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吉野・十津川

吉野・十津川のおすすめの観光スポット

ガイドブック編集部が厳選した吉野・十津川のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。威容を誇る修験道の一大拠点「金峯山寺」、優しく染まる日本一の桜「吉野山」、旭川のせせらぎが聞こえる「あさひキャンプ場」など情報満載。

吉野・十津川の魅力・見どころ

修験道の聖地である桜の名所と、深い山間に湧く多彩な温泉

吉野は全国にその名を知られる桜の名所で、金峯山寺を中心とする修験道の聖地としても有名で、全山が世界遺産になっている。後醍醐天皇により南朝が置かれるなど歴史の舞台としても知られ、史跡が数多く残る。伝統的な郷土料理の柿の葉寿司は、かつては塩サバのみを使用していたが、近年は鮭や鯛などバリエーションが豊かになった。十津川は深い山々に囲まれた、日本で一番広い村。十津川、湯泉地、上湯の温泉地が川沿いにあり、十津川温泉郷を名乗る。深い谷に架けられた谷瀬の吊り橋や、川を渡る乗り物・野猿も十津川ならではの風景だ。

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吉野・十津川のおすすめエリア

吉野

山全体が世界遺産に登録。歴史の舞台にもなった桜の名所

十津川

山峡にかかるスリル満点の吊り橋と源泉かけ流しの温泉

五條

江戸時代にタイムスリップしたような街並みと斜面を覆う紅白の梅

吉野・十津川のおすすめスポット

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金峯山寺

威容を誇る修験道の一大拠点

修験道の根本道場で、吉野山の中心的存在。7世紀末に役小角(=役行者)が開いた金峯山に、蔵王権現の姿を山桜に刻み、堂を建てて祀ったのが蔵王堂だと伝わる。参道には銅の鳥居や仁王門がそびえ立ち、見る者を圧倒する。寺の手前にある銅の鳥居(発心門)は大峯奥駈道の入口。

金峯山寺の画像 1枚目
金峯山寺の画像 2枚目

金峯山寺

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩10分
料金
蔵王堂拝観=大人800円、中・高校生600円、小学生400円/金剛蔵王権現像開帳時=大人1600円、中・高校生1200円、小学生800円/ (障がい者手帳持参で本人半額、介護が必要な場合のみ同伴者1名半額)
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:00(最終受付)

吉野山

優しく染まる日本一の桜

桜の名所として名高い吉野山。谷や尾根を埋める桜は清楚な白い山桜で、3万本ともいわれる。シーズンにはひと目千本の壮観さだ。秋の紅葉、冬の雪景色も美しい。

吉野山の画像 1枚目
吉野山の画像 2枚目

吉野山

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車すぐ
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
情報なし

あさひキャンプ場

旭川のせせらぎが聞こえる

きれいに整備されたキャンプ場で、規模は大きくないものの、すぐそばを流れる旭川では釣りや川遊びを楽しめる。大きな屋根付きの小屋があり、雨の日のバーベキューに便利。

あさひキャンプ場の画像 1枚目
あさひキャンプ場の画像 2枚目

あさひキャンプ場

住所
奈良県吉野郡十津川村旭200
交通
京奈和自動車道五條ICから国道168号で新宮方面へ進み、十津川村の田長瀬トンネル先で右折、さらに一般道へ右折して現地ヘ。五條ICから41km
料金
入場料=大人(中学生以上)500円、小人(3歳以上)300円/サイト使用料=オート1区画2500円(土・日曜、祝日、盆時期は3000円)、AC電源使用料1000円/
営業期間
4月上旬~10月
営業時間
イン11:00、アウト10:00

吉水神社

南朝の歴史を秘めた古社

修験宗の格式高い僧坊のひとつ。明治初期の神仏分離令で神社となった。源義経と静御前が身を隠したというエピソードが残る。「後醍醐天皇玉座の間」「義経潜居の間」「豊臣秀吉花見の本陣」などがあり、幾度も歴史の舞台となってきた。

吉水神社の画像 1枚目
吉水神社の画像 2枚目

吉水神社

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山579
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
料金
拝観料(元吉水院)=大人600円、中・高校生400円、小学生300円/ (20名以上の団体は1割引)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉門17:00)

十津川温泉

源泉かけ流し宣言で注目を集める秘境の湯

日本三大秘境のひとつで知られる湯処。炭焼きが発見したというナトリウム‐炭酸水素塩泉の「下湯」を源泉とし昭和49年に開湯。現在は村の中心地として温泉街が発展。

十津川温泉の画像 1枚目
十津川温泉の画像 2枚目

十津川温泉

住所
奈良県吉野郡十津川村平谷
交通
JR和歌山線五条駅から奈良交通新宮駅行きバスで3時間、十津川温泉下車すぐ
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
情報なし

金輪王寺・吉野朝皇居跡

かつて南朝の皇居が置かれた

南北朝時代、後醍醐天皇が皇居とした金輪王寺があった場所。現在は皇居跡公園として整備されており、南朝妙法殿や皇居跡の碑などが立つ。

金輪王寺・吉野朝皇居跡の画像 1枚目
金輪王寺・吉野朝皇居跡の画像 2枚目

金輪王寺・吉野朝皇居跡

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
境内自由

谷瀬の吊り橋

村いちばんの名所、長さ297m、高さ54mの橋

十津川村を縦断するように、渓谷に沿って流れる十津川。その川とともに暮らしていくため、村には現在でも60もの吊り橋が架かっている。なかでも名所は谷瀬の吊り橋。上野地から谷瀬を結ぶ吊り橋で、今も住民の重要な生活道路として使われている。

谷瀬の吊り橋の画像 1枚目
谷瀬の吊り橋の画像 2枚目

谷瀬の吊り橋

住所
奈良県吉野郡十津川村上野地
交通
JR和歌山線五条駅から奈良交通新宮駅行きバスで1時間30分、上野地下車すぐ
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

吉野温泉元湯

文豪が愛した吉野の隠れ宿

山あいにひっそりとたたずむ隠れ家的な宿。かつて島崎藤村が滞在したことでも有名。客室や浴室から眺める春の桜、秋の紅葉などの景色は風情満点。

吉野温泉元湯の画像 1枚目
吉野温泉元湯の画像 2枚目

吉野温泉元湯

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山902-1
交通
近鉄吉野線吉野駅から徒歩20分(吉野駅から送迎あり、予約制)
料金
1泊2食付=17600円~/ (宿泊は入湯税(1人1泊100円)別途必要)
営業期間
通年
営業時間
イン14:00、アウト10:00

金峯神社

奥千本に建つ修験道の修行場

吉野山の地主神を祀り、奥千本に建つ。中世以降は修験道の修行の場となった。境内左手の坂道を下ると、源義経が弁慶らとともに追手から身を隠した「義経隠れ塔」がある。

金峯神社の画像 1枚目
金峯神社の画像 2枚目

金峯神社

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山1651
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅で吉野大峯ケーブル自動車奥千本口行きバスに乗り換えて20分、奥千本口下車、徒歩8分
料金
義経隠れ塔(案内)=大人300円、小人150円/ (案内については要確認)
営業期間
通年
営業時間
境内自由(義経隠れ塔は9:00~15:00、要予約)

洞川温泉

修験道の行場、大峯山登山口にあるクラシカルなムード漂う温泉街

女人禁制の地として知られる修験道発祥の地、霊峰大峯山の登山口に湧く温泉。旅館街には行者の宿泊所として栄えた古格な普請の老舗が並ぶ。香り高い槙風呂の外湯や霊水めぐりも楽しみの一つ。

洞川温泉の画像 1枚目

洞川温泉

住所
奈良県吉野郡天川村洞川
交通
近鉄吉野線下市口駅から奈良交通洞川温泉行きバスで1時間18分、終点下車、徒歩10分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
情報なし

陽ぼっこ

眺めのいいログハウスのカフェ

オーナーが建てたログハウスの喫茶店。くず餅のセットや薄ピンク色の桜アイスクリームが人気だ。窓からは春の桜、夏の紫陽花、秋の彼岸花、冬の雪景色などが楽しめる。

陽ぼっこの画像 1枚目
陽ぼっこの画像 2枚目

陽ぼっこ

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山3056
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車すぐ
料金
桜アイスクリーム=400円/ひとやすみセット(ドリンクとくず餅)=700円/ドリンク=500円/
営業期間
通年
営業時間
10:00~16:00(閉店)

大台ヶ原ドライブウェイ

大台ケ原の雄大な自然を楽しむ

尾根づたいを縦断するドライブウェイは緑のパノラマが広がる絶景スポット。紅葉シーズンも見どころのひとつだ。

大台ヶ原ドライブウェイ

住所
奈良県吉野郡上北山村西原
交通
京奈和自動車道五條北ICから国道24号・370号・169号を大台ケ原方面へ車で50km
料金
無料
営業期間
4月下旬~12月上旬
営業時間
情報なし

柿の葉すし たつみ

香りもごちそうの食べやすい寿司

昭和54(1979)年創業の柿の葉寿司専門店。昔ながらの手作りにこだわり、創業当時から機械を一切使用しない。独自の製法により仕上げた鯖と鮭を酢飯とともに柿の葉にくるみ、杉の木箱に詰めて押し、翌日が食べごろ。紅葉の柿の葉を使う秋限定品もある。

柿の葉すし たつみの画像 1枚目
柿の葉すし たつみの画像 2枚目

柿の葉すし たつみ

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山559-3
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
料金
鯖4個・鮭3個=1000円(7個入)/
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00

吉野水分神社 子守宮

子授けや安産にご利益がある

水の分配を司る天之水分大神を主祭神とし、玉依姫命以下6柱を祀る神社。現存する社殿は、秀吉が祈願して授かった子・秀頼がお礼とて、慶長9(1604)年に再建されたもので、重要文化財指定の桃山様式の本殿、幣殿、拝殿、楼門など見どころも多い。

吉野水分神社 子守宮の画像 1枚目
吉野水分神社 子守宮の画像 2枚目

吉野水分神社 子守宮

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山1612
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅で吉野大峯ケーブル自動車奥千本口行きバスに乗り換えて23分、高城山展望台下車、徒歩10分(バスルートは時期により異なる)
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
8:00~16:00(閉門)、4月は~17:00(閉門)、閉門が早まる場合あり

葛屋 中井春風堂

吉野葛を扱う名店で葛のスイーツを

葛切りや葛もちは、吉野本葛の良さを最大限に味わえるようできたてを提供。葛の魅力を知って欲しいと店頭で実演も行なう。

葛屋 中井春風堂

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山545
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分

柿の葉寿司 やっこ

ていねいな手仕事による手軽な一口寿司

金峯山寺門前で創業した大正時代から受け継ぐ製法を守り、骨抜きなど細かい作業も2人の職人の手仕事で仕上げる。3代目の店主曰く「昔ながらの味を心がけること」が老若男女から支持される特徴につながっている。

柿の葉寿司 やっこの画像 1枚目
柿の葉寿司 やっこの画像 2枚目

柿の葉寿司 やっこ

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山543
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
料金
柿の葉寿司(鯖・鮭)=1600円(各5個)/柿の葉寿司(鯖)=1100円~(7個)/
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00

芳魂庵

中千本を眺めながら葛餅をいただく

蔵王堂の南側にあり、茶屋風の店構えで吉野葛を使うメニューが好評。毎朝手作りするという葛餅と香り豊かな抹茶で、なごみの時を過ごしたい。

芳魂庵の画像 1枚目
芳魂庵の画像 2枚目

芳魂庵

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山550
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
料金
くず花と抹茶のセット=750円/
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(L.O.)

吉野山の桜

日本を代表する桜の名所

シロヤマザクラを中心に3万本ともいわれる桜が谷や尾根に群生する。随所に桜群や名桜が見られ、多くの文人墨客に詠まれている。麓から下千本、中千本、上千本、奥千本へと咲き上がり、4月上旬から下旬まで美しい風景が楽しめる。

吉野山の桜の画像 1枚目
吉野山の桜の画像 2枚目

吉野山の桜

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車すぐ
料金
情報なし
営業期間
4月上旬~下旬
営業時間
見学自由

湯泉地温泉 滝の湯

美しい滝を間近に望む渓流の湯

端整なしつらいの露天風呂と内湯があり、夜はライトアップされた小さな滝が露天風呂から望める。泉温が高いため加水する場合もあるが、基本は源泉そのままをかけ流しで利用。ゆっくりと湯を堪能できる環境と、木の香漂う十津川らしい空間が快適。

湯泉地温泉 滝の湯の画像 1枚目
湯泉地温泉 滝の湯の画像 2枚目

湯泉地温泉 滝の湯

住所
奈良県吉野郡十津川村小原373-1
交通
JR和歌山線五条駅から奈良交通新宮駅行きバスで2時間30分、十津川村役場下車、徒歩10分
料金
入浴料=大人800円、小人(3歳~小学生)400円/
営業期間
通年
営業時間
8:30~20:00(閉館)