【熊本】観光列車に乗って熊本旅行! 豪華車両に乗って旅をしよう
熊本県の絶景を、観光列車で楽しんでみませんか? 車窓から球磨川を眺めるかわせみ やませみをはじめ、豪華なグルメが自慢のおれんじ食堂、九州唯一の蒸気機関車SL人吉など、個性豊かな観光列車が勢ぞろい。 ...
阿蘇の主要道路が開通したり、中岳火口の見学が再開するなど、日々明るい話題が尽きない熊本。復興を目指す地元の動きと、盛り上がりを見せるイベント情報をまとめてご紹介。
熊本は元気です!
南阿蘇⇔草千里ヶ浜⇔阿蘇駅がつながった!
県道111号は阿蘇駅前から草千里ヶ浜などを経由して南阿蘇へ延びる道で、阿蘇駅前から草千里ヶ浜周辺までを阿蘇パノラマライン、草千里ヶ浜周辺から南阿蘇までを阿蘇吉田線と呼んでいる。阿蘇吉田線は2017年10月に復旧、まだ部分的に交互通行の場所は残っているが大きな段差などもなく、阿蘇市から南阿蘇へアクセスしやすくなった。
阿蘇吉田線の風景
※地震前に撮影したもの
国道57号から南阿蘇へのアクセスがスムーズに!
2017年8月27日、国道57号と南阿蘇方面をつなぐ長陽大橋が開通した。これにより、阿蘇ICから南阿蘇方面へは25〜30分の時間短縮となったほか、阿蘇ファームランドや葉祥明阿蘇高原絵本美術館といった施設へのアクセスもスムーズになった。崩落した阿蘇大橋は元の位置より南へ約600m離れた場所に架け替え、平成32年度の開通を目指している。
小さなかわいい山に会いに行こう!
阿蘇のマスコット的存在、米塚の前を走る県道298号が2018年春〜夏に復旧予定。国道57号下野交差点から阿蘇パノラマライン(県道111号)までがつながることになり、阿蘇山周辺の景勝地や立ち寄り施設などへのアクセスが便利になる。
米塚を間近で見学できる(草原内は立ち入り不可)
大地のエネルギーを感じる場所がついに復活!
2014年8月から見学を見合わせていた中岳火口だが、噴火の影響で破損していた火口周辺の安全施設の復旧が整ったため、火山活動の様子を見ながら2018年2月末に見学を再開した。ロープウェーは再開の目途が立っていないため、当面は阿蘇山西駅と火口西駅を運行する代行バスでの見学を行う。
中岳火口の様子
熊本城現況&復興への取り組み!
地震により城内の大半が被災してしまい、一日も早い復興が望まれる熊本城。2018年夏頃に大天守最上階の足場が外れる予定。城内への立ち入りはできないが、周辺の見学スポットからは大天守最上階の復旧した姿を見られるようになる。
再建工事中の大天守の様子
熊本を代表する渓谷が今春ついに再開
地震後、入谷禁止が続いている菊池渓谷。地元住民や国、ボランティアの人々によって慎重に整備作業が進められ、2018年3月24日に再開した。渓谷の前を通る菊池阿蘇スカイラインも4月末には通行規制が完全に解除される見通し。
新しいビュースポットも整備された
熊本市動植物園、全面オープンに向け奮闘中!
現在、土・日曜、祝日に一部エリアのみ開園している熊本市動植物園。2018年1月に人気エリアのホッキョクグマ、ペンギン、カバなどが見学できるようになり、残りのエリアの再開も目指し日々奮闘している。
全体の半数が見学可能になった
西郷隆盛が総指揮をとった西南戦争
大河ドラマ「西郷どん」の主人公西郷隆盛は、明治10(1877)年に勃発した西南戦争により最期を迎える。熊本城を中心に激しい戦いが繰り広げられた西南戦争が、どのように描かれていくのか今後も目が離せない。
[番組情報]
日曜20:00〜(NHK総合テレビ)、日曜18:00〜(BSプレミアム)
原作/林真理子 脚本/中園ミホ
語り/西田敏行 主演/鈴木亮平
日本人初のオリンピック参加者
2019年の大河ドラマが「いだてん〜東京オリムピック噺〜」に決定した。物語は、玉名郡和水町出身の「金栗四三」や、日本にオリンピックを呼んだ男「田畑政治」を中心に描かれる。
アジア初のワールドカップ開催!
ラグビー伝統国以外で初のワールドカップ開催が決まった。熊本を含む全国12都市で試合が行なわれ、ラグビーナショナルチームの世界一を決定する。熊本では熊本県民総合運動公園陸上競技場でフランス対トンガ、ウェールズ対ウルグアイの予選が行われる。
くまモンも応援する女子ハンドボール
2019年の女子ハンドボール世界選手権大会が熊本県で行なわれる。世界から24チームが集まり、熱き戦いが繰り広げられる。
2018年夏の世界遺産登録を目指す!
昭和9(1934)年、フランス人宣教師ハルブ神父によって建てられた教会。教会は、禁教時代に潜伏キリシタン取り締まりのための「絵踏」が行われた﨑津村庄屋役宅跡に建っている。
2017年に開館した資料館「みなと屋」
﨑津集落とその中に建つ﨑津教会
三池炭鉱を代表する坑口
三井三池炭鉱の主力坑として近代の重工業を担い、明治35(1902)年に開坑、平成9(1997)年まで稼働していた。現在は第一竪坑跡、第二竪坑内部やその周辺施設などを見学できる。
第二竪坑巻揚機室の様子
明治時代の面影を残す港町
明治政府が手がけた三大築港のひとつで、唯一完全な形で残っている三角西港。三池炭鉱で採れた石炭はここから海外へ輸出されていた。全長756mに及ぶ埠頭は国の重要文化財にも指定されてる。
国の重要文化財の石積埠頭
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。