高知のツツジ・サツキ
一斉に咲きそろう目にもあざやかな花
園芸品種が多く、公園や庭園に栽植されるほか、山で自生するツツジ。サツキはツツジの一種で、旧暦の皐月に咲くことからサツキと命名された。香美市の矢筈山などが、見頃の時期になると賑わう。

内原野公園(ウチハラノコウエン)
色とりどりのツツジが咲く憩いの公園
藩政時代の終わりに土佐藩家老五藤氏専用の遊園として整えられたもので、殿様専用の休憩所「延寿亭」が残る。3月下旬から5月上旬にはツツジ祭りが開催される。

吉川町桜づつみ公園(ヨシカワチョウサクラヅツミコウエン)
太平洋を一望できるお花見スポット
太平洋に沈む夕陽を眺めるスポットとしても人気のある桜づつみ公園。約200本の桜をはじめ、ツツジやサツキなどが園内を彩る。特に満開の桜は必見だ。多くの家族連れの行楽客でにぎわう。

矢筈山(ヤハズヤマ)
豊かな自然に包まれて登山が楽しめる
開花時期は5月下旬から6月下旬。ドウダンツツジやツリガネツツジなど約1万本が山を覆いつくすように咲き誇る。四季を通じて自然が満喫でき、登山者などで賑わう。
石立山(イシタテヤマ)
鮮やかなアケボノツツジに癒される
山の8合目以上のところに約200本のツツジが群生している。毎年5月上旬から下旬にかけて色とりどりのツツジが咲き、訪れる人たちを楽しませる。秋は紅葉が美しい。
