京都の和菓子
鮮やかな見た目に伝統の技が光る
豊富な種類と鮮やかな見た目が特徴の京菓子は、全国的にも有名。茶道の普及とともに和菓子も発展したといわれる。伝統を受け継ぐ老舗が多く、風情ある味わいを楽しめる。

三條若狭屋(サンジョウワカサヤ)
四季折々の生菓子
明治26(1893)年創業の和菓子の老舗。名物の祇園ちご餅は、白味噌を甘く炊いたものを求肥で包み、氷餅をまぶし竹串にさしたもの。祇園祭に伝わる銘菓でみやげにも最適。
三條若狭屋
- 住所
- 京都府京都市中京区三条通堀川西入ル橋西町675
- 交通
- 地下鉄二条城前駅から徒歩8分
- 料金
- 祇園ちご餅=388円(3本入)/花づくし(干菓子)=648円~/生菓子=388円~/
松屋藤兵衛(マツヤトウベエ)
創業以来約240年の老舗の和菓子店
創業以来約240年という、大徳寺近くの和菓子店。焼き菓子の中に大徳寺納豆が入った「紫野松風」は白味噌風味。ほかに、干菓子「珠玉織姫」などがある。
松屋藤兵衛
- 住所
- 京都府京都市北区紫野雲林院町28
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで35分、大徳寺前下車すぐ
- 料金
- 紫野松風=890円~(10個、店頭販売)/珠玉織姫=650円(100g)/通ひ路=1430円(20個)/(紫野松風・通ひ路は進物用包装の料金、自宅用簡易包装もあり)
千本玉寿軒(センボンタマジュケン)
原材料にこだわった京菓子を
京和菓子の老舗。羽二重餅でごまの餡を包んだ「西陣風味」が名物。あっさりと上品な味わいだ。他にも地元で愛される和菓子がそろう。

千本玉寿軒
- 住所
- 京都府京都市上京区千本通今出川上ル上善寺町96
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで25分、千本今出川下車すぐ
- 料金
- 西陣風味=1080円(5個)/大内山えがお=713円(12個)/嵯峨野=875円(6個)/
京菓子匠 源水(キョウガシショウゲンスイ)
代表銘菓「ときわ木」がある和菓子の老舗
文政8(1825)年創業の和菓子の老舗。四季の風物を表現した生菓子・干菓子は、芸術品とも呼べる美しさ。独特の口当たりと上品な甘さの逸品、代表銘菓「ときわ木」もある。
亀屋良永(カメヤヨシナガ)
亀甲の焼き目がおいしそう
天保3(1832)年創業の和菓子の老舗。淡雪のような口溶けの「御池煎餅」、桂離宮の襖の引手の形をした「月」、甘さ控えめのようかん「小倉山」など、伝統の菓子がそろう。

亀屋陸奥(カメヤムツ)
戦国時代に想いを馳せる本願寺ゆかりの代表銘菓
七条堀川の交差点角に建つ、西本願寺御用達の和菓子店。名物は「松風」というもっちりとした食感の、上品な甘さの菓子。ほかにも老舗ならではの上品な和菓子が揃う。

亀屋陸奥
- 住所
- 京都府京都市下京区堀川七条上ル
- 交通
- JR京都駅から徒歩10分
- 料金
- 松風=650円(8枚入)、1100円(16枚入)/憶昔=650円(4個入)/西六條寺内松風=800円(1枚入)/滴翠=1750円(12枚入)/
老松 北野店(オイマツキタノテン)
有職菓子の老舗が作るまるごと夏みかんのお菓子
和菓子の老舗。抹茶に合うように工夫された、美しい生菓子がそろう。委託栽培の夏みかんで作る名物「夏柑糖」をはじめ、本わらびを使ったわらび餅や夏の冷菓が人気だ。

老松 北野店
- 住所
- 京都府京都市上京区社家長屋町675-2
- 交通
- JR京都駅から市バス50系統立命館大学前行きで30分、上七軒下車、徒歩5分
- 料金
- 粟羊羹=388円/緑陰=388円/季節の生菓子=388円~/夏柑糖(4月1日~)=1296円/
井筒八ッ橋本舗 清水店(青龍苑)(イヅツヤツハシホンポキヨミズテンセイリュウエン)
京都の代表的なみやげである八ッ橋を販売
代表的な京みやげ「井筒八ッ橋」を販売。八ッ橋はニッキとゴマの香りがきいた銘菓。つぶ餡入りの生八ッ橋「夕子」をはじめ、さまざまな種類の八ッ橋がそろっている。

井筒八ッ橋本舗 清水店(青龍苑)
- 住所
- 京都府京都市東山区清水3産寧坂 青龍苑内
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで15分、清水道下車、徒歩10分
- 料金
- 井筒八ッ橋=432円~/夕子=540円~/なま八ッ橋=345円~/
十六五(トウロクゴ)
甘納豆で五色豆で有名な老舗の和菓子店
四条通をはさんで南座の斜め向かいに立つ老舗。京名物の五色豆と甘納豆は、京みやげとして親しまれている。みやげや内祝いなどの贈答用は、予算に応じて詰め合わせる。

十六五
- 住所
- 京都府京都市東山区四条通大和大路西入ル中之町212
- 交通
- 京阪本線祇園四条駅からすぐ
- 料金
- 五色豆=486円~(1袋)/栗納糖=864円~(1袋)/渋皮付き栗納糖=972円~(1袋)/
出町ふたば(デマチフタバ)
やわらか餅と大粒の豆が好相性
名物の「豆餅」は、創業以来約100年、変わらぬ味と製法を貫く銘菓。こし餡を包んだ真っ白な餅皮に塩味のきいた赤エンドウが入っている。店前には毎日行列ができる。

末富(スエトミ)
戦後発売の京野菜を混ぜて焼いた「野菜煎餅」は、今でも定番
明治26(1893)年の創業以来、茶道家元や本願寺をはじめとする茶事の菓子作りを務める。野菜3種をせんべいに焼きこんだ「野菜せんべい」は人気の銘菓。

末富
- 住所
- 京都府京都市下京区松原通室町東入ル玉津島町295
- 交通
- 地下鉄四条駅から徒歩10分
- 料金
- 蒸し菓子=540円~/うすべに=1080円(8枚入)/野菜せんべい=1080円(6包)~/京ふうせん=1080円/
みなとや幽霊子育飴本舗(ミナトヤユウレイコソダテアメホンポ)
幽霊の母親がこの飴で子を育てたという伝説で知られる銘菓
六道珍皇寺近くに建つ老舗の飴屋。「幽霊子育飴」は、幽霊の母親がこの飴で子供を育てたという不思議な伝説で知られる銘菓。半透明で昔ながらの素朴な味わいだ。
甘泉堂(カンセンドウ)
1つで4度美味しい季節を表す名物最中
水ようかんが名物。甘さを抑えた涼味あふれる夏のお茶うけとして、老若男女を問わず人気がある。4~9月の期間限定発売。10~4月は栗蒸しようかんが好評。

甘泉堂
- 住所
- 京都府京都市東山区祇園町北側344-6
- 交通
- 京阪本線祇園四条駅から徒歩5分
- 料金
- 京の四季とりどり最中=650円/水ようかん1本(4~9月)=1950円/栗蒸しようかん=1700円(1本)/落雁=2700円/
林万昌堂(ハヤシマンショウドウ)
食べたら止まらない甘栗
創業140年余の甘栗専門店。中国産の河北栗子は色艶が良く渋皮がきれいにむけるのが特徴で、店頭で焼きたてを持ち帰れる甘栗は長年愛されてきた定番商品。

林万昌堂
- 住所
- 京都府京都市下京区四条通寺町東入ル御旅宮本町3
- 交通
- 阪急京都線京都河原町駅からすぐ
- 料金
- 袋入り甘栗=600円~(150g)/チョコマロン=1030円/栗あいす=310円(120ml)/
笹屋伊織(ササヤイオリ)
銅鑼で焼く和製ロールケーキ
享保元(1716)年創業の和菓子の老舗。東寺の僧侶の副食として考案された代表銘菓のどら焼は発売日限定(毎月20日・21日・22日)の、他店とは一風異なる人気の商品。

笹屋伊織
- 住所
- 京都府京都市下京区七条通大宮西入ル花畑町86
- 交通
- JR京都駅から徒歩10分
- 料金
- どら焼(毎月20~22日の3日間のみ)=1512円(1棹)/観世水=432円/季節の上生菓子=432円~/
松屋常盤(マツヤトキワ)
御所や大徳寺、茶道の家元などに和菓子を納めてきた和菓子の老舗
承応年間(1644~54年)創業の和菓子の老舗。御所や大徳寺、茶道の家元などに和菓子を納めてきた。味噌松風は歴代天皇も愛したとされる、店頭でしか買えない銘菓。
豆政(マメマサ)
モダンな京名物・夷川五色豆
明治17(1884)年創業の豆菓子の老舗。京都の清らかな湧き水と厳選された種々の豆を使ったこだわりの豆菓子を販売する。

豆政
- 住所
- 京都府京都市中京区夷川通柳馬場西入ル六丁目264
- 交通
- 地下鉄丸太町駅から徒歩5分
- 料金
- 夷川五色豆=378円(1袋)、864円(箱入り)/クリーム五色豆(箱入り)=648円/すはまだんご(箱入り)=540円/
長五郎餅本舗(チョウゴロウモチホンポ)
豊臣秀吉もお気に入り
北野天満宮の南東に位置する和菓子の店。甘さ控えめのこしあんを柔らかい羽二重餅で包んだ長五郎餅が店の名物。北野大茶会の際、秀吉によって名付けられたという。

長五郎餅本舗
- 住所
- 京都府京都市上京区一条通七本松西入ル滝ケ鼻町430
- 交通
- JR京都駅から市バス50系統立命館大学前行きで30分、北野天満宮前下車、徒歩5分
- 料金
- 長五郎餅=140円(1個)/煎茶セット=400円/抹茶セット=570円/
御菓子司 塩芳軒(オンカシツカサシオヨシケン)
長暖簾の奥で伝承される聚楽第ゆかりのまんじゅう
明治15(1882)年創業の老舗で、黒門通沿いの風格ある長暖簾が目印。NHKドラマ『あすか』の和菓子製作指導を担当したこともある。聚楽第にちなんで名付けられた銘菓「聚楽」が有名。

御菓子司 塩芳軒
- 住所
- 京都府京都市上京区黒門中立売上ル
- 交通
- JR京都駅から市バス9系統西賀茂車庫前行きで20分、堀川中立売下車、徒歩5分
- 料金
- 蒸菓子=432円~/聚楽=162円(1個)/雪まろげ=864円(20個)/千代タンス=3024円/
亀屋清永(カメヤキヨナガ)
千年前から変わらないお菓子
遣唐使がもたらした唐菓子の一種が亀屋清永の「清浄歓喜団」。仏様へのお供えものだったという貴重なお菓子で、千年前の姿をとどめている。
甘春堂本店(カンシュンドウホンテン)
茶器のお菓子が名物、現代に残る伝統の技
慶応元(1865)年創業の京菓子の老舗。扱う和菓子は数多く、季節感にあふれた美しいものが多い。茶碗の形をした焼菓子「茶寿器」は実際にお茶を点てることもできる、遊び心満載のお菓子だ。

甘春堂本店
- 住所
- 京都府京都市東山区上堀詰町292-2
- 交通
- 京阪本線七条駅から徒歩3分
- 料金
- 錦秋=432円/水ぼたん=432円/京嵐山=432円/紅葉賀=432円/和三盆(落雁6個詰合せ)=400円~/茶寿器(ちゃじゅのうつわ)=2160円/菜々(さいさい)=1080円/花ごろも=821円(6枚)/
大黒屋鎌餅本舗(ダイコクヤカマモチホンポ)
餅と餡のバランスが絶妙な老舗の名物
明治30(1897)年創業の和菓子屋。人気の鎌餅は、江戸時代、収穫に感謝して食べられたという言い伝えをもとに創業時に初代店主が復活させた品。でっち羊羹なども人気。

大黒屋鎌餅本舗
- 住所
- 京都府京都市上京区寺町通今出川上ル4丁目西入ル阿弥陀寺前町25
- 交通
- 京阪鴨東線出町柳駅から徒歩12分
- 料金
- 鎌餅=216円(1個)、1185円~(1箱5個入)/でっち羊羹=864円/懐中しるこ=324円/最中=175円/
阿闍梨餅本舗 満月(アジャリモチホンポマンゲツ)
熟練の技を感じる和菓子の店
安政3(1856)年創業の和菓子の老舗。比叡山で修行する僧にちなんで名付けられた阿闇梨餅と、明治に考案され、最近復刻された満月が有名。

阿闍梨餅本舗 満月
- 住所
- 京都府京都市左京区鞠小路通今出川上ル
- 交通
- 京阪鴨東線出町柳駅から徒歩8分
- 料金
- 阿闍梨餅=119円(1個)/京納言=702円/満月(土・日曜、祝日のみ)=303円/最中(9~翌5月のみ)=195円/
西谷堂(ニシタニドウ)
本店が新京極にある和菓子店。「でっちようかん」は新京極の名物
明治25(1892)年創業の和菓子店。本店は新京極「たらたら坂」の前で、でっちようかんは新京極の名物として広く全国の人々に愛される。

西谷堂
- 住所
- 京都府京都市上京区今出川通小川東入ル下ル南兼康町344
- 交通
- 地下鉄今出川駅から徒歩5分
- 料金
- 京のでっちようかん=324~540円(1棹190g入)/ぐーどすえ金つば=540~1296円(9~20個入)/超どすえ水ようかん=324円~(1箱)/
二條若狭屋(ニジョウワカサヤ)
見てもよし食べてもよし、アイデアお菓子が魅力的
名物の家喜芋は、餡をつくね芋を使った生地で包み焼き目をつけたもので、見た目は本物の焼き芋のようだ。大・中・小のそれぞれの中身はこし餡、粒餡、白餡。

二條若狭屋
- 住所
- 京都府京都市中京区二条通小川東入ル西大黒町333-2
- 交通
- 地下鉄二条城前駅から徒歩3分
- 料金
- やき栗=864円(4個)/家喜芋=670円(3個)/不老泉=216円/
大極殿本舗 本店(ダイゴクデンホンポ ホンテン)
京都に最初に登場、老舗自慢のカステイラ
創業明治18(1885)年の和菓子店。卵の力をていねいに引き出し、しっとりと焼き上げるカステラは老若男女に喜ばれそう。レトロな包装紙も注目。

京都鶴屋 鶴壽庵(キョウトツルヤカクジュアン)
新選組発祥の地に咲く歴史と文化が彩る和菓子
かつては新選組の宿所として使われていた壬生の八木邸に店を構える京菓子屋。贅沢な素材を用いた四季折々の京菓子作りに努めている。

京都鶴屋 鶴壽庵
- 住所
- 京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町24
- 交通
- 阪急京都線大宮駅から徒歩10分
- 料金
- 壬生の誠 最中=152円/抹茶餅=648円/鶏卵素麺=540円/屯所餅=756円(5個)、1512円(10個)/
先斗町駿河屋(ポントチョウスルガヤ)
手ごろに買える千鳥のお菓子
狭い先斗町に位置する和菓子屋。狭い路地に他のお茶屋、料亭と軒を連ねる。看板商品の「竹露」は細い竹の筒に水ようかんを流し込んだもの。冷たく爽やかな甘さがいい。

先斗町駿河屋
- 住所
- 京都府京都市中京区先斗町通三条下ル材木町187
- 交通
- 京阪本線三条駅から徒歩5分
- 料金
- 竹露(4~9月のみ)=4080円(竹籠10本入)/和三盆ちどり=465円(5個入)/
三河屋(ミカワヤ)
最高級もち米を使うこだわり
創業100年の和菓子屋。吟味した素材を使い、昔ながらの製法で多彩な和菓子を作る。上質のわらび粉と氷砂糖を使った京風わらび餅は、やわらかくて涼味にあふれる。

井筒八ッ橋本舗 祇園本店(イヅツヤツハシホンポギオンホンテン)
京みやげ代表「八ッ橋」の老舗
創業200年を数える八ツ橋の老舗。「北座」と名付けた赤茶色の建物で1階が売店、2階が茶店になっている。店内では月替わりの生菓子を用意している。

井筒八ッ橋本舗 祇園本店
- 住所
- 京都府京都市東山区川端通四条上ル
- 交通
- 京阪本線祇園四条駅からすぐ
- 料金
- 井筒八ッ橋=648円~/あん入り生八ッ橋夕子=594円(10個入)/夕霧=1350円(5個入)/井筒の三笠=918円(5個入)/益壽糖=1404円(6袋入)/
畑野軒老舗(ハタノケンロウホ)
懐かしい和菓子店で素朴なおやつを
大正元年創業の純生菓子店。初夏はかしわ餅や水無月、夏場はピンクや黄緑の色米が付いたいが饅頭など、季節ごとに商品が変わる。冬は粟餅、一味餅、よもぎ餅などもそろう。

京都仁王門(キョウトニオウモン)
オリジナル創作菓子「ぬれ八ツ橋あうん餅」が人気
「あうん餅」は柔らかすぎず堅すぎず、しっとりしている。一度食べたら忘れられない京の味だ。ニッキの香りと北海道十勝産のつぶ餡の絶妙なハーモニーが人気。

京都仁王門
- 住所
- 京都府京都市左京区北門前町491
- 交通
- 地下鉄東山駅から徒歩5分
- 料金
- あうん餅=162円/八ツ橋チョコさんど=324円/去来花つつみ生八ツ橋=97円/小町花伝(つぶ餡入生八ツ橋)=48円/春吹雪(生八ツ橋)=48円/
京あめ処 豊松堂(キョウアメドコロホウショウドウ)
和ポップなアメちゃん
明治30年創業以来、昔ながらの手作りによる京あめ。どこかなつかしい、色とりどりの飴を眺めていると心が弾む。ガラス玉のような透明感ある飴玉をほおばりたい。

緑寿庵清水(リョクジュアンシミズ)
伝統と一子相伝の技を守り続ける金平糖専門店
弘化4(1847)年創業。金平糖にはレシピがなく天候、気温、湿度の変化に合わせて、1種類16日以上かけて作られている。約60種類の金平糖がそろう。

緑寿庵清水
- 住所
- 京都府京都市左京区吉田泉殿町38-2
- 交通
- 京阪鴨東線出町柳駅から徒歩10分
- 料金
- 詰め合わせ=6307円(小袋10個入)/究極のヴァン・ルージュ(赤ワイン)の金平糖=9180円/季節限定桐箱3種入=3672円/
するがや祇園下里(スルガヤギオンシモサト)
香ばしくてやさしい味の銘菓
文政元(1818)年、総本家駿河屋より暖簾分けを得て、創業。三代目のときに現在の店名となり、代表銘菓となる豆入り飴菓子が作り出された。

するがや祇園下里
- 住所
- 京都府京都市東山区祇園末吉町80
- 交通
- 京阪本線祇園四条駅から徒歩5分
- 料金
- 祇園豆平糖=864円(110g)~/大つつ=864円(120g)~/美也古衣(みやこごろも)=864円(120g)~/
今西軒(イマニシケン)
手作りのおはぎは午前中に売り切れるほどの人気
つぶあん、こしあん、きなこのおはぎ3種類のみを手作り販売する店。十勝産の小豆、滋賀県産の羽二重のもち米を使用し、甘さを抑えた仕上がり。午前中に売り切れることが多い。

吉廼家(ヨシノヤ)
四季の趣ある和菓子が好評
「おとぎ草子」は職人の手で一つ一つ丁寧に作られた小さな和菓子の詰め合わせだ。内容は季節によって替わる。

俵屋吉富 烏丸店(タワラヤヨシトミカラスマテン)
京の老舗の和菓子で花鳥風月に魅せられる
宝暦5(1755)年に創業した和菓子店。代表銘菓の「雲龍」をはじめ、季節感を繊細に表した生菓子が並ぶ。店舗奥には茶室、隣りには京菓子資料館があり、ぜひ立ち寄りたい。

京華堂利保(キョウカドウトシヤス)
銘菓「涛々」など根強い人気を持つ、京菓子の老舗
京菓子の老舗。手間をかけた菓子で根強い人気を持つ。銘菓「涛々(とうとう)」は、大徳寺納豆を刻み込んだ練餡を硬めの麩焼煎餅で挟んだもの。サクサクとした口当たり。

京華堂利保
- 住所
- 京都府京都市左京区二条通川端東入ル難波町226
- 交通
- 京阪本線三条駅から徒歩10分
- 料金
- 涛々=270円(1個)/しぐれ傘(ミニ)=1404円/福宝=432円(1袋)/竹の露=324円(1個)/
東寺餅(トウジモチ)
看板商品は東寺餅
看板商品の東寺餅は、求肥を使ったやわらかな餅で上品な甘さのこし餡を包んだもの。ほかにも、ニッキと黒ゴマの入った亥の子餅や、大きなよもぎ大福も人気がある。

笹屋昌園(ササヤショウエン)
京菓子職人の伝統が今に伝える
創業大正7(1918)年。現在でも手作りにこだわる菓子は、多くの社寺の御用達にもなっている。厳選した小豆で炊き上げた自家製餡を使った季節の菓子や本わらび餅が人気。予約がおすすめ。

笹屋昌園
- 住所
- 京都府京都市右京区谷口園町3-11
- 交通
- 嵐電北野線龍安寺駅からすぐ
- 料金
- 本わらび餅「極み」=1728円/白蕨=972円/栗羊羹「丹波磨」=2160円/季節の生菓子=216円~/
一乗寺 中谷(イチジョウジナカタニ)
和菓子と洋菓子の良いとこどりマカロン
名物のでっち羊かんは、丹波小豆と米粉を練って、竹の皮に包んで蒸したもの。和洋の組み合わせが新鮮なスイーツが人気。わらびもちパフェなどは店内で味わうことができる。

一乗寺 中谷
- 住所
- 京都府京都市左京区一乗寺花ノ木町5
- 交通
- JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場前行きで45分、一乗寺下り松町下車すぐ
- 料金
- でっち羊かん1本=450円、620円(栗入)/武蔵まんじゅう=800円(5個)/詩仙もち=700円(5個)/豆乳プリン=410円/わらびもちパフェ(店内のみ)=900円/
亀末廣(カメスエヒロ)
色とりどりの和菓子が魅力
文化元(1804)年創業。菊花の干菓子など季節ごとの和菓子が、彩り良く並ぶ銘菓「京のよすが」で知られる。季節の蒸し菓子は予約が望ましい。

亀末廣
- 住所
- 京都府京都市中京区姉小路通烏丸東入ル
- 交通
- 地下鉄烏丸御池駅からすぐ
- 料金
- 椿=420円/未開紅=420円/秋桜=420円/京のよすが=1200円~/季節の羊かん=1600円/一休寺=2200円/お千代宝=1500円/
月餅家(ツキモチヤ)
香り高いきな粉の名物わらび餅
文化元(1804)年創業の老舗店。カステラ風生地に餡を包みケシの実をのせた月餅は、創業当時から煎茶をたしなむ茶人らに愛されてきた。食感のいい粟餅やふんわりとしたわらび餅もおすすめ。

月餅家
- 住所
- 京都府京都市中京区木屋町三条上ル上大阪町530-1
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅から徒歩3分
- 料金
- わらび餅=650円(3個)/水無月=700円(1本)/月餅=80円(小)、160円(大)/大枝の里=1950円~/十六夜=380円~/
柏屋光貞(カシワヤミツサダ)
美味なる端整なキューブ形
祇園祭の山鉾「役行者山」にちなんだ「行者餅」で有名な和菓子店。11代目が考案した「おゝきに」は、黒糖、プレーン、梅、柚子の4種類の味がある。

柏屋光貞
- 住所
- 京都府京都市東山区安井毘沙門町33-2
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで20分、東山安井下車すぐ
- 料金
- 「おゝきに」=1200円/音羽山=70円(1個)、1170円(15個入)/行者餅(7月16日までに事前予約)=1200円(3個入)/京氷室(6~8月)=100円(1個)/青楓=57円(1個)/
然花抄院 京都室町本店(ゼンカショウインキョウトムロマチホンテン)
独特の味わいのカステラを楽しむ
併設の工房で毎日作られる「然」かすてらは、丹波黒豆を食べて京都で育った鶏の卵をぜいたくに使用した、とろりとした食感の紙焼きカステラ。

総本家 河道屋(ソウホンケカワミチヤ)
親しみやすいそば粉のお菓子
昔懐かしの京クッキー「蕎麦ほうる」は、元禄年間創業の老舗秘伝の菓子。そばの材料に卵と砂糖を加えた素朴ながらも上品な味わいの京銘菓は、おみやげにもぴったりだ。

総本家 河道屋
- 住所
- 京都府京都市中京区姉小路通御幸町西入ル
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分
- 料金
- 蕎麦ほうる=648円(140g)、540円(150g、袋入)、324円(90g、袋入)/
京都くりや(キョウトクリヤ)
栗づくしの和菓子店で黄金色に輝く栗の実を
さまざまな栗菓子を扱うお店。代表銘菓「金の実」は、毎年10月に収穫される大粒の栗を1粒ずつていねいに蜜漬けした栗の甘納豆。栗100%の餡を使用した秋限定の「栗おはぎ」もおすすめ。

京都くりや
- 住所
- 京都府京都市中京区丸太町通堀川東入ル
- 交通
- 地下鉄丸太町駅から徒歩7分
- 料金
- 金の実=2484円(10個入)/栗おはぎ(9~11月頃限定)=226円/栗もなか「山の端」=140円/
京西陣 菓匠 宗禅(キョウニシジンカショウソウゼン)
上質な京のあられを楽しむ
上枝物あられと、西陣織を表現した美しい堤で人気のあられ専門店。茶房ではパフェやアイスを味わえる。

京西陣 菓匠 宗禅
- 住所
- 京都府京都市上京区寺之内通浄福寺東角中猪熊町310-2
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統千本通北大路バスターミナル行きで30分、乾隆校前下車、徒歩5分
- 料金
- 袷朱珍=1080円(5袋・化粧箱入)/
蒼穹(ソウキュウ)
黒糖の風味豊かな金平糖
良質素材を使ったおしゃれな菓子を販売。ガラス容器入りのくろ金平糖のセットは、みやげにもぴったり。天日結晶塩がアクセントになったかりんとうも人気。

蒼穹
- 住所
- 京都府京都市東山区川端通四条下ル宮川筋4-311-6
- 交通
- 京阪本線祇園四条駅から徒歩7分
- 料金
- 塩かりんとう=430円/くろ金平糖セット=2300円/瓢雪・南風(羊羹)=1620円/無果花のドラジェ=680円/
産寧坂 まるん(サンネンザカマルン)
乙女心くすぐるお菓子
かわいい雑貨やオリジナル菓子が充実したショップ。おみやげとしても人気の京とまとや鹿ヶ谷南瓜などを使った京の野菜ジャムは、パンやヨーグルトに添えるとヘルシー度アップの一品。

産寧坂 まるん
- 住所
- 京都府京都市東山区清水3丁目317-1産寧坂西側
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで15分、清水道下車、徒歩6分
- 料金
- 京の野菜ジャム=411円/まんまる瓶飴=476円/ぴこまるん金平糖=443円/
朧八瑞雲堂(オボロヤズイウンドウ)
ふわふわのクリームぎっしり
店頭にはふわふわのクリームが魅力の生銅鑼焼のほか、餡入りわらび餅のおぼろなど、オリジナリティあふれる和菓子が並ぶ。

京都太秦 笹屋延秋(キョウトウズマサササヤエンシュウ)
小豆の粒感そのまま
太秦映画村の前に佇む和菓子店。代表銘菓は粒あんがたっぷり入った千歳最中。秘伝の炊き方で仕上げた最高級の大納言小豆は、粒がしっかり残りつつもやわらか。初めてのおいしさに出会える。

鶴屋寿(ツルヤコトブキ)
老舗の桜餅専門店が作る嵐山名物
ていねいに時間をかけて仕込まれる桜葉の塩漬け、複数の道明寺を組み合わせた餅と、老舗の名に恥じない桜餅を作り続ける。特徴は白い餅と二枚葉。

丸石(マルイシ)
ゴマカシのないさつま芋そのモノで勝負
ゴマカシのないさつま芋(鳴門金時)そのモノで勝負の店。紅はるか芋も人気。素朴な大学芋もおすすめ。
丸石
- 住所
- 京都府京都市下京区七条壬生川西入ル観喜寺町10-13
- 交通
- JR嵯峨野線丹波口駅から徒歩7分
- 料金
- 焼いも量り売り=170円(100g)/大学芋量り売り=180円(100g)/スティックカップ(1カップ)=230円/ふかし芋=170円/
竹屋(タケヤ)
お山のご利益に期待する福々しい餅は休憩にも良しみやげにも良し
稲荷山に入り1つ目の茶店。新池の畔、勝負事の神様が祀られる熊鷹社の給仕を担う店は、宝暦7(1757)年創業で二百五十余年の老舗。きなこ、ゴマ、抹茶の3種の餅を山めぐりの休憩やみやげに。

竹屋
- 住所
- 京都府京都市伏見区深草稲荷山官有地1
- 交通
- JR奈良線稲荷駅から徒歩15分
- 料金
- 福もらい=130円/五福餅=130円/箱入(地図入)=780円/五福餅(栗)=150円/福露(抹茶)=130円/
鶴屋吉信 IRODORI(ツルヤヨシノブイロドリ)
カラフルなお菓子はまるで宝石のよう
代表銘菓のほかオリジナル商品や和雑貨などを販売。甘味処も併設されているので、パフェや限定メニューなども楽しめる。

鶴屋吉信 IRODORI
- 住所
- 京都府京都市下京区東塩小路町8-3JR京都駅八条口 1階 ASTY ROAD内
- 交通
- JR京都駅からすぐ
- 料金
- 有平糖=540円(5本入)/琥珀糖=1080円(10本入)/
中村製餡所(ナカムラセイアンショ)
プロも信頼を寄せるあんこ専門店
選りすぐりの十勝産小豆を熟練の技で炊き上げて作るあんこが評判。サクッと香ばしい最中が至福の味を最大限に引き出している「あんこ屋さんのもなかセット」は、粒あん、こしあん、白あんの3種から選べる。

中村製餡所
- 住所
- 京都府京都市上京区一条通御前西入ル大東町88
- 交通
- JR京都駅から市バス50系統立命館大学前行きで30分、北野天満宮前下車、徒歩5分
- 料金
- あんこ屋さんのもなかセット=1100円/
ふふふあん by 半兵衛麸(フフフアンバイハンベエフ)
京名物の麸が主役のヘルシーおやつ
元禄年間創業の麸の専門店による、栄養価が高く、重宝されてきた麸のさまざまな楽しみ方の提案。抹茶を練り込んだ麸を焼いて、抹茶のチョコレートでコーティングした「梢」は京都みやげにもぴったり。

七條甘春堂(シチジョウカンシュウドウ)
三十三間堂近くの老舗京菓子店
季節ごとに限定の絵柄が描かれる香ばしい麩焼きせんべいは、京都の四季も感じられ、おみやげにもぴったり。

都松庵(トショウアン)
至福の味わいのあんこスイーツ
看板商品「AN DE COOKIE」は、白こし餡を米粉の生地に練り込んで焼いたクッキー。写真の定番商品に加え、期間限定商品も多数展開している。
鼓月 祇園店(コゲツギオンテン)
京都限定の抹茶のおやつ
あっさりとしたシュガークリームを口溶けのよい生地に挟んだ「千寿せんべい」が看板商品。有機抹茶味は京都限定で、おみやげにもぴったり。
