奈良 x 墓・古墳
奈良のおすすめの墓・古墳スポット
奈良のおすすめの墓・古墳ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。総重量2300トンの巨石に封印された墓「石舞台古墳」、歴史的にも学術的にも価値の高い壁画「キトラ古墳」、濠に囲まれた宝来山古墳「垂仁天皇陵」など情報満載。
- スポット:37 件
- 記事:2 件
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奈良のおすすめの墓・古墳スポット
1~20 件を表示 / 全 37 件
石舞台古墳
総重量2300トンの巨石に封印された墓
巨石を積んだ石室が露出した墳墓。盛り土は失われたが、濠に囲まれた日本最大級の石室を持つ方墳といわれており、国の特別史跡に指定されている。棺が安置されていた長さ約7.7m、幅約3.4m、高さ約4.8mの玄室に入ることができ、そのスケールに圧倒される。名前の由来は、広く平らな天井石を舞台代わりに使ったからなど諸説ある。
石舞台古墳
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村島庄
- 交通
- 近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで27分、石舞台下車、徒歩3分
- 料金
- 入園料=大人300円、高校生以下100円、未就学児無料/ (30名以上の団体は割引あり、障がい者手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:45(閉門17:00)
キトラ古墳
歴史的にも学術的にも価値の高い壁画
直径14mの小型の円墳に横口式石槨を設ける。壁に四神・十二支像、天井に天文図の壁画が描かれている。中国蘇州の淳祐天文図より500年古く、世界最古の天文図と判明した。
高松塚古墳
あでやかな美女の壁画が出土した
藤原京期(694~710)に築造、直径は下段23m、上段18m、高さ5mの二段式の円墳。被葬者は特定されていないが、天武天皇の皇子説、臣下説、朝鮮半島系王族説などがある。隣接する高松塚壁画館では、棺を納めていた石槨の原寸模型、副葬品のレプリカ、壁画の原状模写などを展示し、高松塚古墳の全容を再現している。
高松塚古墳
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村平田439
- 交通
- 近鉄吉野線飛鳥駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料(高松塚壁画館)=大人250円、高校・大学生130円、小・中学生70円/ (障がい者と介護者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)、高松塚壁画館は9:00~17:00(閉館)
史跡藤ノ木古墳
古代ロマンを肌で感じる史跡
6世紀後半に造られた直径約50mの円墳。発掘調査により、世界でも類を見ない豪華な馬具が出土し、未盗掘の石棺内からは2体の被葬者とともに冠や履、大刀などの多くの副葬品が出土し話題となった。ただし、被葬者についてはいまだ謎に包まれている。
史跡藤ノ木古墳
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西2
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺門前行きバスで8分、終点下車、徒歩5分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)、照明点灯時間は9:00~19:00
箸墓古墳
女王・卑弥呼の墓との伝説も
全長約280mの前方後円墳。『日本書紀』には、崇神天皇のころに造られた倭迹迹日百襲姫命の墓とされる。『日本書紀』によると、この古墳を昼は人が造り、夜は神が造ったと伝えられている。卑弥呼の墓との説もある。
神武天皇陵
古事記や日本書紀における初代天皇・神武天皇の陵墓
大和地方を平定したといわれ、古事記や日本書紀における初代天皇、神武天皇の御陵で、周囲の直径33m、高さ5mの円形墳。参道には玉砂利が敷き詰められており、荘厳な大鳥居が立っている。
崇神天皇陵
大和王権を築いた天皇の墓とされる
全長242mで、古い文献には「山辺道勾岡上陵」と記されている。周囲には水をたたえた濠がめぐらされ、土堤沿いに一周歩くことができ、散歩コースとしてもおすすめだ。
景行天皇陵
大和古墳群の中で最大規模
日本武尊の父といわれる第12代景行天皇の墓。大和古墳群の中でも最大の前方後円墳で全長300m。周囲に濠をめぐらし、古墳の近くには陪塚がある。
景行天皇陵
- 住所
- 奈良県天理市渋谷町
- 交通
- 近鉄天理線天理駅から奈良交通桜井駅行きバスで16分、渋谷下車、徒歩8分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉園)
牽牛子塚古墳
あさがお塚古墳の別名も持つ古墳
石槨は巨大な岩をくりぬいて造られている。発掘調査により、対辺約22mの八角形墳であることがわかった。内部を壁で区切り、棺台が2つ削りだされており、斉明天皇と間人皇女を合葬したとされる説がある。
マルコ山古墳
発掘調査により明らかとなった多角形墳
真弓丘陵の一角にある対角長が約24mの多角形墳。石室の構造が高松塚古墳やキトラ古墳と似ているため、壁画などの発見が大いに期待されたが、内部には壁画はなく真っ白な漆喰のみが塗られていた。
丸山古墳
横穴式石室の全長は全国第1位
全長約320m、その大きさは全国6番目、県下最大規模の前方後円墳。古くから円墳と思われていて丸山と名付けられたが、昭和44(1969)年に前方後円墳であることが判明。
奈良県営馬見丘陵公園
緑と四季の花に囲まれた自然いっぱいの公園
馬見丘陵の古墳群を包み込むような自然環境にある総面積約56haの公園。古墳の丘、睡蓮の池、菖蒲園などがあり、緑と四季の花に囲まれる。公園館では資料も展示している。
奈良県営馬見丘陵公園
- 住所
- 奈良県北葛城郡河合町佐味田2202
- 交通
- 近鉄田原本線池部駅からすぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(公園館は9:00~16:30<閉館17:00>)
平城坂上陵 宇和奈辺・小奈辺陵墓参考地
4世紀末から5世紀前半の築造とされる古墳群
平城宮跡の西の神功皇后陵から東のウワナベ古墳までの大規模古墳群を総称して佐紀盾列古墳群と呼ぶ。全長約200mを超す前方後円墳を中心に、中小の古墳が集まる。
平城坂上陵 宇和奈辺・小奈辺陵墓参考地
- 住所
- 奈良県奈良市法華寺町ほか
- 交通
- 近鉄奈良線大和西大寺駅から徒歩20分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
伝・山部赤人の墓
付近に寺社などの名所もある万葉の歌人の墓とされる五輪塔
万葉の歌人、山部赤人の墓と伝わる五輪塔が、額井岳の東麓、東海自然歩道沿いにある。付近には十ニ神将を刻んだ銅鐘がある戒長寺や戒場神社など名所も多い。
伝・山部赤人の墓
- 住所
- 奈良県宇陀市榛原山辺三
- 交通
- 近鉄大阪線榛原駅から奈良交通山辺東行きバスで15分、山辺下車、徒歩25分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
黒塚古墳
「卑弥呼の鏡」の出土で有名
大和古墳群にある全長約130mの前方後円墳。1面の画文帯神獣鏡と33面の三角縁神獣鏡などの副葬品が出土した。三角縁神獣鏡は「卑弥呼の鏡」と呼ばれる。
黒塚古墳
- 住所
- 奈良県天理市柳本町1118-2
- 交通
- JR桜井線柳本駅から徒歩5分
- 料金
- 展示館入館料=無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(展示館は9:00~17:00)
後醍醐天皇陵
石玉垣に囲まれて静かにたたずむ天皇御陵
如意輪寺の境内にある後醍醐天皇の御陵。京への思いを抱き続けた天皇の意を偲び、京都方面を正面に築造。山陵は円墳で、杉や美林の中に石玉垣に囲まれて静かにたたずむ。
村上義光墓
大塔宮護良親王の身代わりとして自害した武将村上義光の墓
信濃の武将、村上義光の墓。義光は、大塔宮護良親王の身代わりとして、蔵王堂二夭門上で自害した。捨てられた義光の首を里人が拾って、この地に葬ったといわれている。



