
更新日: 2025年8月5日
出石観光のポイント!但馬の小京都で体験したいことはこれだ!
美しい景色に出会える但馬の小京都、出石。
近畿最古の芝居小屋や武家屋敷などが建ち並び、江戸時代の城下町の雰囲気を残す町並みは観光に大人気。
そんな出石観光でぜひ体験したいことをご紹介します。
出石の概要と行き方
重要伝統的建造物群保存地区として美しい町並みが残り、関西有数のそば処としても有名な城下町。まるで絵のような美しい町並みをぶらりと歩きましょう。
出石への行き方
バス
JR豊岡駅
↓ 全但バス30分
出石
車
日高神鍋高原IC(北近畿豊岡自動車道)
↓ 国道482・426号・県道2号 約13km
出石
【出石観光でしたいこと】出石皿そばを食べる!
約300年も昔から伝わるという伝統の皿そばを味わいましょう。小皿に盛られた一風変わったビジュアルにも注目です。
たくみや
正統派の味を受け継ぐ職人技の絶品そば
そば庄で17年間修業した宮下拓己さんが独立し、2010年に開業した店。歯ごたえがあり、風味の強いそばに真摯な姿勢を感じます。

歯ごたえがありながら、のどごしもよい細めの麺

築100年以上の町家を改装
たくみや
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町魚屋128
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩20分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~17:30(閉店18:00)
- 休業日
- 水曜(1月1~2日休)
- 料金
- 出石皿そば=900円/
【出石観光でしたいこと】城下町を散策する!
碁盤の目のような町並みが残る出石はぶらぶら散歩にぴったり。レトロな雰囲気が漂うかつての城下町をめぐりましょう。
出石明治館
明治時代のハイカラな洋館
明治20(1887)年、旧出石郡役所として建築され、市の文化財に指定されています。正面玄関にあるコリント風の装飾彫りに注目です。

明治期の特徴を残す木造洋風建築
出石明治館
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町魚屋50
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 大人200円、高・大学生120円、中学生以下無料(20名以上の団体は80円、65歳以上・障がい者入館料半額)
辰鼓楼
今も時を刻む町のシンボル
明治4(1871)年に、旧三の丸大手門脇の櫓台に建設された辰鼓楼。現在は時計台として親しまれ、四代目の時計が時を刻んでいます。

8時と13時には太鼓、17時には鐘の音が鳴る
出石城跡
緑に囲まれた城山
出石藩主の居城だった場所はお城山とも呼ばれ、今は城跡の石垣や城山稲荷があります。37もの鮮やかな朱色の鳥居が並ぶ様は圧巻です。山上の有子山城とともに続日本100名城に選定されました。

石段を登れば、出石の町を一望できる

酒蔵
歳月を経た赤い土壁
築250年の歴史が刻まれた、風合い豊かな土壁。現在も出石酒造の酒蔵として使われています。酒蔵内でコンサートが行われることもあります。

季節によって土壁の色が変わるそう
酒蔵(出石酒造)
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町魚屋114-1
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、沢庵寺口下車、徒歩6分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
【出石観光でしたいこと】近畿最古の芝居小屋を見る!
創建当時のまま復元された芝居小屋「出石 永楽館」。内部は常時公開されているので伝統演劇の奥深さに触れてみましょう。
出石 永楽館
甦った近畿最古の芝居小屋
明治34(1901)年建造の芝居小屋を復元。現在も歌舞伎や寄席が上演されています。花道や奈落、楽屋などが見学できます。

舞台が近く感じられる畳敷きの客席

毎年11月に永楽館歌舞伎が行われる

切妻屋根に赤い土壁の外観
出石 永楽館
- 住所
- 兵庫県豊岡市出石町柳17-2
- 交通
- JR山陰本線豊岡駅から全但バス出石営業所行きで30分、終点下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 木曜(12月31日~翌1月1日休)
- 料金
- 大人400円、高・大学生240円、小・中学生無料(団体割引あり)
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】jigen
SNS
まっぷるの奈良、山陰地方を担当。担当エリア以外にもオモシロネタを発信します!




