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大河ドラマ「豊臣兄弟!」ゆかりの地・奈良県大和郡山へ!豊臣秀長の城下町を巡る旅

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2026年1月30日

大河ドラマ「豊臣兄弟!」ゆかりの地・奈良県大和郡山へ!豊臣秀長の城下町を巡る旅

2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送がスタートしました!
天下布武へとひた走る織田信長の下で、兄・秀吉とともに戦いに身を投じた豊臣秀長。
乱世を駆け抜ける秀長の目から見た戦国の世が描かれています。

今回は、豊臣の天下統一を目前にした秀長が、自らの本拠とした奈良県の大和郡山にある「郡山城」と、その城下町の見どころをたっぷりとご紹介します。
ドラマの予習・復習を兼ねて、歴史の息吹を感じる旅に出かけてみませんか?

【奈良・史跡大和郡山城跡】豊臣時代の石垣が残る秀長の居城

【奈良・史跡大和郡山城跡】豊臣時代の石垣が残る秀長の居城
秀長の時代には、四層から五層の天守があったと考えられている

本能寺の変の後、信長の後継者として勢いを増す秀吉・秀長兄弟は、天下統一をめざし、四国や九州へと兵を進めていました。

戦の傍らで、秀長は大和、和泉、紀伊100万石以上の領地を治める大名として、その地位を不動のものとします。その要となったのが、1585(天正13)年に居城とし、城下町を築いた郡山城です。

天守台北東の角には、「伝・羅城門礎石」がある

天守のあった石垣やそれを囲む堀が残されており、また追手門や追手向櫓などいくつかの門や櫓も再建されています。極楽橋を渡って、天守台にも登ることができます。

「逆さ地蔵」が石垣の中に埋もれている

天守台には多くの転用石が使用されており、石仏や石塔が石垣の中に組み込まれています。天守台からは、東大寺の大仏殿や若草山も見渡せます。

■史跡郡山城跡(しせきこおりやまじょうあと)
電話/0743-52-2010(大和郡山市観光協会)
住所/奈良県大和郡山市城内町
アクセス/近鉄郡山駅から徒歩7分
時間/見学自由、天守台・極楽橋7:00~17:00(4~9月は~19:00)
定休日/無休
料金/無料
駐車場/あり(3月24日~4月7日は利用不可)

【奈良・番屋カフェ】美しい石垣を望む城内カフェ

【奈良・番屋カフェ】美しい石垣を望む城内カフェ
テラス席は愛犬と一緒に過ごせる

柳澤家果樹園の番屋を利用した郡山城跡内のカフェ。芝生の美しいテラス席は、天守台の石垣を正面に望む特等席なので、天気のよい日はおすすめです。

お城もなかがかわいい、抹茶パフェ1000円

城をモチーフにしたスイーツや、季節によってはそうめんなど奈良らしいメニュー、さらに梅の名所である郡山城内で収穫された梅を使ったドリンクなども登場します。

■番屋カフェ(ばんやカフェ)
電話/0743-25-1545
住所/奈良県大和郡山市城内町
アクセス/近鉄郡山駅から徒歩9分
時間/10:00~16:00
定休日/月・火曜
駐車場/あり(史跡郡山城跡の駐車場を利用)

【奈良・豊臣兄弟!大和郡山 大河ドラマ館】ドラマの世界を体験

【奈良・豊臣兄弟!大和郡山 大河ドラマ館】ドラマの世界を体験
史跡郡山城跡を正面に望むドラマ館が誕生(画像:DMG MORIやまと郡山城ホール)

2026年3月2日、郡山城跡から徒歩5分のDMG MORIやまと郡山城ホールにオープンする期間限定の展覧会。ドラマの時代背景や登場人物紹介、衣装や小道具が公開されます。

■豊臣兄弟!大和郡山 大河ドラマ館(とよとみきょうだい やまとこおりやま たいがドラマかん)
期間/2026年3月2日~2027年1月22日
住所/奈良県大和郡山市北郡山町211-3
アクセス/近鉄郡山駅から徒歩7分
時間/9:00~17:00(受付は~16:30)
定休日/12月28日~1月4日、不定休
料金/600円
駐車場/あり
⇒問合せは公式HPをご確認ください

【奈良・春岳院】大和大納言・豊臣秀長公の冥福を祈る菩提寺

【奈良・春岳院】大和大納言・豊臣秀長公の冥福を祈る菩提寺
改修を終え、2026年1月に拝観を再開

1587(天正15)年に朝廷から大納言の位を贈られ、「大和大納言」と呼ばれた秀長。郡山城と、秀吉のいる大坂城や京都の聚楽第を行き来し忙しい毎日を過ごしていましたが、徐々に体調を崩し、1591(天正19)年1月に郡山城で息を引き取ります。

秀長は城下の大光院に葬られますが、後に大光院は京都へ移転。以来、郡山で秀長の位牌と墓を守ってきたのが春岳院です。秀長の200回忌の際に描かれた肖像画(複製)や大和郡山の歴史を伝える史料が公開されます。

■春岳院(しゅんがくいん)
電話/0743-53-3033
住所/奈良県大和郡山市新中町2
アクセス/近鉄郡山駅から徒歩10分
時間/9:00~16:30(受付は~16:00)
定休日/無休
料金/500円
駐車場/なし

【奈良・御菓子司 本家菊屋 本店】秀長のおもてなし菓子

【奈良・御菓子司 本家菊屋 本店】秀長のおもてなし菓子
店は江戸時代からある古い道に立つ

創業は1585(天正13)年と伝わる老舗の和菓子店。築150年以上になるという風情ある店舗では、秀吉をもてなすために秀長が作らせたという御城之口餅(おしろのくちもち)が伝わります。

御城之口餅6個入770円~は、一口サイズの茶菓子

丹波大納言の餡を餅で包み、青大豆のきな粉をまぶした御城之口餅は、うぐいす餅の原型ともいわれているそう。また、イートインのコーナーもあり、御城之口餅とお茶でひと休みできます。

■御菓子司 本家菊屋 本店(おかしつかさ ほんけきくや ほんてん)
電話/0743-52-0035
住所/奈良県大和郡山市柳1-11
アクセス/近鉄郡山駅から徒歩5分
時間/9:00~18:30
定休日/無休
駐車場/あり

【奈良・郡山城下町めぐり】秀長と金魚の町をふらりとおさんぽ

【奈良・郡山城下町めぐり】秀長と金魚の町をふらりとおさんぽ
染物の町であった紺屋町は、道の中央に紺屋川が流れる

城下町の賑わい作りのため、秀長が導入したのが箱本制度。税金を免除された十三の町が、町の治安維持や消防などの自治を担いました。現在でも、市内中心部には、紺屋町、材木町、豆腐町など当時の町名が残ります。

マンホールにも金魚がデザインされている

また、大和郡山といえば忘れてはならないのが金魚。江戸時代、柳澤家が藩主になった際に金魚の養殖が盛んになり、それは今も引き継がれています。町の歴史に興味があれば、紺屋町にある金魚と藍染をテーマにした「箱本館 紺屋」に立ち寄ってみるのもおすすめです。

【奈良・壷阪寺】ひと足のばして、秀長家臣が治めた城下町へ

【奈良・壷阪寺】ひと足のばして、秀長家臣が治めた城下町へ
桜に包まれた大釈迦如来石像はひとめ見たい絶景

秀長は、信用のおける家臣を領地内の城の城主とし、その地の統治を任せました。壷阪寺のある高取の城主を務めたのは、本多利久でした。その子・俊政は、寺の復興に尽くしたことから、秀長とともに寺に祀られています。

灌頂堂に祀られている秀長像(画像:壷阪寺)

壷阪寺は奈良時代の創建で、西国三十三所観音霊場第6番札所です。さらに、本尊十一面千手観世音菩薩は、眼病平癒の御利益で知られています。桜の名所でもあるので、ぜひ春に訪れてみましょう。

■壷阪寺(つぼさかでら)
電話/0744-52-2016
住所/奈良県高取町壺阪3
アクセス/近鉄壺阪山駅から奈良交通バスで11分、壺阪寺前下車すぐ(土・日曜、祝日のみ運行)
時間/8:30~17:00
定休日/無休
料金/800円
駐車場/あり

大和大納言となり栄華を誇る豊臣秀長

郡山城主となった秀長は、その後も九州に出陣したり、大坂や京都で豊臣政権の中心的な役割を果たしたりしました。しかし、城主であった期間はわずか6年。1591(天正19)年に、郡山城で生涯を閉じます。その7年後に秀吉が亡くなると、豊臣家は急速に力を失っていくのです。

豊臣秀吉・秀長兄弟の人物像や、生い立ちから天下統一に至るまでのストーリーは、ガイドブック『まっぷる豊臣秀長』で詳しく紹介しています。大河ドラマと合わせて、ぜひお楽しみください!

『まっぷる 豊臣秀長』はこちら

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