佐渡の人気観光スポット!伝統文化や魚介グルメが満喫できるスポットもご紹介
特異な自然と独自の文化が息づくしま・佐渡。 多彩な旅の楽しみが島内に集まっていて、人気の旅先となっています。 おすすめの観光&グルメスポットをご紹介!...
江戸時代には金山の島として栄えた佐渡。能や鬼太鼓、佐渡おけさなどの伝統芸能をはじめ、独自の文化が今も息づいている。新鮮な魚介など食材の宝庫でもあり、グルメも楽しみ。
島全体が佐渡市で、2つの山脈が並行して走る。佐渡沖を暖流の対馬海流が流れているため、冬は新潟市より暖かい。京からの流刑者や北前船などにより、貴族や町人の文化ももたらされた。
DATA
面積 854.84㎢
最高標高 1172m(金北山)
人口 5万2907人(2021年1月31日)
新潟港からジェットフォイルで1時間5分
たらい舟
トキの森公園
二ツ亀
史跡佐渡金山
尖閣湾揚島遊園
港町としてにぎわう佐渡観光の玄関口
新潟港とフェリーで結ばれた佐渡の玄関口。海と加茂湖に挟まれ市街地には、海産物のみやげ物店や食事処などが数多く集まる。
周囲約17㎞、面積4.9㎢の加茂湖は、新潟県で最大
巨岩や断崖が連なる起伏に富んだ海岸線
弾崎から尖閣湾まで、ダイナミックな景勝地が続く。大野亀や二ツ亀など、自然がつくり出した荒々しい岩礁群は、圧巻の見ごたえ。
島の北端にある大野亀は海に突き出た巨大な一枚岩
佐渡金山とともに発展してきたエリア
江戸時代、佐渡金山の隆盛とともに栄えた鉱山都市で、奉行所もおかれた。現在も趣あふれる古い街並みが残り、歴史や文化を感じられる。
七浦海岸はサンセットスポットとしても人気
昔ながらの船大工や船主の家が続く
かつて北前船産業で繁栄した集落で、舟形の民家など、貴重な建物が並ぶ。国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。
石畳の路地に古い民家が並ぶ宿根木は散策も楽しい
寿司やフレンチなど佐渡グルメが集まる
両津と並ぶ佐渡の中心エリア。かつて佐渡の国府がおかれた真野には史跡も多い。話題のレストランやカフェなど、人気店も集まる。
真野湾を望むロケーション抜群なカフェも多い
佐渡は東京23区の1.5倍ほどの広さ。車でまわっても意外と移動に時間がかかる。島の魅力を満喫するなら、2〜3泊はしたいところ。
春〜秋がおすすめ。4月下旬に山開きがあり、花が咲き始める。夏はイベントも多く、アウトドアレジャーも盛ん。秋の紅葉も美しい。
新潟港からジェットフォイルで往復し、島でレンタカーを借りるなら、1泊2日で4万円程度。島内の食事処での料理や宿の宿泊の費用は、本州側とさほど変わらない。
大型の温泉旅館からアットホームな民宿まで100軒以上そろい、両津港や相川地区に多く集まる。素泊まりやシングルOKの宿も多い。
新潟港からジェットフォイルで両津港へ向かうのが一般的
佐渡へ向かう港は2つ。新潟港、直江津港の2か所から、それぞれ両津港、小木港へアクセスすることができる。通年運航で便数が多く、便利なのが新潟港〜両津港。
チケットの購入方法
各ターミナルで当日購入できるほか、インターネットや電話で予約も可能。インターネット予約でカード決済なら割引もあってお得。
<問い合わせ先> 佐渡汽船 電話:0570-200310
JR新潟駅
⬇ 佐渡汽船行きバスで15分
新潟港➡両津港
・ジェットフォイルで1 時間5 分、片道6470 円・往復11700 円(1日5 〜9 便)
・カーフェリーで2時間30分、片道2380円〜(1日5 〜7 便)
JR上越妙高駅
⬇ 直江津港線バスで32分
直江津港➡小木港
・ジェットフォイルで1時間15分、片道6680円・往復11700円(1日2便、4月29日〜10月31日運航)
佐渡島内をまわるには、さまざまな交通手段があるが、効率的なのはマイカー、レンタカーか定期観光バス。旅のスタイルに合わせて選ぼう。
【佐渡汽船の乗車券付のお得なパックも!】
●マイカー航送プラン
佐渡浪漫紀行13200 〜25300 円(1 名)+新潟発着航送料6m 未満16800 円/マイカー航送料と宿泊代がセットに。佐渡ではフリープラン。
●レンタカープラン
佐渡浪漫紀行13200〜25300円(1名)+島内レンタカー16300〜48800円/往復の乗船料と宿泊代、レンタカー代がセットに。佐渡ではフリープラン。
<問い合わせ先> 佐渡汽船 電話:0570-200310
カーフェリーは車の航送料(新潟〜両津片道1万40円〜)がかかるため、新潟側の港にマイカーを駐車し、佐渡でレンタカーを借りるほうがコスパが良い場合も。
【レンタカー問い合わせ先】
佐渡汽船観光 電話:0259-27-5195
渡辺産商 電話:0259-27-5705
ニッポンレンタカー 電話:0259-23-4020
タイムズカーレンタル 電話:0259-24-7211
佐渡レンタカー 電話:0259-86-3010
両津港、小木港から佐渡汽船の発着に合わせて運行。観光地を効率的にまわれるうえ、施設入場料も含まれている。事前の予約を忘れずに。
【コース例】
●おけさ(午前)3600 円
午前半日コース。佐渡博物館や佐渡歴史伝説館などをめぐる。
●おけさ(午後)4900 円
午後半日コース。トキの森公園や佐渡金山などを周遊。
<問い合わせ先>新潟交通佐渡定期観光バス予約センター 電話:0259-52-3200
フリーパス(1day1500円、2day2500円、3day 3000円)を利用すれば安く移動できる。便数が少なく、乗り換えもあるので、事前確認を。
<問い合わせ先> 新潟交通佐渡 電話:0259-57-5114
道に迷う心配もなく、自由にコースが組み立てられるうえにドライバーが観光地の説明をしてくれる。グループでの利用におすすめ。
2021年4月9〜23日@相川
江戸〜明治期の建造物を背景に、桜がライトアップされる様子は幻想的。佐渡ならではの感動。
5〜10月(8月を除く月1回)@両津
佐渡は30以上もの舞台が残る能の島。両津の椎崎諏訪神社では春〜秋、薪能を定期上演する。
5月第4日曜@両津
佐渡島内各地の鬼太鼓をはじめ、伝統芸能が一堂に会する。特産品の販売なども行なわれる。
2021年7月24・25日@相川
佐渡金山の繁栄と安泰を祈願する祭りとして始まった。おけさ流しや花火大会なども。
2021年8月20〜22日@小木
島の自然を舞台に、太鼓芸能集団「鼓童」のパフォーマンスや佐渡の文化・芸能を堪能。
国内、海外を問わず、旅行系のメディアを制作するチーム。30年近くにわたって、旅行ガイドブックや旅雑誌などを制作し続けています。とくに箱根や千葉、新潟は、現地での広いネットワークを生かして多彩な情報を発信。各地をじっくりとめぐったからこそ見つけられた、知られざる穴場スポットも続々と発掘していきます。
さらに、それぞれ異なる趣味趣向を持ったメンバーが集まっていますので、多彩なジャンルの記事も手がけていく予定です!