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【伊勢神宮】参拝前に知っておきたい基本情報

by mapple

更新日:2018年3月21日

年間800万人が訪れる伊勢神宮。江戸時代に信仰が広がり「人生一度は伊勢まいり」といわれ人々の崇敬を集めてきた。古くから現在まで続く人々の憧れ「お伊勢さん」のいまさら聞けないあれこれをご紹介。

Q1 伊勢神宮ってどんなところ?

A 日本人の大御祖神である天照大御神を祀る神社。約2000年の歴史をもち、全国の神社の本宗として仰がれている聖地でもある。内宮や外宮をはじめとする125社が所属する。正式名称は「神宮」。

by fotolia - ©mtaira

内宮の入り口、宇治橋大鳥居

キホンにプラス!

別宮って?
内宮・外宮の正宮の「わけみや」のこと。正宮に続いて尊い宮とされ、全部で14宮ある。内宮・外宮の宮域内や伊勢市内の少し離れた域内などにある。

Q2 どうして伊勢にあるの?

A 『日本書紀』によると、第11代垂仁天皇の御代に永遠の地を探し、天照大御神が皇女倭姫命とともに諸国をめぐり、最後に伊勢にたどり着いた。「常世の波が押し寄せる美しい国。この国にいることにしよう」との天照大御神の言葉のとおりに、五十鈴川の川上に鎮座されたことが内宮の起源とされている。

by fotolia - ©oben901

天照大御神の荒御魂を祀る内宮・荒祭宮

Q3 季節によって見どころはどう変わるの?

A 樹齢100年を超す大木があるなど、伊勢神宮は自然も見どころのひとつ。特に3月下旬から4月上旬にかけての宇治橋周辺の桜は見事。1月下旬〜2月上旬にかけて内宮・子安神社周辺で寒桜も咲く。冬の雪景色もおすすめだ。

5月上旬〜6月下旬には外宮・まが玉池の花菖蒲が見頃

キホンにプラス!

宇治橋の日の出
11月下旬〜1月下旬にかけて、内宮宇治橋の大鳥居から日の出を望むことができる。

Q4 年間1500回以上ものお祭りがあるってホント?

A 毎日2回、神様へのお供えを準備する日別朝夕大御饌祭など多くの祭りが行なわれている。なかでも豊穣を感謝する10月の神嘗祭、6月・12月の月次祭は重要な祭りで「三節祭」と呼ばれる。

神宮の御神徳を宣揚する神楽祭

春と秋に行われる神楽祭では、内宮神苑に設けられる特設舞台で雅楽や舞楽が一般公開される(雨天の場合は参集殿の能舞台での公開)。

舞台を祓い清める舞楽「振鉾(えんぶ)」

Q5 20年に1度の式年遷宮って何?

A 20年に1度、社殿を建て替え、神様を新たな宮にお遷り願う神宮最大の祭りで1300年以上の歴史がある。信仰や伝統、技術を次世代に受け継ぎ、変わらぬ姿を維持することにより常若の精神を伝えている。

せんぐう館では式年遷宮について詳しく学べる
※休館中。再開時期未定

Q6 社殿はどんな造りなの?

A 出雲大社の大社造りと並んで日本で最も古い建築様式のひとつといわれる、伊勢神宮の「唯一神明造」の社殿を見てみよう。

平入の入り口

切妻造の屋根のふきおろした方向を平(ひら)といい、平側に入り口が造られる形式を平入という。

切妻造の屋根

屋根を棟から両側へふきおろし、両端は棟と直角に切られている。本を半分開いて伏せたような形をしている。

高床式の床

弥生時代に穀物倉の建築で発達した造り。ネズミなどの食害を防ぎ、風通しを良くすることで湿気を防いだ。

掘立柱の支柱

地面に穴を掘り礎石を使わずに穴の底にじかに柱を立てている。

屋根の上の鰹木

屋根の上に並んでいる鰹木。内宮は偶数で10本、外宮は奇数で9本と決まっているため、鰹木を見ればどちらの所管かがわかる。

こちらもチェック!

屋根を貫く千木屋根を貫く二本の木。千木の先端が水平なのが内削、垂直なのが外削という。

内宮と外宮の位置関係をおさえよう

外宮はJR/近鉄・伊勢市駅から徒歩5分の場所にありアクセスしやすい。内宮は外宮から5㎞ほど離れており、バスで10~20分ほどで行くことができる。

おもな移動手段はこの4つ!

路線バス
外宮から内宮まで約10~20分で結ぶ。1時間に1〜2便。

周遊バス 
伊勢、二見、鳥羽をめぐる「CANばす」は1日6便運行している。

観光タクシー
「美し国観光タクシー」があり、伊勢市、鳥羽市、志摩市内を効率よく観光できる。

 
外宮周辺に3か所、内宮周辺に8か所の専用駐車場がある。

参拝お助けガイド

おまいりは外宮から

お伊勢まいりは外宮から先にめぐるのがお伊勢まいりの習わし。外宮と内宮、どちらか片方だけ参拝するのは「片まいり」と呼ばれ避けるべきことといわれている。

期間限定で配布!

参宮の木札江戸時代、お伊勢まいりのシンボルとして旅人が携えたひしゃくになぞり、現代の参宮のシンボルは木札。外宮前観光案内所で平日に限り数量限定で無料配布するほか「旅処」の看板のある店では1個500円で販売する。1月9日〜3月30日の平日限定なので気をつけよう。

歴史が学べる伊勢神宮ガイドとめぐる神宮

ガイドは、ボランティアの「お伊勢さん観光ガイドの会」と、有料の「お伊勢さん」検定上級編合格者によるさらにディープな「お伊勢さん観光案内人」の2種がある

お伊勢さん観光ガイドの会
0596-23-3323(外宮前観光案内所)
9:30〜15:00(時間は相談可)、10日前までに要予約(外宮のみの案内は当日先着順で受付)
無料

お伊勢さん観光案内人
0596-24-3501(美し国観光ステーション お伊勢さん観光案内人受付係)
受付9:00〜16:00、3日前までに要予約
内宮3100円、外宮2100円(1〜5名の場合。6名以上は人数により変動あり。交通費等の実費は別途必要)

お伊勢まいりに+α

毎月1日限定朔日まいり

毎月1日(ついたち)に神宮へ参拝する伊勢の風習。月の初めの早朝にひと月の無事を感謝し、新しい月の無事をお祈りする。

開運を呼ぶ神様猿田彦神社

物事を良い方向へ導く猿田彦大神を祀る神社。内宮から徒歩20分の距離にあるためぜひ立ち寄りたい。境内には芸能上達の神様、佐瑠女神社も鎮座する。

どこか懐かしい町河崎

かつては伊勢中心地の台所としの役割を担っていた河崎。勢田川に沿って並ぶ昔ながらの蔵や商家が並び、面影を残している。

参宮前の禊の地二見興玉神社

大小並ぶ夫婦岩を鳥居とし、縁結びにご利益がある二見興玉神社。かつてはお伊勢まいり前の禊の地であった。参道には塩スイーツなどが楽しめる店も並ぶ。

二見浦の沖合には興玉神石が鎮座している

お伊勢さんを知るキーワード

一大ブームの伊勢まいり

江戸時代に五街道が整備されると庶民にもお伊勢まいりが広がった。村ごとに旅費を積み立てる「伊勢講」をつくり、くじで代表者を決めて交代で参詣したという。

物語のなかの斎王

神様に仕える未婚の皇女である斎王は王朝文学に描かれることが多い。『伊勢物語』や『とはずがたり』といった斎王ゆえの悲恋物語は時代を超えて読まれている。

御師(おんし)

江戸時代に活躍した御師は、お札や伊勢暦などを手みやげに地方に出向き信仰を広げ、檀家が伊勢まいりに来ると案内や宿泊のもてなしまでも行う、伊勢のツアーコンダクター。

御料(ごりょう)と御料地(ごりょうち)

年間1500回の祭りを行うためのお供え物を御料、御料を調達するための神田や御塩殿を御料地と呼ぶ。御料地内は立ち入り禁止。

おかげ犬

江戸時代、主人に変わって伊勢まいりをした犬。参拝客や茶店に世話になりながら旅をした。代参するとお札を家に持ち帰ったとか。歌川広重の浮世絵に記録が残る。

神路通り(かみじどおり)

別宮の月夜見宮から外宮北御門まで続く約300mの道路。月夜見宮の祭神・月夜見尊が外宮祭神・豊受大御神のもとへ通う道といわれる。

参拝がもっと楽しくなる! 神様相関図

伊勢神宮に祀られている神様とゆかりのある神様をご紹介。

伊弉冉尊(いざなみのみこと)   
複数の神々を生んだのち、黄泉国を支配する黄泉大神となった。      

和久産巣日神(わくむすひめかみ)

豊受大御神(とようけのおおみかみ)
穀物の生育を司る神・和久産巣日神の娘とされ、
天照大御神をはじめとする神々の食事を司る。

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊とともに国をつくり、万物の創造に関わった男神。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)
神々が暮らす天界を統治した太陽神。皇室の祖先であり、最高位の神様としてあがめられている。

月読尊(つくよみのみこと)

素戔嗚尊(すさのおのみこと)

櫛稲田比売(くしなだひめ)
(建速須佐之男命 たけはやすさのおのみこと)

『古事記』に描かれるエピソード

父親の左目から生まれた天照大御神

『古事記』によると、「黄泉の国から帰ってきた伊弉諾尊の禊によって左目を洗うことで誕生した」とある。伊弉諾尊は神の国、高天原を治めるように告げた。

天照大御神の岩隠れ

海の世界を治めず乱暴狼藉を犯す弟神に怒った天照大御神は天の岩戸に隠れてしまう。地上が暗闇に閉ざされて困り果てた八百万の神々は、天鈿女命に滑稽な舞を踊らせるなどの儀式を試み、天の岩戸から出すことに成功。これにより地上に再び光が戻ってきたという。

筆者:mapple

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