【伊香保温泉&富岡製糸場】1泊2日おすすめモデルコース!
1000年以上の歴史がある伊香保温泉では昔ながらの風情が漂う。2日目は世界遺産の富岡製糸場をハイライトに、B級グルメや群馬特産のこんにゃくなど、食も満喫!...
石段街からひと足のばせば、そこにも魅力的な観光地が満載!知る人ぞ知る秘湯めぐりからロープウェイで温泉街の眺望を楽しんだり、アートの世界にどっぷり浸ったりするのもおすすめ。
●所要時間:約1時間 ●移動手段:徒歩またはタウンバス
ゆっくり散策しながら秘湯の露天風呂をめざそう。途中フォトスポットや「黄金の湯」が飲める飲泉所もあるので要チェック。
START
伊香保随一の紅葉スポット
ゆるやかなアーチを描く朱塗りの太鼓橋と紅葉の取り合わせが美しい。寒暖の差が激しいため、木々がひときわ鮮やかに色づく。
ココが見どころ!
緑の木々と赤い橋の美しいコントラストにうっとり。伊香保温泉随一のフォトスポットでもある
【必見】
紅葉の時季はライトアップ
10月下旬~11月中旬の16時30分~22時30分にライトアップを実施。渓谷の自然と見事に調和して、錦絵のよう。
秋はモミジ、クヌギ、カエデなどがいっせいに色づく
鉄分たっぷりの黄金の湯
伊香保温泉露天風呂に向かう道沿いにある飲泉所。消化器系の病気、慢性アレルギーなどに効果があるとして飲まれている。
黄金の湯は鉄分を多く含むので食後に飲むといい。誰でも自由に飲める
源泉からいちばん近い露天風呂
竹垣に囲まれた露天風呂。泉質は硫酸塩泉で、なめらかな湯質。そばにある源泉湧出口観覧所では自噴する伊香保の湯が見られる。
ココが見どころ!
無臭&無色透明な湯が空気に触れて茶褐色に染まる温泉。源泉湧出口の色と比べてみよう
伊香保温泉の最奥にある入浴施設。男女別々なので、女性も安心して入れる
【必見】
源泉湧出口観覧所をチェック
源泉が湧出する様子がドーム状のガラス越しに眺められる。湧き出したばかりの湯は、酸化していないため無色透明。
温泉街は高低差があるので、利用価値大。料金は1回100円から。水沢方面へのシャトルバスも運行しているので利用して。
坂道などで威力を発揮する伊香保タウンバス
●所要時間:約45分 ●移動手段:徒歩
温泉街に広がる絶景を楽しむなら、ロープウェイがいち押し!山頂から望む赤城山や谷川岳のパノラマビューは圧巻のひと言。
START
木々を眺めながら標高1000mへ
温泉街のはずれから、見晴展望台へ向かうロープウェイ。不如帰(ほととぎす)駅から見晴(みはらし)駅まで片道4分で行ける。
「まちの駅ふるさと交流館」の4階にある不如帰駅
ロープウェイが発着する見晴駅。標高932mの山頂にある
見晴駅の展望台まで4分間の空中散歩。眼下に広がる絶景にうっとり
展望台から伊香保を一望
見晴駅周辺に整備された公園。赤城山や谷川連峰を見渡せる展望台、ときめきデッキがあり、自然が織り成す絶景を満喫できる。
天気のいい日は苗場方面や谷川岳、みなかみ方面まで望める
ココが見どころ!
デッキからは二ツ岳を中心に東西2.9km、南北1.9kmの広大な伊香保森林公園が一望できる!
伊香保唯一のつぶ餡まんじゅう
昭和38(1963)年に創業した和菓子店。こし餡、つぶ餡、虎豆餡の3種類の自家製餡が自慢で、特に湯の花まんじゅうが人気。
湯の花まんじゅう(つぶ餡)1個 90円
伊香保名物。北海道十勝産の小豆を使用。こし餡とつぶ餡の2種類がある
厳選した材料のみです!
現在2代目。昔ながらの製法でひとつひとつ心を込めて作っている
●所要時間:約2時間30分 ●移動手段:車またはタウンバス
画家&グラフィックデザイナーとして有名な竹久夢二が愛した伊香保。豊かな自然の中で多彩なアートを楽しんでみては?
START
大正ロマンに代表される画家
榛名山美術研究所の建設を夢見た夢二の思いに応え開館。本館「大正ロマンの館・黒船館」、新館「義山楼」などからなる。
美人画のほか、スケッチ帳、装幀本などを所蔵
ココが見どころ!
榛名山賦。早春の榛名山を背景に立つ女性。夢二の描く女性は「夢二式美人」と呼ばれていた
竹久夢二ってどんな人?
明治17(1884)〜昭和9(1934)年/岡山県生まれ。独特の美意識による美人画で一世を風靡。浴衣やパッケージのデザインも手がけ、幅広い分野で活躍した。36歳のときに伊香保を訪れて以来、この地を愛し続けた。
がまぐち 10044円
文庫革に夢二デザインの柄が入った逸品
夢二マグカップ(黒船屋)1296円
「黒船屋」のほかに「雪の風」「七夕」もある
夢二ミルクキャラメル 216円
夢二がデザインしたパッケージの復刻版
『頭文字D』がモチーフのカフェ
車好きのオーナーが経営するカフェ&ショップ。人気コミック『頭文字D』をモチーフに、オリジナルスイーツやグッズを販売している。
店脇には『頭文字D』に登場する車たちが!すべてオーナーが所有している
頭文字Dハチクロカレー 540円
主人公である拓海の愛車、ハチクロをイメージした黒カレー
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。