陸上と海上をまたいで走る水陸両用バス「スカイダック」。「みなとハイカラコース」（大人3600円、2024年4月より土・日曜・祝日は3800円）は、横浜の魅力をいろんな角度から楽しめる贅沢なプランです。所要時間は50〜60分、ショッピングや食事のスケジュールに合わせ、気軽にトライできるちょうどいい“観光”ではないでしょうか。

チケットの購入は「日本丸メモリアルパーク」内の専用カウンターのほか、公式HPから事前予約が可能。専用カウンターでは当日券も買えますが、売り切れることもあるので、確実に利用したいなら事前予約がおすすめです。乗車するとバスはまず陸路で街に繰り出します。

乗車場所にもなっている日本丸メモリアルパーク

神奈川県庁本庁（キング）、横浜税関（クイーン）、横浜市開港記念会館（ジャック）の「横浜三塔」や「横浜赤レンガ倉庫」など、レトロな横浜をめぐると、いよいよ海へ。

陸を走っていたバスが海に入る瞬間は、水しぶきが大きく上がり、スリル満点！海上から約40分の遊覧を堪能できます。陸や高層階とは違った角度から見る水辺のみなとみらい、港町らしさを一層感じられるかもしれません。

海上から見るみなとみらいは別格

桜木町駅からベイサイドエリアまで続く約500mの遊歩道。「汽車道」と呼ばれるのは、明治44（1911）年に開通した臨港鉄道の一部を整備して造られていることに由来します。床にはレールの跡が残り、情緒感じられる水上のさんぽ道です。

「横浜ワールドポーターズ」や「横浜赤レンガ倉庫」、「MARINE & WALK」、「ハンマーヘッド」などへ歩いて行くにも便利。特に天気のいい日には絶好のさんぽコースです。潮風を感じ、景色を眺めながら、のんびり歩いてみませんか？

イギリス製トラス橋を保存利用

夜には観覧車やビル群がきらめき、ちょっとしたデートスポットにもなっています。
この汽車道の上空を走るように開業したのが、先ほどご紹介した「YOKOHAMA AIR CABIN」。空から眺める景色とは違うみなとみらいが望めるので、行きと帰りで違う手段を使うのもおすすめです。

おでかけや旅のプランは見えてきましたか？

ここでランチして、あの店で買い物して…とざっくり２〜３スポット決まれば十分です。現地には魅力的なスポットはまだまだありますから、行ってから発見するのも醍醐味。

近年はロープウェイが開業し、ますますエリア内の移動が楽になったみなとみらいエリア。基本的に歩いて気持ちのいいベイエリアですが、天候やプランによってバスやレンタサイクルなどを活用するのもおすすめですよ。