀中頃、アメリカへ向かう中国人労働者が石垣島で処刑された(バウン号事件)。中国人苦力(クーリー)の慰霊のため、昭和46(1971)年に建立された鮮やかな色彩と細工が目を引く。
糸数 アブチラガマ
アブチラガマでは沖縄戦で多数の軍民が生活していた
ガマは沖縄の方言で「洞窟、窪み」の意味。全長270mにも及ぶアブチラガマでは、沖縄戦で600人以上もの軍民が生活した。ガイド(有料)の説明が受けられる。
糸数 アブチラガマ
- 住所
- 沖縄県南城市玉城糸数667-1
- 交通
- 那覇空港自動車道南風原南ICから国道507号、県道48号を玉城方面へ車で6km
- 料金
- 入壕料=大人250円、小・中学生100円/ (団体20名以上は大人200円、要電話予約)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 無休(年末年始休)
幸地腹・赤比儀腹両門中墓
一族団結の象徴である巨大な墓
門中とは、墓を共有する父系一族のことで、この墓は幸地腹門中と赤比儀腹門中の共同墓。300年以上の歴史をもち、5400平方メートルという広大な敷地は沖縄最大規模だ。
幸地腹・赤比儀腹両門中墓
- 住所
- 沖縄県糸満市糸満1367
- 交通
- 那覇空港から国道331号を糸満方面へ車で11km
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無休
グスクロード
糸数、玉城、ミントン、垣花の4つを結ぶ道をグスクロードと呼ぶ
南城市玉城には糸数、玉城、ミントン、垣花の4つのグスク跡がわずか4kmの範囲で道沿いに分布しており、これらを結ぶ道は「グスクロード」と呼ばれている。
グスクロード
- 住所
- 沖縄県南城市玉城中山
- 交通
- 那覇空港自動車道南風原南ICから県道48号を玉城方面へ車で8km
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無休
知念城跡
美しいアーチ形の石門が残る
知念集落の丘上にある、代々の知念按司の居城。自然石を野面積みした古城と、石造文化の粋を集めたアーチ式の新城に分かれる。城内には拝所や火の神の社殿などが残る。
知念城跡
- 住所
- 沖縄県南城市知念知念1033-3
- 交通
- 那覇空港自動車道南風原北ICから国道329・331号を知念方面へ車で19km
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無休
漲水御嶽
祀られている男女神は、島の守護神として信仰されている
宮古島創世の神話にまつわる拝所。古い石垣に囲まれた祠には「古意角(こいつの)」と「姑意玉(こいたま)」の男女2神がまつられ、島の守護神として信仰されている。
仲原遺跡
縄文時代の集落跡
伊計島のほぼ中央にある縄文時代の集落跡。沖縄県内で最大の竪穴式住居跡であり、人骨や土器、石斧などが出土した。
仲原遺跡
- 住所
- 沖縄県うるま市与那城伊計
- 交通
- 沖縄自動車道沖縄北ICから県道36・10号を与那城伊計方面へ車で28km
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無休
沖縄平和祈念堂
美と平和の殿堂
恒久平和と戦没者の追悼の象徴として建設。堂内には、沖縄を代表する芸術家山田真山氏が生涯をかけて原型を制作した高さ約12mの沖縄平和祈念像が安置されている。壁面には、沖縄と平和を題材にした絵画が並び、また、祈念堂の理念に賛同した全国の著名な画家たちから寄贈された絵画を展示する美術館などがある。
沖縄平和祈念堂
- 住所
- 沖縄県糸満市摩文仁448-2
- 交通
- 那覇バスターミナルから琉球バス交通83番玉泉洞線玉泉洞駐車場行きで41分、玻名城入口で琉球バス交通82番玉泉洞・糸満線糸満バスターミナル行きに乗り換えて9分、平和祈念堂入口下車、徒歩3分
- 料金
- 参観料=大人450円、中・高校生350円、小人無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 無休(臨時休あり)