【福岡】焼き鳥といえば! 「とりかわ」と「野菜巻き」!
福岡で「焼き鳥」といえば、カリカリのとりかわと、野菜やフルーツを豚肉で巻いた野菜巻きの2つがあります。 人気と知名度がジワジワと上昇しているとりかわは、調理法のこだわりも店によってさまざま。 また...
更新日:2018年7月18日
全国のB級グルメファンが熱視線を送る久留米へ!! とんこつラーメンの元祖といわれる「久留米ラーメン」と種類豊富な「久留米焼きとり」、この二つのご当地グルメを食べ比べ。
とんこつスープは、この街で生まれた
九州のとんこつラーメンの発祥は、昭和初期に久留米で営業していた屋台「南京千両」。豚骨をじっくりと煮込んだスープは、歴史が長いぶんだけ、味に深みがある。
とんこつラーメンのルーツ
創業昭和12(1937)年、とんこつスープが特徴の九州ラーメンのルーツといわれる。麺は、創業当初と同じ、とんこつラーメンにはめずらしい中太ちぢれ麺。夜は東町に屋台が立つ。
ラーメンDATA
麺 中太ちぢれ麺
ゆで加減 好みに応ず
スープの味 とんこつ
こってり度 ★★
ラーメン 550円
刻みチャーシューとメンマがアクセント
名店の味が奇跡の復活
昭和48(1973)年に開業したが、常連に惜しまれながら、いったん閉店。その後、冷凍保存していた命のスープをそのままに復活した。山いもとろろをかけた山かけラーメン(並700円)など独創的なメニューもある。
ラーメンDATA
麺 中細ストレート麺
ゆで加減 好みに応ず
スープの味 とんこつ
こってり度 ★★★★
「たっぷりのコラーゲン」をうたったラーメンが味わえる
ラーメン並 580円
3つの釜で豚骨を炊き、継ぎ足しながらつくるスープは濃厚
創業から半世紀超の伝統の味
昭和28(1953)年に屋台からスタート。以来、継ぎ足しながら味を深めてきた「呼び戻しスープ」を使う。自店製の揚げ玉を加えた昔ラーメンは必食!!
ラーメンDATA
麺 中細ストレート麺
ゆで加減 好みに応ず
スープの味 とんこつ
こってり度 ★★★★
名店にふさわしく堂々としたたたずまい
昔ラーメン並 650円
自店製の揚げ玉がこくを出していて、味のバランスが絶妙
品書きにドイツ語が並ぶ焼き鳥激戦区
人口に対する焼き鳥店の軒数は日本有数。特徴はバリエーションの豊富さ。ちなみに、福岡では鶏肉だけでなく、豚肉も焼き鳥としてメニューにのぼる。
ドイツ語由来のホルモン系串が勢ぞろい
丸腸の中に、甘辛く味付けしたゴボウを入れて焼く「丸腸ごぼう」は店自慢の一品。串焼きのほかに丸腸を使ったもつ鍋もおすすめ。
医大があり、診療所が多いことから、ダルム(小腸)、ヘルツ(心臓)など、焼き鳥名にドイツ語を使うようになったという。
丸腸ごぼう 310円
プリプリとした食感の丸腸と歯ごたえのあるゴボウの取り合わせが楽しめる
※写真左から2本目
ブランド豚の創作串を堪能
数十種ある焼き鳥のなかで、とりわけ人気なのが、久留米ではこの店でしか食べられない黒豚の王様といわれる霧島高原ロイヤルポークの黒豚月見つくね(324円)。ほかに朝びきの博多地鶏などのメニューがそろう。
焼きとり屋が多い久留米でも、とりわけ人気が高い
黒豚ネギバラ 194円
店主が直接足を運んで吟味した霧島高原ロイヤルポークにはネギがたっぷり
黒豚月見つくね
ダルム串
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