木津川・当尾・笠置
「木津川・当尾・笠置×冬(12,1,2月)」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「木津川・当尾・笠置×冬(12,1,2月)」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。蟹の恩返しで知られる寺「蟹満寺」、本尊の木造薬師如来立像は国の重要文化財に指定されている「春光寺」、国の重要無形民俗文化財の神社で地方最古の「いごもり祭」がある「涌出宮」など情報満載。
- スポット:5 件
- 記事:2 件
木津川・当尾・笠置の魅力・見どころ
数多くの石仏や日本一の磨崖仏に出会える山里
古くから水上交通の中核として利用された木津川に沿ったエリア。当尾(とおの)は、古来、寺院や修行場が散在していた地域で、石仏や仏塔が随所に点在している。「岩船寺」から「浄瑠璃寺」まで続く山道を歩けば、剥き出しの岩肌に刻まれた鎌倉時代の石仏や路傍の無数の石仏に出会える。笠置山は古くから信仰の対象とされ、山頂の「笠置寺」には日本一大きいといわれる高さ20メートルの弥勒磨崖仏がある。春には日本さくら名所百選に選定されている3000本の桜が咲き誇る。
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木津川・当尾・笠置のおすすめスポット
蟹満寺
蟹の恩返しで知られる寺
『古今著聞集』や『今昔物語』で知られる蟹の恩返しで知られる寺。足腰痛み封じの寺でもある。本堂には、白鳳時代作の国宝丈六釈迦如来像を安置。
蟹満寺
- 住所
- 京都府木津川市山城町綺田浜36
- 交通
- JR学研都市線祝園駅からタクシーで10分
- 料金
- 大人500円、高校生500円、小・中学生200円 (30名以上の団体は大人450円、小・中学生150円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~16:00
- 休業日
- 無休
春光寺
本尊の木造薬師如来立像は国の重要文化財に指定されている
真言宗智山派の寺。水害で古記録を失い創建は不明だが、水害を免れた本堂は寛政9(1799)年の建築と伝わる。本尊の木造薬師如来立像は国の重要文化財に指定されている。
涌出宮
国の重要無形民俗文化財の神社で地方最古の「いごもり祭」がある
正式には和伎坐天乃夫岐売神社(和伎神社)という。国の重要無形民俗文化財に指定されている、南山城地方最古の祭「いごもり祭」は、毎年2月の第3土曜と続く日曜に行われる。
恋志谷神社
木津川沿いに立つ古社で、子授けなどの神として信仰を集めている
木津川沿いに立つ古社。子授け、婦人病封じの神として古くから人々の信仰を集めている。社殿には後醍醐天皇の寵妃が祀られており、毎年4月2日と9月2日には大祭が行われる。