京都の神社仏閣をチェック!いちばん行きたいのはどこ?
京都の旅ならやっぱり神社仏閣を巡りたいもの。「清水寺」や「金閣寺」、「伏見稲荷大社」などの超有名社寺や、恋愛成就にご利益のある神社、庭園が素晴らしかったり、歴史上の人物にゆかりの寺など、京都の神社仏閣...
更新日: 2021年9月13日
京都の魅力の一つは京都の四季。京都らしい社寺の風景に、春の桜、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の風情が加わることで、心に残る絶景となることでしょう。京都の四季の魅力は、桜や紅葉以外にも、美しく咲き誇る花はまだまだあります。あじさいや蓮、萩などの見どころをピックアップしているので、ぜひ訪れてみてください。
また、「祇園祭」「葵祭」「時代祭」という京都三大祭りをはじめ、さまざまな祭りや行事は、それに紐づいた京都の文化を垣間見るいい機会。
あの花の季節だからこの寺、この祭りがあるからこの神社、と京都の四季に合わせて有名どころをピンポイントで巡るのもいいかもしれませんね。
桜に始まり、鮮やかな新緑へと移り変わる、京都がもっとも華やぐ季節。朝晩は意外と冷えることも。余裕をもってスケジュールを組みたい。
●桜(3月下旬~4月中旬)
早咲きの枝垂れ桜からソメイヨシノ、遅咲きの御室桜へと、リレーのように可憐な花が咲きほころび都を桜色に染める。
おすすめスポット
・平安神宮
・醍醐寺
・仁和寺
●春パフェ
●ツバキ(4月上旬)
哲学の道近くの法然院は椿の名所。枝を離れた花も手水鉢に
⇒法然院
●たけのこ(4月~5月)
西山名産、朝掘りの京たけのこはえぐみがなく刺身でもおいしい
●新茶(5月下旬~7月)
全国的に有名な宇治茶。爽やかな味わいの新茶はおみやげに最適
●東山花灯路(3月9日〜18日)
寒さがやわらいでくる頃に東山周辺をライトアップ。独特の京情緒が味わえる
●はねず踊り(3月最終日曜)
「はねず色」は梅の薄紅色のこと。梅花をあしらった菅笠姿の少女達が境内で踊る
⇒隨心院
●葵祭(5月15日、京都三大祭)
上賀茂神社、下鴨神社の祭礼。斎王代が乗る輿を中心に、平安装束をまとった行列が行く
⇒上賀茂神社・下鴨神社
梅雨時は、みずみずしい緑や花をゆっくり愛でることができる。梅雨が明ければ暑さも本格化。祭りや食べ物で気分を盛り上げよう。
●川床(5月1日~9月30日)
夏が近づくと、鴨川や貴船に床がしつらえられ、景色を楽しみ、涼をとりながら食事ができる。人気があるので早めに予約したい。
おすすめスポット
・鴨川
・貴船
・高雄
●鱧(6月上旬~7月下旬)
生命力の強い鱧を暑気払いに食べる。祇園祭は「鱧祭」とも呼ばれる
●水無月(6月30日)
氷をかたどった和菓子。疫病除けのご利益があるという
●アジサイ(6月中旬~7月上旬)
1万株のアジサイが咲く三室戸寺は別名をあじさい寺とも
⇒三室戸寺
●かき氷
上質な水で作った氷をきめ細かく削ったふんわりかき氷が京都流
●蓮(7月中旬~8月上旬)
早朝に開花するので早起きして訪れたい
⇒法金剛院
●祇園祭(7月1日〜31日、京都三大祭)
平安時代から続く八坂神社の祭礼。特に16日の宵山と17日、24日の山鉾巡行は多くの人で賑わう
⇒八坂神社
●五山の送り火(8月16日)
5つの山に火を灯して夜空を照らし、お盆に迎えたご先祖様の霊をあの世へと見送る
実りの秋、芸術・文化の秋、そして紅葉と、京都がもっとも賑わう季節。宿や食事の予約は早めに。バスは混雑で遅れがちなので電車利用がベター。
●紅葉(10月下旬~12月上旬)
昼と夜の寒暖差が大きいほど紅葉は深く色づく。初秋のグラデーションから散り紅葉まで見どころが多い。ライトアップも人気。
おすすめスポット
・永観堂
・東福寺
・高雄
●萩(9月中旬~下旬)
梨木神社の萩まつりでは神事の他に狂言や舞楽の奉納が行なわれる
⇒梨木神社
●栗スイーツ
宮中にも献上品されていた丹波栗を贅沢に使ったパフェは絶品
●嵯峨菊(11月上旬~下旬)
大沢池自生の野菊を年月をかけて育成。嵯峨天皇が好んだという
⇒大覚寺
●観月の夕べ(中秋の名月《9月》の前後)
観月の名所として名高い大沢池。中秋の名月の前後は、龍頭船を浮かべ管弦等が催される
⇒大覚寺
●時代祭(10月22日、京都三大祭)
平安から明治までの装束を身につけた時代行列が京都御所から平安神宮まで練り歩く
⇒京都御所・平安神宮
●火焚祭(11月8日)
秋の収穫の後、五穀豊穣や厄除け等を祈願して稲わらや願いの書かれた火焚串を焚く
⇒伏見稲荷大社
京都の冬は底冷えが厳しい。だからこそ、おいしい料理を食べると心まで温まるし、春の気配が嬉しい。憧れの景色を独り占めできるかも。
●冬景色
京都市内で雪が降るのは年明け以降。もし雪の金閣に出会えたらラッキー。凛とした空気に包まれて燦然と輝く楼閣は神々しい。
おすすめスポット
・金閣寺
・貴船神社
・嵐山
●ぜんざい
丹波の大納言小豆を使ったぜんざいは上品な甘さでほっこり
●湯豆腐
京豆腐の味の決め手は良質な地下水。お庭を眺めながら召し上がれ
●梅(2月中旬~3月下旬)
厳しい寒さのなかでほんのりと香る小さなつぼみに気持ちが和む
⇒北野天満宮
●嵐山花灯路(12月上旬〜中旬)
渡月橋や竹林の小径に露地行灯が置かれ、冬空を背景に幽玄な景色が浮かび上がる
渡月橋ライトアップ
●節分祭(2月3日前後)
平安時代に宮中で行なわれた厄払いが起源。吉田神社の「鬼やらい」は多くの人が訪れる
⇒吉田神社・市内各所
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