醍醐・山科
醍醐・山科のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した醍醐・山科のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。梅花のなかで小野小町をしのぶ「随心院」、秀吉も愛した桜の名所「醍醐寺」、参道の落ち葉が誘う格式高き門跡寺院へ「毘沙門堂」など情報満載。
醍醐・山科の魅力・見どころ
秀吉が愛でた春の桜、秋の紅葉と歩く楽しみが詰まった花の名所
醍醐山周辺は、早春から初夏にかけて次々と花が咲き乱れる花の名所。豊臣秀吉が盛大な花見を催した「醍醐寺」は、境内を埋め尽くす桜が見事だ。ハナショウブや睡蓮が咲く「勧修寺」、『はねず梅』で知られる「随心院」も情緒ある寺だ。山科には山裾を縁取るように琵琶湖疏水が流れ、ほとりを遊歩道「山科疏水の道」が整備されている。とくに春には約4キロメートルも続く桜並木がピンク色のトンネルをつくる。北部にある「毘沙門堂」は散り紅葉の名所。勅使門へと続く石畳の参道が真っ赤に彩られる印象的な風景が見られる。
- スポット:56 件
- 記事:16 件
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醍醐・山科のおすすめスポット
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随心院
梅花のなかで小野小町をしのぶ
平安時代創建の門跡寺院で、小野小町の邸宅跡ともいわれている。小町文張地蔵や化粧井戸など、ゆかりの史跡が数多く残る。「はねずの梅」開花時には、有名な「はねず踊り」が催される。
随心院
- 住所
- 京都府京都市山科区京都府京都市山科区小野御霊町35
- 交通
- 地下鉄小野駅から徒歩5分
- 料金
- 拝観料=一般500円/梅園=500円/美心守=500円/写経=2000円/ (20名以上の団体は拝観および梅園入園料大人450円、中学生350円、障がい者手帳持参で本人と介護者1名は50円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00〜17:00(16:30受付終了) 、写経・写仏は9:00〜14:00
醍醐寺
秀吉も愛した桜の名所
醍醐山全体を寺域とし、国宝の金堂、五重塔などが並ぶ。豊臣秀吉が「醍醐の花見」を催したことでも知られている桜の名所。平安時代から「花の醍醐」と呼ばれ、天皇や貴族にも愛されてきた。毎年4月の第2日曜日には「豊太閤花見行列」が開催され、境内は終日賑わう。
醍醐寺
- 住所
- 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
- 交通
- 地下鉄醍醐駅から徒歩10分
- 料金
- 拝観券(三宝院庭園・伽藍)=大人1000円、中・高校生700円/霊宝館庭園・仏像棟=無料/拝観券(三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園、春期)=大人1500円、中・高校生1000円/三宝院御殿特別拝観=大人・中・高校生500円/霊宝館春・秋期特別展=大人・中・高校生500円/上醍醐入山料=大人600円、中・高校生400円/ (上醍醐入山料は拝観券の提示で大人500円、中・高校生300円、障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料(特別拝観を除く))
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)、12月第1日曜の翌日~翌2月末は~16:00(閉門16:30)
毘沙門堂
参道の落ち葉が誘う格式高き門跡寺院へ
伝教大師最澄自刻の毘沙門天像を祀る天台宗の門跡寺院。本堂は唐門、仁王門とともに日光東照宮と同じ構えの建築。襖絵をはじめ、皇室ゆかりの品々など寺宝が多い。
毘沙門堂
- 住所
- 京都府京都市山科区京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
- 交通
- JR山科駅下車、徒歩20分 / 京都市営地下鉄山科駅下車、徒歩20分 / 京阪電車京阪山科駅下車、徒歩20分
- 料金
- 境内拝観料=無料/宸殿(襖絵)・庭園拝観料=500円/ (障がい者手帳持参で本人のみ拝観料半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00〜17:00(16:30受付終了) 、12/1〜2月末日は9:00〜16:30(16:00受付終了)
FRENCH CAFE Le Clos Sous le cerisier
花の名所でコーヒーを
秀吉の「醍醐の花見」で有名な醍醐寺の、IKEAが家具をコーディネイトしたカフェ。座りごこちのいいソファに沈みこみ、四季折々の景色を感じてみては。
FRENCH CAFE Le Clos Sous le cerisier
- 住所
- 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22醍醐寺霊宝館
- 交通
- 地下鉄醍醐駅から徒歩10分
雨月茶屋
古刹の境内で伝承料理
醍醐寺境内にある食事処。野趣あふれる食材を調理した醐山料理が味わえる。古文書に紹介されている精進料理「すもし(寿司)」を再現した料理もある。
雨月茶屋
- 住所
- 京都府京都市伏見区醍醐東大路町35-1
- 交通
- 地下鉄醍醐駅から徒歩10分
- 料金
- 一味膳=3630円/醐山料理=1760円~/三宝そば=1210円/桜アイスクリーム=550円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉店17:30、時期により異なる)、食事は11:00~
蹴上浄水場のツツジ
琵琶湖の水を市内に送り出している浄水場。ツツジの名所でもある
琵琶湖の水を京都市内に送り出している浄水場。ツツジの名所として有名。毎年5月の連休に特別公開があり、多くの人で賑わう。
コトブキ陶春
清水焼の窯元。器の下絵付けや手びねりの体験が出来る
山科清水焼団地にある清水焼の窯元。湯呑み、マグカップ、花びんなどの素焼の器に、下絵をつける体験を行っている。体験作業時間は40分程度かかる。他、手びねりの体験もできる(所要時間90分、要予約)。
コトブキ陶春
- 住所
- 京都府京都市山科区川田清水焼団地町7-2
- 交通
- JR琵琶湖線山科駅から京阪バス大宅行きで15分、清水焼団地下車すぐ
- 料金
- 絵付け=1404円~/手びねり(予約制)=3024円/ (送料別)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00
阿闍梨寮 寿庵
広大な境内を歩く合間にひと休み
醍醐寺境内、弁天堂のそばにたたずむ食事処は、かつて高層の宿舎だった建物を改装したもの。古くから寺院の食事で親しまれてきたゆばを使うメニュー、参拝のひと休みにぴったりな甘味などがそろう。
川崎大師京都別院 笠原寺
一日尼僧体験があり、法衣姿で読経や写仏、参拝などを行う
開山主の笠原政江尼が女性の相談に乗っていたことから、一日尼僧体験が始まった。法衣姿で読経や写仏、境内の四国八十八カ所の参拝などを行う。
川崎大師京都別院 笠原寺
- 住所
- 京都府京都市山科区大宅岩屋殿2
- 交通
- 地下鉄椥辻駅から徒歩15分
- 料金
- 拝観料=無料/尼僧体験(第1土曜・第3日曜、要問合せ)=8000円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
法界寺
日野薬師の名で親しまれる
平安時代創建の真言宗醍醐派の寺。親鸞聖人の生家でもある。秘仏の薬師如来像は胎内に薬師如来の小像を収める。安産・乳護の霊験で知られ、安産・授乳祈願の参拝者が多い。国宝の阿弥陀堂には、定朝様の阿弥陀如来像が安置されている。また円陣の長押の上には天人の壁画が描かれている。
法界寺
- 住所
- 京都府京都市伏見区日野西大道町19
- 交通
- 京阪宇治線六地蔵駅から京阪バス日野誕生院行きで10分、日野薬師下車すぐ
- 料金
- 大人500円、高校生400円、小・中学生200円 (団体は要予約、障がい者手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門、10~翌3月は~16:00<閉門>)
豊太閤花見行列
豊臣秀吉の花見を再現。貴族装束を纏った人々が桜の下境内を歩く
毎年4月の第2日曜に行われる。豊臣秀吉が秀頼、北政所、淀殿などを従えて催した「醍醐の花見」を再現。桃山時代の装束を身に着けた約200人が桜の咲く境内を練り歩く。
醍醐寺の桜
歴史あるお寺の風情あるシダレザクラは必見
874(貞観16)年に、理源大師・聖宝が醍醐山上に草庵を結んだのが始まりで、醍醐山全体が寺域となっている。広大な境内には約700本もの桜が点在。見どころは、三宝院にある奥村土牛が作品『醍醐』に描いたシダレザクラ(通称「太閤しだれ桜」)とその遺伝子を継ぐクローン桜「太閤千代しだれ」、湯川記念館の「湯川桜」と兄弟のシダレザクラなど。
醍醐寺の桜
- 住所
- 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
- 交通
- 地下鉄醍醐駅から徒歩10分
- 料金
- 大人=1500円、中・高校生1000円/三宝院御殿特別拝観=中学生以上500円/霊宝館春・秋期特別展=中学生以上500円/
- 営業期間
- 3月中旬~4月上旬
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
修正会(法界寺裸踊り)
五穀豊穣を願い下帯姿の男性たちによる裸踊りが奉納される
法界寺の正月行事のひとつ。元日から14日間、五穀豊穣を願う修正会が行われる。最終日の夜、水をかぶり身を清めた男たちが下帯姿で勇壮に踊る「裸踊り」が奉納される。
修正会(法界寺裸踊り)
- 住所
- 京都府京都市伏見区日野西大道町19法界寺
- 交通
- 京阪宇治線六地蔵駅から京阪バス日野誕生院行きで10分、日野薬師下車すぐ
- 料金
- 要問合せ
- 営業期間
- 1月14日
- 営業時間
- 19:00~21:00
山科疏水の道
春は桜、秋は紅葉が美しい。琵琶湖疏水の脇に設けられた散策道
琵琶湖疏水の脇に設けられた約3kmの散策道。春は桜が、秋は紅葉が美しく、特に大津からのトンネルの出口である山科疏水東端は桜の名所として有名。