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出石観光のポイント!但馬の小京都で体験したいことベスト5はこれだ! 画像:photoAC

jigen

更新日: 2023年9月6日

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出石観光のポイント!但馬の小京都で体験したいことベスト5はこれだ!

美しい景色に出会える但馬の小京都、出石。

近畿最古の芝居小屋や武家屋敷などが建ち並び、江戸時代の城下町の雰囲気を残す町並みは観光に大人気。
そんな出石観光でぜひ体験したいベスト5をご紹介します。

出石の概要と行き方

出石の概要と行き方

重要伝統的建造物群保存地区として美しい町並みが残り、関西有数のそば処としても有名な城下町。まるで絵のような美しい町並みをぶらりと歩こう。

出石への行き方

バス
JR豊岡駅
↓ 全但バス30分・590円
出石


日高神鍋高原IC
↓ 北近畿豊岡自動車道
↓ 国道482・426号・県道2号 約13km
出石

【出石観光でしたいこと】出石皿そばを食べる!

約300年も昔から伝わるという伝統の皿そばを味わおう。小皿に盛られた一風変わったビジュアルにも注目。

たくみや

正統派の味を受け継ぐニューフェイス

そば庄で17年間修業した宮下拓己さんが独立し、2010年に開業した店。歯ごたえがあり、風味の強いそばに真摯な姿勢を感じる。

たくみや

歯ごたえがありながら、のどごしもよい細めの麺

たくみや

築100年以上の町家を改装

たくみや

住所
兵庫県豊岡市出石町魚屋128
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩20分
営業期間
通年
営業時間
11:00~17:30(閉店18:00)
休業日
水曜(1月1~2日休)
料金
出石皿そば=900円/

【出石観光でしたいこと】城下町を散策する!

碁盤の目のような町並みが残る出石はぶらぶら散歩にぴったり。レトロな雰囲気が漂うかつての城下町をめぐろう。

出石明治館

明治時代のハイカラな洋館

明治20(1887)年、旧出石郡役所として建築され、市の文化財に指定されている。正面玄関にはコリント風の装飾彫りがある。

出石明治館

明治期の特徴を残す木造洋風建築

出石明治館

住所
兵庫県豊岡市出石町魚屋50
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
9:30~16:30(閉館17:00)
休業日
月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休)
料金
大人200円、高・大学生120円、中学生以下無料(20名以上の団体は80円、65歳以上・障がい者入館料半額)

辰鼓楼

今も時を刻む町のシンボル

明治4(1871)年に、旧三の丸大手門脇の櫓台に建設された辰鼓楼。現在は時計台として親しまれ、三代目の時計が時を刻む。

辰鼓楼

8時と13時には太鼓、17時には鐘の音が鳴る

辰鼓楼

住所
兵庫県豊岡市出石町内町
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
見学自由(外観のみ)
休業日
無休
料金
情報なし

出石城跡

緑に囲まれた城山

出石藩主の居城だった場所はお城山とも呼ばれ、今は城跡の石垣や城山稲荷がある。36もの鮮やかな朱色の鳥居が並ぶ様は圧巻。

出石城跡

石段を登れば、出石の町を一望できる

出石城跡

出石城跡

住所
兵庫県豊岡市出石町内町
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
見学自由
休業日
無休
料金
情報なし

酒蔵

歳月を経た赤い土壁

築250年の歴史が刻まれた、風合い豊かな土壁。現在も出石酒造の酒蔵として使われている。酒蔵内でコンサートが行われることもある。

酒蔵

季節によって土壁の色が変わるそう

酒蔵

住所
兵庫県豊岡市出石町魚屋114-1
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、沢庵寺口下車、徒歩6分
営業期間
通年
営業時間
見学自由(外観のみ)
休業日
無休
料金
情報なし

【出石観光でしたいこと】近畿最古の芝居小屋を見る!

創建当時のまま復元された芝居小屋「永楽館」。内部は常時公開されているので伝統演劇の奥深さに触れてみよう。

永楽館

甦った近畿最古の芝居小屋

明治34(1901)年建造の芝居小屋を復元。現在も歌舞伎や寄席が上演されている。花道や奈落、楽屋などが見学できる。

永楽館

舞台が近く感じられる畳敷きの客席

永楽館

毎年11月に永楽館歌舞伎が行われる

永楽館

切妻屋根に赤い土壁の外観

永楽館

住所
兵庫県豊岡市出石町柳17-2
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
9:30~16:30(閉館17:00)
休業日
木曜(12月31日~翌1月1日休)
料金
大人300円、高・大学生200円、小・中学生無料(障がい者大人240円、学生160円)

【出石観光でしたいこと】出石ならではのカバンをGET!

出石を代表する帆布製品や杞柳製品。伝統とぬくもりが感じられる一品を記念に買って帰ろう。

たくみ工芸

伝統の杞柳細工の担い手

1200年以上の歴史と伝統を誇る豊岡の工芸品である柳行李をはじめ、カゴバッグやアタッシュケースなども作成。工房では作業風景を公開している。

たくみ工芸

カゴバッグやアタッシュケースなどバリエ豊富

たくみ工芸

現在、杞柳細工の作り手は寺内さんただ一人

たくみ工芸

住所
兵庫県豊岡市出石町魚屋99
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、沢庵寺口下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:00
休業日
不定休(GW・盆時期・年末年始は営業)
料金
行李鞄=129600円~/柳行李=75600円~/飯行李=14040円~/豆バスケット=7020円~(L革)、6480円~(S革)/

かばん工房遊鞄01

世界にひとつだけのオリジナル鞄を出石みやげに

レザーバッグ・小物の製作体験とオーダーに特化した、国内最大級のかばん作り体験工房。子どもから大人まで世界にひとつだけのバッグや小物を作ることができる。

かばん工房遊鞄01

 

 

かばん工房遊鞄01

広々としたギャラリースペースもある

かばん製作体験
革を裁断してミシンで縫製、ホックを付けたり打ったり。楽しみながら世界にひとつだけのレザーバッグを。子どもでも作れるシンプルなものから大人も満足の本格派までそろう。

製作体験料金 小物1100円〜、バッグ8250円〜
所要時間 小物20分〜、バッグ2時間〜
★電話・HPにて事前に予約受け付け

かばん工房遊鞄

住所
兵庫県豊岡市出石町内町76-5
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
9:30~17:00
休業日
不定休
料金
かばん制作体験(予約優先、団体可)=1000~12000円/

【出石観光でしたいこと】散策の合間にひといき

風空路欧

隠れ家のような喫茶店

出石の町に溶け込む蔵風の外観が目印。木のぬくもりあふれるレトロな雰囲気の店内で、注文後に豆を挽く本格コーヒーを味わいたい。

風空路欧

お茶碗パフェ780円

※現在休止中、要確認

風空路欧

アイスコーヒー500円

風空路欧

こだわりのコーヒー目当ての常連客も多い

風空路欧

天井が高く開放感たっぷりの店内。連なるレトロなランプが素敵

風空路欧

住所
兵庫県豊岡市出石町内町16
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
8:00~17:00(閉店18:00)
休業日
木曜(GW・盆時期・年末年始は営業)
料金
アイスコーヒー=500円/お茶碗パフェ=780円/コーヒー=420円~/

田吾作

素朴な味わいのおはぎ

農家が経営する田吾作。自家製のもち米に餡をふんだんにまぶした「おはぎ」は、添加物を一切使用せずに作られた昔ながらの味。

田吾作

あんこときなこのおはぎ各150円

田吾作

囲炉裏のある素敵な雰囲気の店内で食べることも可能

田吾作

住所
兵庫県豊岡市出石町八木38-2
交通
JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:00(閉店)
休業日
火曜、第2月曜(1月1~3日休)
料金
おはぎ(あんこ、きなこ)=120円(1個)/お赤飯=500円(500g)/かき氷=400円~/抹茶=400円/コーヒー=350円/

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

筆者
jigen

まっぷるの奈良、山陰地方を担当。担当エリア以外にもオモシロネタを発信します!