出石の皿そばオススメの店4選 城下町の伝統の味をいただきます!
城下町の面影が残る町に数十軒ものそば屋が並ぶ出石。
ひきたて、打ちたて、ゆがきたての三たてが出石そばの味の決め手となっています。
約300年の伝統を持つそばを堪能できるオススメの店をご紹介します。
この記事の目次
出石皿そばとは?
宝永3(1706)年、出石城主として信州上田の仙石氏が国入りする際、そば職人を連れて来たことが出石皿そばの始まり。その後、出石焼が始まり、白地の小皿に盛る様式が確立。5皿1組を一人前とし、数種の薬味とだしでいただく。
20皿以上食べると特典あり!
出石では一人20皿以上そばを食べると手形などの景品が出る店が多い。(規定枚数やもらえる景品は店によって異なる)
通の食べ方
1.薬味やつゆをつけずにそのまま食べて、そばの味と香りを楽しむ
2.二皿目は皿そばの上に薬味をのせ、つゆをかけて食べる
3.そばちょこに卵を溶き、山芋、ワサビを混ぜたつゆにそばをつけて
4.そばちょこに残ったつゆにそば湯を入れてしめる
【出石の皿そばオススメの店4選】そば庄
出石皿そばの神髄を貫く
香り豊かでしゃっきりとした歯ごたえのあるそばは、出石皿そばの神髄、三たてを貫いているあかし。新そばの季節となる12月ごろはとくにオススメ。甘皮の実を石臼でひいた、そば粉100%の「ちひろそば」(1200円)も人気。
出石皿そば 5皿900円(追加一皿150円)
●そば:玄蕎麦、ひきぐるみの黒めで風味豊かな二八そば
●つゆ:昆布・鰹節・うるめぶしなどでだしを取った信州風の辛めのつゆ
●山芋:主に青森産の山芋を使用
●わさび:主に静岡産の生わさびを使用
●薬味:地元産の新鮮なネギと大根
●卵:地元産の鶏卵をまるごと1個つゆにとく
昔ながらの技と味を守り続ける
そば庄
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町鉄砲27-13
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、沢庵寺口下車、徒歩5分
- 料金
- 出石皿そば(5皿、やまいも、玉子付)=950円/追加=150円(1皿)/ちひろそば=1200円/そばがき=800円/にしんそば=1100円/
【出石の皿そばオススメの店4選】さらそば甚兵衛
「三たて」を守る出石の老舗
優雅に泳ぐ錦鯉が迎える情緒ある店でゆったりと、ひきたて、打ちたて、ゆがきたての伝統ある出石皿そばを味わえる。全国新そば会会員。
皿そばは一皿(160円)からオーダー可能(薬味は一人前150円)
美しい庭園を望みながら食事ができる
さらそば 甚兵衛
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町小人14-16
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車すぐ
- 料金
- 出石皿そば=150円(1皿)/薬味=200円/
【出石の皿そばオススメの店4選】官兵衛
その日の分だけを石臼でひく
石臼で自家製粉した香り高いそば粉を使った皿そばは、一皿から注文できる。皿そばのほかに、にしんそばやかけそばなど温かいそばがあるのも特徴。そば粉十割の田舎そばも。
出石皿そば(5皿)900円(追加一皿140円)
風情ある外観
官兵衛
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町八木68
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩5分
- 料金
- 出石皿そば=129円(1皿)・864円(1人前)/官兵衛そば=972円/田舎そば=972円/薬味=250円/
【出石の皿そばオススメの店4選】入佐屋
自分で打ったそばに舌鼓を
出石皿そばをはじめ、石臼ひきの十割そばや田舎そばなど、多彩なそばを楽しめる。粉に水を入れる段階からできるそば打ち体験(2名以上、予約制、1人1650円)も人気。
田舎そば 1200円
かつて映画館だった建物を改装した店舗
入佐屋
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町内町98-1
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石行きで30分、終点下車、徒歩5分
- 料金
- そば打ち体験(2名以上、予約制)=1650円(1名)/出石皿そば(5皿)=900円/十割田舎そば(蕎麦の実入りそば葛餅付)=1200円/
出石観光センター
【出石おやつにいかが?】そばドーナツ
地元産のそば粉を使った焼きドーナツ。町歩きの休憩に食べてみよう。
そばドーナツ 1個 (イートイン)242円、(テイクアウト)238円
いずし観光センター
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町内町104-7
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩5分
- 料金
- 出石そば(4人前)=700円~(1パック)/そばドーナツ=238円/出石そばソフトクリーム=486円/
ぜひ寄っておきたい 出石の見どころ
辰鼓楼
出石のシンボルの時計台
江戸時代後期様式の火の見櫓形の時計台は出石のシンボル。時を告げる太鼓を打ったことからこの名が付いたと伝えられる。
出石城跡
出石の町が一望できる
37もの朱色の鳥居が並び、白い城壁とのコントラストが美しい城跡。桜の名所としても有名で出石の町が一望できる。
永楽館
明治時代の面影をそのままに復元された芝居小屋1901(明治34)年建造の芝居小屋を復元。花道や奈落をはじめ舞台裏が見学でき、館内は見どころいっぱいでテーマパークのよう。
永楽館
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町柳17-2
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩3分
- 料金
- 大人300円、高・大学生200円、小・中学生無料(障がい者大人240円、学生160円)
まっぷるの奈良、山陰地方を担当。担当エリア以外にもオモシロネタを発信します!