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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年2月1日

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韓国のトイレ事情を解説!日本とは違う韓国のトイレについて旅行前にチェック

韓国旅行に限らず、戸惑うことが多い海外のトイレ事情。

今回は韓国のトイレ事情について解説します

韓国旅行前にしっかりと記事をチェックしてもらえれば、韓国のトイレに行ってから「しまった!」ということもなくなるはず。

日本と韓国のトイレの違いや注意しておくことなどを紹介するので、韓国旅行前にぜひ参考にしてください。

韓国と日本のトイレの違いは?

ここでは韓国と日本のトイレの大きな違いについて2つ説明します。

韓国と日本のトイレの違い1.紙が流せない場合がある


日本と韓国のトイレで一番大きく異なる点は、トイレットペーパーが流せないこと。すべてのトイレで流すことができないわけではありませんが、街中にあるカフェやお店のトイレ、ホテルなどではトイレットペーパーを流せない場所が多くあります。

韓国でトイレットペーパーを流せない理由は、近年まで下水設備や排水管が整備されていなかったから。紙を流せないトイレでは、使用済みの紙は便器の脇に設置されているゴミ箱に捨てます。

ここ数年で紙を流せるトイレも増えてきましたが、体感では半々ぐらいの割合で、流せるトイレと流せないトイレがあるといった感じでした。

またトイレで紙を流しても良いかは、「ゴミ箱が設置してある」、「張り紙が貼ってある」などから判断しましょう。ゴミ箱が設置してあれば、トイレットペーパーは流さずにゴミ箱に捨てましょう。

張り紙に関しては、観光地だと日本語で「ゴミ箱に捨ててください」、「そのまま流してください」などと書かれていました。

いつもの習慣でトイレットペーパーを流してしまいそうになりますが、しっかりとルールを守ってトイレを使用しましょう。

韓国と日本のトイレの違い2.韓国ではコンビニでトイレを借りられない場合が多い


日本では、人の多い観光地や飲み屋街のコンビニなど一部ではトイレを借りられなくなってきてはいますが、まだまだトイレを借りられるコンビニも多いですよね。

しかし、韓国ではほぼすべてのコンビニでトイレを借りることはできません。

そもそもコンビニの中にトイレが設置してあることがとても少なく、店員さんはテナントビルの共用トイレを使用していることが多いようです。

そのため、韓国で観光中にトイレに行きたくなってもコンビニは利用できませんので注意が必要です。

韓国と日本のトイレで同じところは?

ここからは韓国と日本のトイレで大きく違わない点を紹介します。

韓国と日本のトイレで同じところ1.トイレのマーク


実際に韓国でトイレを探すとき、トイレだとわかる表示はあるのか心配になる人もいるかもしれません。

ハングルが読めない場合は「トイレ」と書いてあってもわからないですよね?


しかし韓国のトイレは日本と同じようなマークが使用されているので、男女が分からなくなったりすることもないでしょう。

ハングルで書いてあっても、ハングルの横にマークがついていることもあるので、日本同様分かりやすいです。

空港などの観光客が多いトイレは、日本語の案内もあるので安心してください。

観光中にトイレへ行きたくなった場合はどうする?


観光で排出中にトイレに行きたくなったら、韓国では駅や公園・デパート・カフェ・ファストフード店などを利用しましょう。

注意しないといけないのは、「鍵や暗証番号が必要」の場合があること。飲食店などでは入っているビル内の共用トイレを使っていることが多く、部外者が入らないように鍵をかけて管理していることがあります。

その場合は店員さんに鍵を借りたり、暗証番号を教えてもらう必要があります。カフェなどでは、レシートや席に暗証番号が記載されていることもあるので、確認してみましょう。

ほかにも、トイレの中にトイレットペーパーを置かずに、レジの脇や店の入り口にトイレットペーパーが置かれている場合があるので注意が必要です。そういった店ではトイレに行く前にトイレットペーパーを持って行ってください。

また、整備がじゅうぶんにされていない公園などでは、トイレットペーパーが補充されていないことが多いので、「ポケットティッシュ」を持ち歩くことをおすすめします。

最近の韓国のトイレ事情

まだまだトイレットペーパーを流せないトイレもありますが、近年は流せるトイレも増えてきている韓国。

ここでは「空港」、「駅」、「ホテル」のトイレ事情を写真付きで紹介します。

最近の韓国のトイレ事情1.空港


韓国の仁川空港のトイレは、トイレットペーパーを流すことができます。


トイレの表記も日本と変わりがなく、とても分かりやすいです。空港のトイレは清潔に保たれているので、日本同様、いつもと変りなく利用できます。

最近の韓国のトイレ事情2.駅


韓国の地下鉄駅にあるトイレは、トイレットペーパーを流せるところが増えてきました。


写真のように注意書きが書いてあり、トイレットペーパーが流せるトイレなのか確認できます。ハングルで書いてあっても、イラストでなんとなく理解することができます。

韓国の地下鉄にある多くのトイレは改札外にあるので、観光中にトイレに行きたくなった場合に利用しやすいですよ。

最近の韓国のトイレ事情3.ホテル


韓国のホテルのトイレは、トイレットペーパーが流せる場合と流せない場合が様々です。

流せるのか分からない場合は、トイレ内にゴミ箱が設置してあるかをまず確認してみてください。

ゴミ箱が設置されていたら、そこは紙を流せないトイレです。

日本のような、トイレットペーパーを流せるトイレや洗浄機付きトイレがあるホテルに泊まりたいという方は、予約の際にしっかりと確認しながらホテルを探すのがおすすめです。

ただ紙を流せないトイレだからといって、ホテルのグレードが低いというわけではありません。日本とは違うと考え、自分にあった宿を選びましょう。

韓国のトイレ事情を把握して旅行を楽しもう


時差がなく近い国だとしても、日本と韓国のトイレ事情は違う点がたくさんありましたね。

せっかくの楽しい韓国旅行。旅先で戸惑ってしまうことを防ぐために、韓国のトイレ事情を知っておくことはとても大切です。

この記事を参考にして韓国旅行を楽しんでください。

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