知床【羅臼湖トレッキング】貴重な自然に出会える体験!
知床最大の湖である羅臼湖は湿原や高山植物など、知床ならではの貴重な自然が見られる場所。本格的な登山の準備をして行こう。...
更新日: 2021年9月17日
【知床半島クルーズ】世界遺産の秘境の地に船で接近!
[どれくらいかかる?] 2~4時間
[いつ行く?] 5月中旬~10月上旬
[雨の日はどうなる?]荒天時運休の場合あり
海上は夏の昼間でも気温が低いことがあるので、上着を持って行ったほうがいい。
【見られるコース】
知床岬コース ルシャコース 硫黄山コース
全長約60km、幅は約9~26kmの知床半島の中央を、背骨のように貫く1500m級の山々。9月中旬から紅葉が始まり、10月には雪に覆われる。初夏の7月頃までは残雪も見られる。
【見られるコース】
ルシャコース 知床岬コース 硫黄山コース
断崖から地下水が流れ出して落ちている滝。「フレペ」とはアイヌ語で「赤い水」のこと。硫黄や鉄分を含んでいるためそう見えたといわれている。流れる様子から「乙女の涙」と呼ばれる。
【見られるコース】見られるコース
知床岬コース ルシャコース 硫黄山コース
岸壁の岩にぽっかりと開いた穴がいくつも続く。波が岩を浸食してできたものだという。中にはたくさんのコウモリが棲んでいるとか。
【見られるコース】
知床岬コース ルシャコース 硫黄山コース
硫黄を含んだ水が断崖を流れ落ちる。上流部には観光名所のカムイワッカ湯の滝がある。知床岬コースの1/3地点であり、硫黄山コースはここで引き返す。
【見られるコース】
知床岬コース ルシャコース
ヒグマがよく現れるスポット。クルーザーなら姿を発見すると船を停止し、観察タイムを設けてくれる。ぜひ双眼鏡の用意を。
【見られるコース】
知床岬コース
切り立った断崖から直接海に水が流れ落ちる随一の撮影スポットだ。クルーザーなら近くまで近寄ってくれる。最終目的地である知床岬はすぐそこ。
【見られるコース】
知床岬コース
知床半島の突端は高さ30mほどの海岸段丘になっていて無人の灯台がぽつんとあるだけ。はるかかなたには国後島の島影が青くかすんで見える。
クルーズをじっくり楽しめる「知床岬コース」、「ルシャコース」が人気。夏は席が取りにくくなるので、早めに予約をしよう。
席がすぐに埋まる人気コース。知床半島突端を目指し所要時間が3時間以上かかるので、時間に余裕がある人向けだ。
こんな人にオススメ
フルコースで知床岬を見てみたい
各運航会社のコース名例 知床岬航路、知床世界遺産コース、知床岬クルーズ、知床岬折り返しなど
料金 大型船6500円、小型船8000円
所要時間 大型船約3時間45分、小型船約3時間
運航期間 大型船6〜9月、小型船GW・6〜10月上旬
便数 大型船1便、小型船各1~2便
ヒグマの出没地・ルシャまで行くコース。小型船で野生動物を探しながら航行するので、遭遇率が高いのが特徴だ。
こんな人にオススメ
ヒグマを見てみたい !
各運航会社のコース名例 ルシャコース、野生動物探索クルーズなど
料金 小型船5500円
所要時間 小型船約2時間
運航期間 小型船6〜10月
便数 小型船各1~2便
カムイワッカの滝で引き返すコース。料金、時間ともに手ごろで、便数が多い。断崖絶壁の海岸線や知床連山の風景が楽しめる。
こんな人にオススメ
短時間で自然スポットが見たい
各運航会社のコース名例 硫黄山航路、カムイワッカ・コース、カムイワッカの滝クルーズなど
料金 大型船3100円、小型船3300円
所要時間 大型船約1時間30分、小型船約1時間
運航期間 大型船4月28日〜10月25日、小型船4月中旬〜11月中旬
便数 大型船4〜5便、小型船4〜5便(ドルフィンは団体予約のみ)
※3航路のデータは知床観光船 おーろら(大型船)、ゴジラ岩観光(小型船)、ドルフィン(小型船)のものです。コース名や便数、料金などは各運航会社により異なります。
のんびり船の旅を楽しむなら約400人乗りの揺れが少ない大型船、風景や動物を間近に見るには約50人乗りの小型船がよい。
広いデッキがあり、自由に移動しながら景色が楽しめる。大きな揺れが少ないので船酔いの心配もほとんどない。船室が広く、冷暖房も完備。
こんな人にオススメ
船酔いしやすい人
小回りが利くので見どころを自在に移動。岸沿いに航行するので海岸線を歩くヒグマに遭遇する可能性が高い。防寒具や雨具の貸し出しもある。
こんな人にオススメ
自然を近くで感じたい人
大型船
複雑な海岸線を描く断崖や、その断崖から流れ落ちる滝を船から観賞できる。
●知床岬航路6500円 ●硫黄山航路3100円
小型船
「ルシャコース」、「知床岬コース」ではヒグマの目撃率90%以上。
●知床岬コース8000円 ●ルシャコース5500円 ●硫黄山コース3300円
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