トップ >  関西 > 奈良 > 吉野・十津川 > 吉野 > 吉野観光地区 > 

柿の葉寿司のおすすめ店4選!吉野名物の郷土料理を味わおう

jigen

更新日: 2024年4月4日

この記事をシェアしよう!

柿の葉寿司のおすすめ店4選!吉野名物の郷土料理を味わおう

吉野の桜で知られる奈良県の吉野の郷土料理といえば「柿の葉寿司」。
柿の葉寿司の人気店を一挙ご紹介します。
奈良駅や観光名所でゲットできる柿の葉寿司の名店も合わせてチェックしてみましょう。

柿の葉で包んで押した 一口大の寿司は、 そもそも、鯖寿司のみ。
言い伝えには、 和歌山の熊野灘で獲れた夏鯖を塩でしめ、 漁師が峠越えして売りに出たところ 吉野川沿いの村々の 夏祭りと重なり、寿司ネタに。
以来、祭りのごちそうとして 各家庭で振る舞われてきたといいます。
殺菌効果がある柿の葉を使ったのも吉野地方ならでは。
物語がある庶民の味を楽しんでみましょう!

【吉野×柿の葉寿司】香りもごちそうの食べやすい寿司「柿の葉すし たつみ」

昔ながらの手作りにこだわり、40年前の創業当時から機械を一切使用しない。独自の製法により仕上げた鯖と鮭を酢飯とともに柿の葉にくるみ、杉の木箱に詰めて押し、翌日が食べごろ。紅葉の柿の葉を使う秋限定品もある。

【吉野×柿の葉寿司】香りもごちそうの食べやすい寿司「柿の葉すし たつみ」

鯖4個・鮭3個 1150円(7個入り)
艶と粘りを大切に福井県産コシヒカリを使い、ていねいに手押しする。魚は八戸の鯖や本鮭を使用。天然塩をブレンドした酢飯は、甘さを抑えたあっさり味。

【吉野×柿の葉寿司】香りもごちそうの食べやすい寿司「柿の葉すし たつみ」

東南院門前にある吉野杉を使う店構え

柿の葉すし たつみ

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山559-3
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00
休業日
不定休
料金
鯖4個・鮭3個=1000円(7個入)/

【吉野×柿の葉寿司】ていねいな手仕事による手軽な一口寿司「柿の葉寿司 やっこ」

金峯山寺門前で創業した大正時代から受け継ぐ製法を守り、骨抜きなど細かい作業も2人の職人の手仕事で仕上げる。3代目の店主曰く「昔ながらの味」を心がけるから老若男女から支持されるのも特徴。

【吉野×柿の葉寿司】ていねいな手仕事による手軽な一口寿司「柿の葉寿司 やっこ」

鯖・鮭 1600円(各5個入り)
産地の違う粘りのあるコシヒカリをブレンドした米。銚子や八戸などその年のおいしい産地の鯖や鮭を入手。作ったその日から美味なのも特徴。右は、秋限定の紅葉した柿の葉を使う寿司。

【吉野×柿の葉寿司】ていねいな手仕事による手軽な一口寿司「柿の葉寿司 やっこ」

金峯山寺蔵王堂の前にあり店内からの眺めは格別

柿の葉寿司 やっこ

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山543
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00
休業日
水曜、4・11月は無休(臨時休あり)
料金
柿の葉寿司(鯖・鮭)=1600円(各5個)/柿の葉寿司(鯖)=1100円~(7個)/

【吉野×柿の葉寿司】酢飯と合う鯖と鮭のハーモニー「醍予」

店主曰く「安心して召し上っていただくのがいちばん」と徹底した衛生管理など細心の注意を払う。塩加減を吟味した少し肉厚の鯖か鮭を酢飯にのせ柿の葉で包む。桜の時季は店内イートインも可能。

【吉野×柿の葉寿司】酢飯と合う鯖と鮭のハーモニー「醍予」

鯖4個・鮭3個 1150円(7個入り)
店主曰く「翌日がおいしい」という寿司は、福井県のコシヒカリを中心にしたブレンド米に、国内産鯖を赤穂の甘塩を使い店でしめる。

【吉野×柿の葉寿司】酢飯と合う鯖と鮭のハーモニー「醍予」

𠮷水神社に続く階段横にある街道沿いの店

醍予

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山937-3
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩17分
営業期間
通年
営業時間
9:00~売り切れまで
休業日
不定休(年末年始休)
料金
柿の葉寿司(7個入)=1150円(鯖4個・鮭3個)/

【吉野×柿の葉寿司】塩加減がほどよい昔ながらの味「ひょうたろう」

昔ながらの作り方を大切にし、鯖を塩だけで締めているお店。手間はかかるが余分な水分と脂が抜け、鯖のうまみだけ残す。塩鯖、酢めし、柿の葉が
時間経過とともに三位一体に。作った翌日が食べ頃。

【吉野×柿の葉寿司】塩加減がほどよい昔ながらの味「ひょうたろう」

鯖 1250円(8個入り)※価格は変更の場合あり
国内産の鯖に、精米してから1週間以内の米を使用。5~9月は新緑の柿の葉を使っている(要予約)。

【吉野×柿の葉寿司】塩加減がほどよい昔ながらの味「ひょうたろう」

世界遺産の「銅の鳥居」の横

ひょうたろう

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山429
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山山上駅下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00
休業日
月曜(GW・盆時期・年末年始は営業)
料金
柿の葉寿司(鯖、要予約)=1100円~(8個入)/

奈良の各地で味わえる柿の葉寿司

吉野以外にも、多くの支店を持つ人気店を紹介。奈良駅や観光スポットの近くにもあるので気軽に楽しみたい。

【奈良×柿の葉寿司】文豪・谷崎潤一郎も愛した寿司「平宗」

創業150年以上の、県内はもちろん全国でも知られる老舗。食通にも人気の味は、家庭の味だった柿の葉寿司を初めて販売したことでも知られる。時の天皇に献上した鮎寿司も人気。

平宗
奈良店/法隆寺店/吉野本店/西大寺店
【奈良×柿の葉寿司】文豪・谷崎潤一郎も愛した寿司「平宗」

柿の葉ずし8個入り(鯖、鮭1603円~)

【奈良×柿の葉寿司】口あたりの良さで好評「柿の葉すし本舗 たなか」

伝統の食文化を守りながらサンドイッチ感覚で気軽に食べられる柿の葉すし。定番の鯖はもちろん、鮭や鯛も人気。こだわりの鯖に近江米「日本晴」など厳選素材を使用。

柿の葉すし本舗 たなか
なら本店/奈良ショップ/近鉄奈良店食品売場
【奈良×柿の葉寿司】口あたりの良さで好評「柿の葉すし本舗 たなか」

柿の葉すし・7個入り(さば)

【奈良×柿の葉寿司】伝統と新感覚が人気の店「柿の葉ずし ヤマト」

粘りと旨みのあるコシヒカリを使ったほどよい酸味の酢飯との相性が良い、独自に厳選した鯖と鮭を使用。鯛やのどぐろ、しいたけ、アミエビ、とりそぼろなど、彩り豊かな柿の葉寿司も。

柿の葉ずし ヤマト
奈良宝来店/天理店/当麻店
【奈良×柿の葉寿司】伝統と新感覚が人気の店「柿の葉ずし ヤマト」

鯖4個・鮭3個

吉野のおすすめスイーツ&みやげ

吉野の名産である葛を使ったスイーツでひと休み。修験者に伝わる歴史ある漢方薬も見逃さずに。

【吉野のスイーツ】深い歴史をもつ伝統的な吉野葛「葛の元祖 八十吉」

嘉永4(1851)年創業の老舗。変わらない製法で作る純度100%の葛餅や葛きりを味わえる。席から望む吉野山の美しい景色も必見。

【吉野のスイーツ】深い歴史をもつ伝統的な吉野葛「葛の元祖 八十吉」

吉野天人。こだわりの黒蜜でいただく

葛の元祖 八十吉

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山561-1
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
10:00~17:00
休業日
水曜
料金
吉野天人=850円/

【吉野のスイーツ】中千本を眺めながら葛餅をいただく「芳魂庵」

蔵王堂の南側にあり、茶屋風の店構えで吉野葛を使うメニューが好評。毎朝手作りするという葛餅と香り豊かな抹茶で、なごみの時を過ごしたい。

【吉野のスイーツ】中千本を眺めながら葛餅をいただく「芳魂庵」

素朴な味わいのくず花とお抹茶のセット 750円

芳魂庵

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山550
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅下車、徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(L.O.)
休業日
不定休
料金
くず花と抹茶のセット=750円/

【吉野のみやげスポット】風雅な和紙と桜皮細工を販売「谷嶋誠心堂」

吉野和紙と桜皮細工の店。趣ある吉野の手漉き和紙は使い道もさまざま。絵はがきや一筆箋など手ごろな価格の小物も豊富に並ぶ。

【吉野のみやげスポット】風雅な和紙と桜皮細工を販売「谷嶋誠心堂」

多彩な工芸品が並ぶ

谷嶋誠心堂

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山944
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅で吉野大峯ケーブル自動車奥千本口行きバスに乗り換えて5分、勝手神社前下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
8:00~18:00、4月は7:00~
休業日
不定休
料金
ちぎり絵ハガキ=250円~(1枚)/和紙=各200~1200円/手すき便箋=500~700円/オリジナル掛け軸=800~1900円/桜皮細工茶筒=6000円~/

【吉野のみやげスポット】修験者が伝えた胃腸の良薬「藤井利三郎薬房」

吉野山の修験者が伝え続けた胃腸の良薬「陀羅尼助丸」を販売。オウバクやセンブリといった生薬を調合して作られる。

【吉野のみやげスポット】修験者が伝えた胃腸の良薬「藤井利三郎薬房」

自然の生薬のみで製造

藤井利三郎薬房

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山2413
交通
近鉄吉野線吉野駅から吉野山ロープウェイで3分、吉野山駅で吉野大峯ケーブル自動車奥千本口行きバスに乗り換えて5分、勝手神社前下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00
休業日
不定休(年末年始休)
料金
フジイ陀羅尼助丸=1620円(720粒入36分包)、3240円(1560粒入78分包)、2700円(1980粒入1瓶)、5400円(4200粒入1瓶)/

吉野の新着記事

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

筆者
jigen

まっぷるの奈良、山陰地方を担当。担当エリア以外にもオモシロネタを発信します!