【青森】旅の魅力を探る5つのキーワードをチェック!
移り行く季節ごとに異なる表情を見せる絶景や祭り。アート作品や歴史的建造物に見る素敵な意匠、外せない温泉やグルメ。青森独自の方言をキーワードに、青森の魅力を探ろう!...
更新日: 2018年7月30日
8月に行なわれる大迫力なお祭り・八戸三社大祭に、春の訪れを告げる八戸えんぶり。見どころをチェックして、伝統に触れよう。
壮大な歴史絵巻を展開 7/31~8/4
神話や伝説、歌舞伎などを題材に物語の場面が飾り付けられた27台の山車が出る。平成28年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。
豪華絢爛な山車
高さ10m、幅8mにも広がる山車が27台も八戸市中心部を運行。山車は道幅に合わせて広がったり人形が上下に動いたりと数々の仕掛けが観客を圧倒する。
7/31 前夜祭
八戸市中心部にライトアップされた27台の山車が一斉に展示される。
8/1 お通り
山車が神社行列を伴って運行。行列には虎舞・神楽といった郷土芸能も見られる。
8/2 中日
ライトアップされた山車が運行。また、山車の審査発表も開催される。
8/3 お還り
1日のお通りと同じく、山車と行列の運行が見られる。
8/4 後夜祭
山車が一斉に展示され、祭りはフィナーレを迎える。
ライトアップ
中日の18時からはライトアップされた山車が練り歩く。ライトに照らされながら動く仕掛けに圧倒される。
お囃子
煌びやかな山車を先導するお囃子は子どもたちの役割。太鼓の連打と笛の音色が祭りを盛り上げる。
法霊神楽
山伏による神楽のひとつ。数人の舞手が獅子頭を打ち鳴らす「一斉歯打ち」が最大の見どころ。
一年の豊作を祈願 2/17~2/20
青森県の代表的な民俗芸能で、春を告げる豊年祈願の祭り。毎年2月17~20日に行なわれる。舞い手とお囃子による「えんぶり組」が三十数組参加し、市内各所で舞を披露する。
迫力ある舞
華やかな烏帽子をまとい、大地を摺る太夫の舞。これは冬の間眠っている田の神をゆさぶり起こす儀式とされ、種まきや田植えなどの動作を表現している。
2/17~2/20 奉納摺り、えんぶり行列・一斉摺りなど
早朝、えんぶり組が長者山新羅神社にてえんぶりの摺りを奉納。また、八戸市庁舎前広場の特設ステージなど市内各所にてえんぶりを公開。
えんぶり行列・一斉摺り
えんぶり行列が市内中心部を練り歩く。中心部に30数組のえんぶり組がそろって、一斉に舞う一斉摺りは祭り最大の見どころ。
お庭えんぶり
国の登録有形文化財の更上閣で披露されるえんぶり。甘酒とせんべい汁を味わいながら観賞することができる(2100円)。
祝福芸
摺りの合間に軽快な笛や手平鉦にのせて行なわれる明るい舞。子どもたちの愛らしい姿が観客をなごませてくれる。
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