【秋田】こんなところ!エリア&基本情報をチェック!
東北地方の日本海側に位置する秋田県。名湯で知られる乳頭温泉郷や角館の武家屋敷通り、自然が豊かな八幡平や白神山地など、エリアごとに魅力もさまざま。各エリアの特徴を知って、旅のプランに役立てよう!...
更新日: 2024年2月22日
名湯の宝庫・東北を代表する乳頭温泉郷は、情緒あふれる7つの湯宿が点在する山あいの秘湯。のんびりとした時間が流れる人気の温泉郷に、じっくりと旅の疲れを癒しに行こう!
秋田県東部に位置する十和田八幡平国立公園内の、乳頭山麓にある7軒の湯宿の総称。10以上の源泉をそれぞれの宿が独自に引いている。大自然と秘湯ムードを堪能できることから、温泉ファン憧れの秘湯と謳われる。
各宿では宿泊者限定で他の6つの宿で入浴できる「湯めぐり帖」(1800円、1年間有効)を販売。各宿を回る循環バス「湯めぐり号」も利用できる。日帰りで湯めぐり号だけを利用する場合は「湯めぐりマップ」(600円)を購入する。
ドイツの元駐日大使カール・ツアール氏が「理想的な散策路」と絶賛したことから命名された散策コース。基本的に歩きやすいコースだが、急勾配や吊り橋などもあるので、歩きやすい靴がおすすめ。
日本で唯一のブナ天然酵母を使った地ビールや、源泉に沈めて作った温泉卵など、宿それぞれのおみやげを販売している。また、鶴の湯温泉に宿泊すると、夕食に名物「山の芋鍋」が食べられる。
乳頭温泉郷を代表する乳白色の大露天風呂
乳頭温泉郷で最も古い歴史を持つ宿で、乳白色の混浴露天風呂は温泉郷の代名詞ともいえる。4つの源泉と8つの風呂があり、一軒で異なる泉質の湯巡りが楽しめる。
温泉郷を代表する乳白色の混浴露天風呂。大自然をバックにした開放的な風呂は、温泉ファン憧れの名湯。
神経痛や眼病に良いとされ、「眼っこの湯」とも呼ばれる。疲れがとれる湯としても評判。
鶴の湯で最も湧出量の多い、混浴露天風呂と同じ源泉から引かれた湯。冷えの湯や美人の湯とも呼ばれる。
湯冷めがしにくく湯たまりの湯とも呼ばれている。子宝の湯としても知られ、若い主婦層の支持が高い。
大きな正方形の女性専用風呂は、鶴の湯で最も開放的。混浴露天風呂が苦手な女性におすすめ。
茅葺き屋根の本陣は秘湯の名にふさわしい趣の宿泊棟。灯油ランプが灯る部屋で、囲炉裏を囲みながら食事を楽しめる。
日帰り客も食事やお茶を楽しめる茶店。13時からは名物の山の芋鍋定食850円も提供している。
時代劇のセットを思わせるたたずまいの鶴の湯の入口は、まさに秘湯気分を実感できる。
ひっそりとした隠れ家的な湯宿
鶴の湯温泉の手前1.5kmほどに位置する一軒宿。鶴の湯と同じ乳白色の源泉を持ち、露天と内湯の両方で楽しむことができる。秘湯情緒と充実した設備を望む方に最適。
異なる2つの源泉で湯巡りが楽しめる
和風モダンの洗練された雰囲気の湯宿。金の湯、銀の湯という2つの源泉を、7つの湯船で楽しめる。女性好みのインテリアで統一された部屋もあり、女性にやさしい宿としても評判。
湯治場の風情を感じる温泉郷最奥の宿
旅館棟、湯治棟などの建物が、ブナ林に囲まれて建つ秘湯気分たっぷりの宿。混浴の「上の湯」、男女別の「下の湯」が、それぞれ露天と内風呂の両方で楽しめる。冬期は休業。
せせらぎを聞きながらのんびり湯浴みを
宿から50mほど離れた渓流沿いの林の中に、混浴露天風呂の湯けむりが立ち上るさまが情緒的。乳頭温泉郷では珍しい無色透明な湯は、ゆっくりと体の芯から温めてくれる。
木造校舎を移築した風情ある湯宿
ノスタルジックなムードの木造校舎を移築した湯宿。緑がかった乳白色の湯をたたえる広々とした大浴場と、ヒバ造りの露天風呂のほか、夏は足湯も楽しめる。山菜を使った家庭的な夕食も好評。
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