水郷佐原 レトロ懐かしい町並みを観光しよう おすすめみやげもご紹介
かつて水運の町として栄えた佐原。 利根川分流の小野川沿いを中心に、今でも多くの歴史的建造物が建ち並び、その面影を残しています。 白壁の立派な蔵が建ち並ぶ景観は、江戸時代の名残をとどめており壮観! ...
更新日: 2021年6月13日
古くから利根川水運の中継地として栄え、「江戸まさり」といわれた佐原。小野川沿いやその周辺に、江戸時代の風情が残る。情緒あふれる町並みをゆったり探訪しよう。
伊能忠敬の人生を年代順に紹介し、業績の結晶である「伊能図」をはじめ、測量器具、日記、書簡など貴重な資料を展示している。
記念館は伊能忠敬旧宅と小野川を挟んで建つ。忠敬の偉業や人物像がわかる
与倉屋は江戸時代から醸造業などで栄えた商家。醤油醸造用に建てられた土蔵が今も残されている。
明治22(1889)年に完成。コンサートなどにも利用されている
伊能忠敬旧宅前に架かる橋。江戸時代から300年近く農業用水を送り続けた大樋の名残で、現在も落水が見られる。
現在のものは観光用に造り直された橋だが、もとは江戸時代に東岸から対岸の水田に水を送る目的で造られた
大正3(1914)年築。明治の西洋建築の流れをくんだ、レンガを積み上げて建てられた洋館。もとは三菱銀行佐原支店旧本館で、現在は外観のみの見学となっている。
旧三菱銀行佐原支店。佐原町並み交流館が隣接している
神武天皇18年の創建と伝わる日本屈指の名社。『日本書紀』に登場する経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を祀る。境内には老杉がうっそうと茂り、神秘的な雰囲気。
15種約700本の桜が植えられた、花見の名所でもある
佐原には往時の面影を残しつつスタイリッシュに改装した食事処が多い。美食を堪能したあとは、伝統の技が光る工芸品を買いたい。
安政2(1855)年築の建物で、手作りの小物や祭りのミニチュアなどの和雑貨みやげを販売している。
スマホが入るファスナー付き巾着袋3000円〜
産地直送の魚介など、厳選素材を使った日本料理を提供。昼は多彩な味を堪能できる小江戸弁当がおすすめ。
ランチメニューの小江戸弁当3300円は月替わりで楽しめる
日本家屋を改装したレストラン。本場仕込みの彩り豊かな前菜や手打ちパスタ、珍しいジビエ料理が人気。
ランチコースの前菜盛り合わせ
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