三重【伊勢・志摩観光】おすすめな楽しみ方をチェック!
お伊勢まいり、名物グルメ、ご利益のある神社、豊かな自然など話題豊富な伊勢志摩を思いっきり楽しむ方法をご紹介。...
更新日: 2024年2月25日
伊勢神宮の2000年の歴史のかたわらにはその威光がしのばれるスポットや、古来から神様へ捧げられる供物を作り続けてきた土地などがある。伊勢神宮の周縁を学びにぜひ訪れてみたい。
朝熊かけねば方参り、朝熊岳の山頂で古刹に参詣
伊勢神宮の北東にあり、昔から伊勢神宮への参拝後に参詣する習わしとされた。創建は古く、欽明天皇の御代に暁台上人によって開かれたと伝わる。平安時代に空海によって密教修行の一大道場として栄え、室町時代以降には伊勢神宮の鬼門を守るとして重視されるようになった。現在は臨済宗南禅寺の特例地となり、御本尊は伊勢神宮が式年遷宮を迎えた翌年に20年に1度ご開帳する。
神仏習合と朝熊の霊山信仰を併せ持つ寺
❶伊勢神宮の対であり鬼門に位置する
❷標高553mの霊山に建つ
神に捧げる御塩が作られる浜の社
神宮御料である御塩の守り神、御塩殿鎮守神をご祭神とする。御料とは神々へのお供え物を指し、専用の御料地で調製・収穫される。御料地には立ち入ることはできないが、御塩殿神社では古来からの塩作りの一端を垣間見ることができる。
2000年にわたって続けられる御塩作り
❶生命の源である米・塩・水は特に大切なお供え物
❷荒塩作り、御塩焼固まで一連の塩作りが神社内で行われる
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