【奈良】太古の道でカフェ&ごはん!おすすめ店をチェック!
美しい自然が広がる山裾を歩いて行く山の辺の道。ひと休みのカフェも、雰囲気や味にこだわりが詰まった素敵なお店がたくさん。ほっとひと息をつこう。...
古代から多くの人々が行き交った道。素朴な農道沿いに名所旧跡が点在しており、のどかな風景を楽しみながら歴史散策が楽しめる。
いにしえの道を歩き、古代に思いを馳せる歴史ロマン散策
●歩く距離:約17.0㎞
●歩く時間:約4時間30分
【START】天理駅
↓ 徒歩30分
1.石上神宮
↓ 徒歩45分
2.夜都伎神社
↓ 徒歩10分
3.竹之内環濠集落
↓ 徒歩45分
4.長岳寺
↓ 徒歩10分
5.崇神天皇陵
↓ 徒歩10分
6.景行天皇陵
↓ 徒歩45分
7.檜原神社
↓ 徒歩20分
8.狭井神社
↓ 徒歩10分
9.大神神社
↓ 徒歩10分
10.平等寺
↓ 徒歩5分
11.金屋の石仏
↓ 徒歩30分
【GOAL】桜井駅
歴史散策にでかけよう!
おごそかな雰囲気に包まれた古社
古代の豪族・物部氏の総氏神。境内は深い緑に囲まれ、神さびた雰囲気。古代より朝廷の崇敬があつく、多くのご神宝を収蔵している。老杉に包まれた境内に建つ檜皮葺きの拝殿は、白河天皇が宮中の神嘉殿を寄進したと伝わる。
【豆知識】禁足地
拝殿の裏手にある、東西44.5m、南北29.5mの「布留社」と文字が刻まれた石垣に囲まれている禁足地は、境内で最も神聖な場所。石上神宮には本来本殿はなく、禁足地が祭祀の対象とされていた。明治時代に行なわれた発掘作業では数々の勾玉、剣、矛などが出土し、その多くが重要文化財に指定されている。
入母屋造りの拝殿は、平安時代末期の建築で国宝。その奥にある禁足地は立入不可
木々に包まれた境内。『日本書紀』にも登場する、国内最古級の由緒ある神社
人のつながりを生むネオ・コフン
天理駅前にある古墳の形がユニークな複合施設。野外ステージ、カフェ、大型遊具などが集まり、幅広い人々の憩いの場に。観光案内や、山の辺の道を歩く人へのウォーキングポールの無料貸し出しサービスなどもある。
珍しい茅葺きの拝殿が特徴
古くから春日大社と深い関係を持ち、江戸時代末期まで蓮の御供という神饌を献上していた。本殿には春日大社のご祭神である四神を祀る。
風情ある茅葺き屋根の拝殿
村を守る知恵のなごり
中世のころ大和地方にみられた集落で、周囲に濠をめぐらし外敵の侵入を防いだもの。奈良盆地でもっとも高い位置にあり、現在はその面影を小さな池に残すのみ。
奈良盆地内で最も標高の高い場所に作られた環濠集落
晩春のツツジなど四季の花が彩る
天長元(824)年に弘法大師空海が創建。本尊の阿弥陀三尊やわが国最古という鐘楼門など、多くの文化財を有する。また、1万2000坪もの境内には、四季折々の花が咲き誇る。
【コレは必見!】極楽地獄図
狩野山楽による作品。毎年10月23日〜11月30日の間のみ、本堂で開帳される。住職によるコミカルな絵解き説法が行われる。
4月下旬〜5月上旬にはツツジ、5月初旬にはカキツバタ、初夏にはアジサイ、冬はヤブツバキなど、季節ごとの花々が楽しめる
寛永7(1630)年に建てられた旧地蔵院
大和王権を築いた天皇の墓とされる
全長242mで、古い文献には「山辺道勾岡上陵」と記されている。周囲には水をたたえた濠がめぐらされ、土堤沿いに一周歩くことができ、散歩コースとしてもおすすめだ。
行燈山古墳ともいう。4世紀後半頃の建造
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