【茨城】水郷・佐原をゆったり観光! 潮来からひと足のばそう
古くから利根川水運の中継地として栄え、「江戸まさり」といわれた佐原。小野川沿いやその周辺に、江戸時代の風情が残る。情緒あふれる町並みをゆったり探訪しよう。...
更新日: 2021年6月3日
鉄道 JR総武線快速+成田線
東京駅→(千葉駅または成田駅乗り換え)約1時間55分〜2時間20分/1660円→佐原駅
バス 高速バス
東京駅→千葉交通/関鉄グリーンバス、高速バス 約1時間20〜40分/1750円→佐原駅
※千葉交通は八重洲口前発、関鉄グリーンバスは八重洲南口発
車
佐原香取IC→県道55号 約10分/約5㎞→佐原駅
JR佐原駅の南西部に位置する。ソメイヨシノを中心に、約200本の桜の木がある桜の名所で、春は多くの人で賑わう。高台からは佐原地区や利根川を見下ろせる。
大正8(1919)年に建てられた伊能忠敬の銅像
伊能忠敬の人生を年代順に紹介し、業績の結晶である伊能図をはじめ、測量器具、日記、書簡など国宝に指定された資料を展示している。資料に触れることで、忠敬の偉業と人物像がわかる。
記念館は伊能忠敬旧宅と小野川を挟んで建つ
真言宗豊山派の古刹。日本厄除三大師のひとつで、観世音菩薩を本尊に祀る。伊能家の菩提寺でもあり、境内には忠敬の遺髪と爪を埋葬した墓がある。
境内の一角には忠敬の墓がある
かつて駕籠を運んで上り下りしていた名残で、山門をくぐって正面にある石段は一段の高さが低く、奥行が広くなっている
貝から採取する染料「貝紫」で染めた呉服や工芸品を展示している。館内の見学の際は、隣接する谷屋呉服店に事前に問い合わせよう。
伊能本家17代目が経営する和カフェ。まろやかな味わいの挽きたてコーヒーが絶品だ。店内には古い欄間や楓の一枚戸がセンスよく配されており、情緒あふれる雰囲気。
伊能忠敬記念館の近くに位置する
江戸時代の漆器で提供される田舎しるこ600円
中庭に蔵や洋館のある甘味処で、佐原をはじめ、地元の食材を使用した甘味や料理が楽しめる。夏のかき氷、冬のあわぜんざいなど、季節限定のメニューもおすすめ。併設されたギャラリー2棟は明治後期から昭和初期の建物。
クリームあんずあんみつ920円
店内からは、ギャラリーとなっている洋館や蔵を望める
セレクトショップも併設
モチモチの皮で焼き芋を包んだ芋どら216円など、直営・契約農園のさつまいもを使った芋菓子を販売する。
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