美濃焼
伝統の茶陶から現代風陶磁器まで生産
岐阜県の東濃地域で作られている焼き物で、美濃出身の茶人・戦国武将、古田織部が好んだ「織部」などが有名。普段使いの和食器、洋食器も生産している。

幸兵衛窯(コウベエガマ)
人間国宝を輩出した由緒ある窯元
文化元(1804)年に、初代加藤幸兵衛によって開窯され、数々の秀作を生んできた名窯元。それらの作品群と、人間国宝加藤卓男らの手による逸品を鑑賞することができる。

幸兵衛窯
- 住所
- 岐阜県多治見市市之倉町4丁目124
- 交通
- JR中央本線多治見駅から東鉄バス下半田川行きで15分、市之倉下車、徒歩5分
- 料金
- 入館料=300円/ペルシア色絵マグ=7875円(ペア)/(団体20名以上は240円)
蔵珍窯(ゾウホウガマ)
伝統の技と現代の生活空間の融合
小泉蔵珍氏の陶房兼ギャラリー。希少価値の高い紅柄を使った味わい深い赤絵の器が特徴。江戸時代の古民家を移築した建物には、多彩な作風の陶器が並ぶ展示室があり、販売もしている。

陶都創造館(トウトソウゾウカン)
散策コースの起点にあるショップが多彩な複合施設
美濃焼や雑貨を扱うショップ、絵付け体験ができる展示ギャラリーなど、多彩な見どころが集まる複合施設。1階の多治見市PRセンターでは、周辺の観光情報が手に入る。

陶林春窯(トウリンシュンヨウ)
若手作家の器がそろうギャラリー
若手陶磁器作家を発掘し、紹介しているギャラリー。オブジェ風の器や和食器など、若手ならではの感性が光る作品がそろう。

吉窯(キチガマ)
鮮やかな色彩とアイデアの器
伝統ある美濃焼を多く生み出す窯元。織部焼は、オリジナルの釉薬を使って鮮やかな緑色を表現しており、絶妙の味わいがある。仕事場の見学や、作陶や絵付け体験もできる。

吉窯
- 住所
- 岐阜県多治見市市之倉町1丁目184
- 交通
- JR中央本線多治見駅から東鉄バス下半田川行きで11分、市之倉下車、徒歩15分
- 料金
- 入館料=無料/作陶体験(土代・指導料込)=2000円~/(別途焼成料)
器の店 やままつ(ウツワノミセヤママツ)
美濃焼の伝統を感じられる日常使いの器が所せましと
明治創業の老舗の陶器問屋。伝統的な美濃焼や、職人のセンスが光るモダンな器がそろう。商品の多くが手の届く価格帯も魅力だ。

器の店 やままつ
- 住所
- 岐阜県多治見市本町6丁目53
- 交通
- JR中央本線多治見駅から徒歩15分
- 料金
- マルチカップ=1728円/手付き丸碗=1728円/コーヒーカップ=3240円/作家物志野マグカップ=6264円/
虎渓山パーキングエリア(上り)(コケイザンパーキングエリア)
空腹にうれしい魅力のがっつりメニュー
中央自動車道上り線にあるパーキングエリア。フードコーナーは空腹にうれしいがっつりメニューが魅力。
虎渓山パーキングエリア(上り)
- 住所
- 岐阜県多治見市虎渓町
- 交通
- 中央自動車道多治見ICから土岐JCT方面へ車で2km
- 料金
- たじみそ焼きそば定食(スナックコーナー)=900円/名古屋名物手羽煮(売店)=1080円(6本入)/
織部うつわ邸(オリベウツワテイ)
情緒あふれる古い商家で美濃の名窯に出会う
茶室を備えた情緒あふれる旧商家を利用した、器の専門店。美濃を代表する窯元作品のほか、手ごろな和洋陶器や和雑貨を扱う。2階のギャラリーでは、作家にスポットを当てた常設展示が楽しめる。
